えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

鎮魂歌 終章

2008-02-10 13:29:05 | 航海日誌

 昨日は降り積もる雪をめでつつ
なんとも対処しずらくなった相場を振り返る えいちあーる亭 亭主
いつもならSTOP安銘柄はオーバーシュートも手伝ってリバ鳥のチャンスだったのにリバウンドどころか
オーバーナイトで持ち越そうものならさらに下値を探る展開に危なくて手も出せない

これはここまで下げてきた景況感の失速が下げ止まるどころかさらに加速していることを示している
ふりかえれば年金問題で国への信頼がゆらいだ昨年の夏から一直線で下げてきた日経平均はすでに
2005年の水準まで下落。この半年程度の間に3年の間「痛みに耐えて」積み上げてきた国民の努力が水の泡に・・・
無策だけならまだしも、票欲しさのあまりバラ撒きに転じたサルを見限って   
日本から流出する海外資金の大きさをいまさらのように実感するわたくし。改革に期待したのはむしろ彼らだったわけで
日本国民として期待してくれた彼らに申し訳なく思うのはわたくしだけ・・・・?

小泉改革は必要だったかも知れないけれど、でも雇用形態を根本から突き崩す派遣を緩和したことで
お手洗い会長やグッドウィルに代表される悪党の跳梁跋扈をまねき、その結果、国民のモラルや魂といったものが
どれだけ汚染されたことか。その一点をとってもわたくしが腐れ外道と口汚くののしることは許されていいと思う ???

おりしもサブプライムに代表される資本主義の暴走(カネが金を産む)は
時代が大きなターニングポイントに近づいていることを告げていると思う えいちあーる亭 亭主

春闘のニュースがほころんだ梅の花のようにちらほら
会社が誰のものか、労働分配率の再検討等々、もう一度この国を原点に立ち返って検討するべき時期に来ている
生産性だけにとらわれて低賃金の国との競争を際限なく続けるのか、あるいは日本にしかできないことを改めて考えるのか
カネがなくて結婚もできず、子供を育てるどころか子供を生むことも出来ない社会環境は何処へ行き着くのか・・・
そしてこの時代の息苦しさからまだ目をそらすのか、それとも神国日本に神風は再び吹くのか・・・  
この春のサルの行方が気になるわたくし

与党はサミットがすむまでとアナウンスしているけれどそうではあるまい
暫定税率を通して自分たちの食い扶持を確保したら支持率の低下をネタにこれでは選挙を戦えないとか言って
引きずりおろすのは目に見えている。暫定税率法案の更新は彼らのカレンダーにはしっかりと書かれていたはず
それを見越しての担ぎ出しだったとするならさすが永田町の読みは深い・・・

しかしサルにしても、とんずらしたあべちゃんの後だけに内閣の鼻面を掴んで引き回して
うまくマスコミを味方につければなんとかやりようもあったろうに馬鹿正直に閣内や支援者の顔色を伺ったことで
チャンスをモノにできなかったいかにも古色蒼然とした古い政治屋だったわけで
おそらくこれが最後のレクレイム  もう書くことはあるまい・・・

昨日 You Tibeでタクローの曲を探しているとき、こんな投稿を発見 申し訳ないが気分がいい・・・
よき時代をすごしてきた最後の世代としてなつかしく映像に見入る えいちあーる亭 亭主でした

      ♪ 好きも嫌いも自分で決めた いまさら誰を恨みましょう

 


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