昨日、ネット上でうろうろしていたら、ある大学生の女の子の書き込みを
見つけました。
社会人の彼氏と同棲していたのだけれど、彼氏が仕事からのストレスなどで
自分に対して日常的に「ばか」「死ね」を繰り返し言い、しまいには首を
絞めたりするとの事。
そして、やり過ぎたと思う次の日には一応謝るのだけれど、また同じ事を
繰り返すので、辛くて同棲を解消した。
けれど、本当は彼が大好きで、彼に変わってもらって、また一緒に暮らし
たい、というような書き込みでした。
私は以前から、モラル・ハラスメント(=精神的虐待、家庭内いじめ)を
勉強していたのですが、彼女はそのモラハラ関係のコミュニティの中に
その書き込みをされていました。
(モラル・ハラスメントについてはこちら をご覧になってみて下さいね。)
今は同棲は解消しているし、彼は遠く離れたところで暮らしていて、婚約
しているわけでもない。
でも、なぜか彼女の心が彼を欲しているのです。
たくさんの人たちが、そんな人とはきっぱり別れるように勧めていましたが、
彼女にはピンと来ないみたいでした。
自力では動き出せない様子の彼女を思って、経験者の方が、ご両親に助けて
もらえないですか?という提案をされました。
大学生の彼女のご両親は、まだ40代前半。私と変わらない年だそうです。
もし、その40過ぎのお父さんが、自分が彼からされてきた事を知ったら、
何をするかわからないので怖い、とその女の子は書かれていました。
そのやりとりを見ていて、私はたまらない気持ちになりました。
もし、もし、これが大きくなった海だったら・・・。
「ばか」「死ね」と首を絞められ、泣き、苦しみ、誰かに助けを求めている
のが、私の大事な海だったとしたら・・。
本当は海じゃないのに、知らない誰かの事なのに、私は真夜中に涙が
止まらなくなってしまいました。
そして、思ったのです。
親は産まれた我が子を抱いた瞬間から、いろいろ上手下手はあるにしても、
子どもの幸せを願い続けている生き物なのだな、と。
(不幸にして、子どもの幸せを願えないままの親もいるのは十分存じて
おります。でも、ここでは、良心的な親について書かせて下さい。)
だから、彼女に、もしご両親があなたがされてきた事を知ったら、身を
引き裂かれるほど辛いと思う、と伝えました。
自分の命に代えても守りたいと本気で願う、そんな我が子の首を絞める
人間がいたとしたら、私は絶対その人を許せないし、代わりに首だって
しめるかもしれません。
この学生さんには、早くそんな人とは別れて幸せになって欲しいし、
どんな形でも、自分が心から幸せだと感じながら生活する事が、
ご両親への本当の親孝行なんじゃないかな?って思いました。
子ども達には、しょっちゅうつまんない事で怒ってしまうし、ちゃんと
相手をしてあげられない時だってあるけれど、実は私は、この子達に
本当に幸せになって欲しいと、心から願っている事を今回実感しました。
そして、自分も両親の子である以上、幸せでいられるように頑張って
ささやかでも親孝行し続けていきたいなぁって、思った1日でした。
見つけました。
社会人の彼氏と同棲していたのだけれど、彼氏が仕事からのストレスなどで
自分に対して日常的に「ばか」「死ね」を繰り返し言い、しまいには首を
絞めたりするとの事。
そして、やり過ぎたと思う次の日には一応謝るのだけれど、また同じ事を
繰り返すので、辛くて同棲を解消した。
けれど、本当は彼が大好きで、彼に変わってもらって、また一緒に暮らし
たい、というような書き込みでした。
私は以前から、モラル・ハラスメント(=精神的虐待、家庭内いじめ)を
勉強していたのですが、彼女はそのモラハラ関係のコミュニティの中に
その書き込みをされていました。
(モラル・ハラスメントについてはこちら をご覧になってみて下さいね。)
今は同棲は解消しているし、彼は遠く離れたところで暮らしていて、婚約
しているわけでもない。
でも、なぜか彼女の心が彼を欲しているのです。
たくさんの人たちが、そんな人とはきっぱり別れるように勧めていましたが、
彼女にはピンと来ないみたいでした。
自力では動き出せない様子の彼女を思って、経験者の方が、ご両親に助けて
もらえないですか?という提案をされました。
大学生の彼女のご両親は、まだ40代前半。私と変わらない年だそうです。
もし、その40過ぎのお父さんが、自分が彼からされてきた事を知ったら、
何をするかわからないので怖い、とその女の子は書かれていました。
そのやりとりを見ていて、私はたまらない気持ちになりました。
もし、もし、これが大きくなった海だったら・・・。
「ばか」「死ね」と首を絞められ、泣き、苦しみ、誰かに助けを求めている
のが、私の大事な海だったとしたら・・。
本当は海じゃないのに、知らない誰かの事なのに、私は真夜中に涙が
止まらなくなってしまいました。
そして、思ったのです。
親は産まれた我が子を抱いた瞬間から、いろいろ上手下手はあるにしても、
子どもの幸せを願い続けている生き物なのだな、と。
(不幸にして、子どもの幸せを願えないままの親もいるのは十分存じて
おります。でも、ここでは、良心的な親について書かせて下さい。)
だから、彼女に、もしご両親があなたがされてきた事を知ったら、身を
引き裂かれるほど辛いと思う、と伝えました。
自分の命に代えても守りたいと本気で願う、そんな我が子の首を絞める
人間がいたとしたら、私は絶対その人を許せないし、代わりに首だって
しめるかもしれません。
この学生さんには、早くそんな人とは別れて幸せになって欲しいし、
どんな形でも、自分が心から幸せだと感じながら生活する事が、
ご両親への本当の親孝行なんじゃないかな?って思いました。
子ども達には、しょっちゅうつまんない事で怒ってしまうし、ちゃんと
相手をしてあげられない時だってあるけれど、実は私は、この子達に
本当に幸せになって欲しいと、心から願っている事を今回実感しました。
そして、自分も両親の子である以上、幸せでいられるように頑張って
ささやかでも親孝行し続けていきたいなぁって、思った1日でした。
本当にそうですよね、親にしたらたまらないです、大事に育ててきた子どもがそんな思いをするなんて。
大事に育ててもらったからこそ、相手に優しい気持ちを持つことが仇になったり、不幸にも親から大事に育ててもらえなかったからこそ、優しげな態度がちょっぴりでもあればそれにしがみついてしまったり、モラハラの害毒はどんな人間にも取り付く危険があることが、本当に恐ろしいことだと思います。
私もモラハラから抜け出したわけですが、今は娘がその被害に遭うことが決してないように、何が正しくて何がそうでないか、難しいながらもきっちり伝えていかねばと思う毎日です。
本当にいろんな人がいますね。
自分も仕事上、耳を疑うような境遇の人と
接することが多いです。
なんとか変えてあげたい。変わってほしい。でもその願いの多くは聞き届けられません。
整体的子育て、やるしかないです。
草履もいいとおもいます。
うちの子はいつも草履ですよ。
本当に、その渦中にある人には、なかなか伝わりにくいものなのですよね。
やはり脱出されていない、他の被害者の方から寄り添われると、また元に戻ってしまうというか。
だけど、親御さんも気づかれているようですし、そう長くは今の状態が続く事はないと信じたいです。
そして、私達は、子ども達がその被害者にも加害者にもならないように、今までの経験なり、知識なりを出来る限り伝え、活かしていかなければいけないのですよね。
10年後には、モラハラの認知度が上がって、「ああ、この人そうだ!」と娘達がすぐに気づけるような時代になっていてくれるといいですね。心からそう望みます。
背筋を伸ばし、凛と生きられるように、親として子どもにできる事、していきたいと思いました。
そして、私自身も健全な心でありたいなぁ、と。
コメント、ありがとうございました!!
自分でも良くない状況は分かっているのに、これだけ周りが懸命に救い出そうとしているのに、自分の気持ち次第で抜け出せる状況にあるのに、でも抜け出せないなんて・・・
自分の子に置き換えるなんて考えてもみませんでしたが、いぐすけさんのおっしゃるとおり、もしこれが我が子だったら、どんなに辛いだろう、って思います。
自分が辛い状況にあったら、家族だって当然辛いですよね。子供には幸せであってほしいし、そうなってもらいたいからこそ人との関わりについては特に大切にしてほしいと願っているんです・・・
子供たちが幸せになるためには、まず、自分が楽しそうにしていることかな、と私は思っています。子供だって、親が幸せそうにしている姿を見れば、自分も自然にそうなりたいって思ってくれるんじゃないかな、と思って。
いろいろ考えちゃいました。
いぐすけさん、ためになるお話をありがとうございます♪
私も自分の子供(息子だけど)がそんな目にあってたら辛いです。絶対、親である私に相談してほしいです。
抜け出したくても身動きがとれないモラハラの被害者の方たちの気持ちは私も経験者なので痛いほどわかります。
自分のパートナーも、自分の親もモラだったから、相談なんてできなかったしね。
息子がいつかモラのようになったらどうしようかと思ったときもあります。
考えると恐ろしいですね。
HAPPYでにこにこな人生を送られてる場合、子どもがこういう
トラブルに巻き込まれても、そこから、素早く抜け出せる可能性は
高い気がしますね。
被害者の方は一般的に、優しく、慈悲深く、寛容な方が多いです。
こういった被害は、はっきり言って、インフルエンザのようなもので
誰の身に降りかかってくるかもわからないんです。
だけど、違うのはその後です。
個人差はあるにしろ、最終的に、そこから抜け出す勇気と
知恵を持った子にしてあげたいなぁって、切に思います。
一緒に楽しみながらも真剣に、子育てしていきたいですね!!
ありがとうございました。
最近では、モラ被害のない生活に落ち着かれておられるようで、
(あ、お母さんは相変わらずなのかな?)
よかったなぁって思っていました。
それにしても、「自分の子どもがもし加害者になったら・・」
って思うほど、恐ろしい事はないですね。
加害者は治らないって事、被害者の皆さんは痛いほど、
知っておられますもんね。
私も、hirobonitaさんのコメントを読んで、加害者にならない
子育てについても、もっと真剣に考えたくなりました。
意味深いコメント、ありがとうございました!!