えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

聖バレンタインの虐殺 その後

2012-02-21 21:44:00 | 航海日誌
先週火曜日、前場もたついたあげく下げ始めた板にここぞとばかりに売り込んだ売りブタどもをサブマシンガンで一網打尽に撃ち落した日銀の「聖バレンタインの虐殺」から1週間。口惜しさのあまりさらに売りつのった売り方が退場していくなか、売るか、買うか、何もしないか。その三つの選択肢しかないのに一方にベクトルがかかると人間の心理というやつはそのポジションをはずすまで周りが見えなくなるわけで。岡目八目とはよく言ったもので利害関係のない第三者から見える視野の広さこそが相場で生きる文殊の知恵。こだわらずその思い込みからまず身を引く(損切りして出直す)ことで見えてくるものもあったりするわけで。。。。

週末の世論調査ではドジョウ政権の支持率は続落、日銀の金融緩和で一気に80円台に迫ったドル円相場を背景に底を打った日経平均。長期チャートを見れば土筆の芽が出た程度とはいえ短期筋が中心と思われる投機家の懐の回復具合には十分なわけで東証2部の32年ぶりの連続陽線。アメリカのQE2で刷りまくったドル札の流通量は円の3倍。希少価値となったの日本銀行券は一朝事あれば50円台もありうると、投機家を萎縮させたわけだが前回設定した資産買取の枠を大幅に残したまま一層の資産買取による金融緩和といわれてもリップサービスと思っていたら意外や、この円安。日銀が銀行券発行の上限解除を口先だけでも宣告していたらどうなったことやら。

消費税増税よりも議員定数よりも議員歳費を削るのが先だろうと思うえいちあーる亭 亭主。政治で飯を食おうとするな!特に松下政経塾出身者ども。あれは国を滅ぼす塾と思っているわたくし。決断できない学者総裁なんぞ要らない!実務の取れる日銀総裁を、白川が無能さをさらしているのに安穏と国民の税金をむさぼっているかと思うとどれだけ口惜しい思いをした経営者や投資家がいたことやら。。

この円安株高でどれだけ凍えた人の心が緩んだことか。税金は人々の心に余裕が生まれて消費を始めるところから始まる。金が足りないからまず年貢を召し上げるのではやってることは時代劇の悪代官と変わりないわけで。この相場で人の心が温まってようやくカネが動き出す。そんな希望が見えかけた中、消費税を上げた首相になるのが執念となったドジョウには「海賊王にオレはなる!」みたいな(笑)アニメみたいにきれいな思い込みならいいのだけれどこの1週間これでもかと上値を売り叩いて退場して逝った個人凍死家同様おかしなベクトルがかかったまま抜き差しならぬところまで逝くしかないようにみえて。。。

泥に沈むのはドジョウだけでいい。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂崎幸之助商店