えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

断捨離

2016-09-22 20:25:12 | 航海日誌
台風もやり過ごしてさしたる不都合もなく迎えた休日。台風にかき回されて空気が入れ替わったのか、夜はユニクロのステテコでは寒いわけで。まずはパジャマからと箪笥から引っ張り出したのは年代物のベネトンのパジャマ。夏から秋へ 春から夏へといった極短い季節に現れては箪笥に戻る季節限定のパジャマ。お腹から右脇腹にかけての生地のヘタリ具合が気になっていたところ、袋とじ部分に指が引っかかったのか10センチほどのゴムが露出して、着るには差し支えないというもののパジャマの上着を着ることは少ないわたくし。

ここまでくる間に何度か捨てようとしたことはあったのだけれど、夫婦で嵌ったベネトンの色使いに買い揃えた衣料。売り場のショーケースの配置も思い出せるほどの集中した記憶までがそのパジャマにくっついているわけで。。
 
擦り切れてしまったパジャマをゴミ箱に入れて さようなら、とつぶやいてみるえいちあーる亭 亭主 売り場を二人でそぞろ歩いた記憶は今もこの胸に消えずにあるわけで。モノにこだわる必要はない。モノに託した思いを抱えてどれだけの人が暮らしているのか。古い古いパジャマを捨てて思ったことは、捨てられない思いを捨てられない人たちのおそらくはやさしさ、ならばこのわたくしは?

最近思ったこと、特に退社してから買ったもの集めてきたモノがようやく自分に似あってきたみたいな。自分に今、何が必要なのか。この歳になってようやくわかりかけてきた。
自分というものを見つめて問い続けて、その中でどうしようもなく欲しかったもの、手に入れたかったモノ、そう言ったものがようやく答えてくれる時間、でも。

息子がいるシンガポールに出掛けてみてようやく分かった。プラダやビトン。一点豪華主義とはいうけれど、似あっているしさりげなく使う、(日本よりおそらく治安は確実に悪いはず)でも、席取りにプラダを使うか?さらにフェンディのスカーフをまとうあたり。東京の繁華街はこのような有様なのだろうなと思った えいちあーる亭 亭主。わたくしのチープでおしゃれそうなショルダーバック。ショルダーベルトを替えるまでは使い物にならなかったわたくしのバックのみすぼらしさ。

まだまだ修行が足りない 断捨離とは自分の欲望のサイズと見つけたり
コメント
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坂崎幸之助商店