キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

ヴェネチアでフリータイム

2011年10月29日 | イタリア旅物語2011
 夕方まで自由行動でしたが、松本先生のご案内で「サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会」に向いました。
 
 リアルト橋からしばらく行くと、サン・ポーロ広場の少し先に、14~15世紀のゴシック様式で建てられた教会が現れます。この教会には、ヴェネチア派を代表する画家ティツィアーノ(英語名ではティティアン)が眠っているのです。

 入ってすぐの正面奥に、ティツィアーノの代表作「被昇天の聖母」がありました。
 聖母マリアが天に昇っていく神々しい姿を描いた祭壇画です。
 教会の穏やかな静寂と優しい光りに包まれて、その美しい絵を見つめていました。

 ティツィアーノは、赤毛の女性を好んで描いたため、赤毛の女性をティティアンとも呼ぶようになったそうです。その名前は『赤毛のアン』に出てきます。

 『赤毛のアン』では……
ダイアナが言った。「アンのことをとても褒めていた人がいたわ『舞台にいる、あの美しいティティアンの髪をした女の子は誰だい?絵に描きたいような顔つきをしているね』ですって。でも、ティティアンの髪って、なあに?」
「言い替えると、ただの赤毛のことよ」アンは笑った。「赤毛の女の人を好んで描いたティティアンという有名な画家がいたのよ」  
                         『赤毛のアン』第33章「ホテルの演芸会」  

  
リアルト橋の下を水上バス「ヴァポレット」が通っていきます リアルト橋から望む、大運河の眺め
  
教会へ向う途中、フィレンツェに本店のあるマーブル紙のお店を見つけました、みんなで、イニシャルがデザインされた綺麗なスタンプを買いました 
  
豪華なディナーが待っているので、ランチは軽くサンドイッチで フラーリ教会に到着しました
  
   ヴァポレットに乗って、ロバート・ブラウニングが亡くなった家を見に行きました  
  
      こちらはロバート・ブラウニングの別邸、素晴らしい中庭を拝見しました
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