宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

保湿ケアのお話

2008年09月13日 15時58分22秒 | スキンケア
秋がやってきました~。
木の葉が少しずつですが、日に日に黄色く色づき始めています。
さて、木の葉が色変わりするのと同時に、肌の水分量も変化し始めます。
まだ夏のなごりのような暑さで汗ばむ日もありますが、それでも確実に皆さんの肌の水分量は低下し始めているんです
私は外来診療の中で、いつも保湿ケアの重要性について皆さんにお話ししています。
保湿というものは百利あっても一害もありません。
保湿のしっかりできた、潤いのある皮膚は良いことずくめなんです
見た目がしっとりしてきれい、お化粧ののりが良い、カミソリ負けしにくい、花粉などにかぶれにくい、ニキビがでにくい、湿疹がでにくい・・・などなど良いことばかりなんですよ。
顔の保湿をするには、まず安全な石けんでていねいに皮膚の汚れを落とし、そのあと、皮膚が水分で潤っているうちに化粧水や乳液をつけます。そのあと、しっとりとしたジェルや保湿クリームを丁寧に塗っておきましょう。
体は入浴後に、水分が皮膚に残っているうちに保湿クリームを塗りましょう。
これからは1日1日皮膚が乾き始めますよ。
皆さん、油断しないでくださいね。


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