キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

愛の街の思い出

2021年03月13日 | お気に入り
 バレンタインシーズンに飾っている、小さなロミオとジュリエット。
 10年前のイタリア、愛の街ヴェローナの思い出。
 旅に出ると、手のひらサイズの小さなものを買って帰ります。

 3年前アルザスの旅でご一緒したMOさんがおっしゃっていましたね。
 人生の旅立ちのとき何も持って行けないけれど、思い出だけは持っていける。
 だから高価なものはいらない。多少無理しても旅に出るの。必ず行けなくなるときが来るから。

 今、その言葉を噛みしめています。
 そして、楽しかったひとつひとつの思い出が私の心を豊かにしてくれています。。

 辛かったことはいつか忘れてしまう、良い思い出は忘れないどころかどんどん美化される。
 人の脳の仕組みについて、先日脳科学者の方がテレビでおっしゃっていました。

 そうなのね。年齢を重ねて、私もやっとそのことに気づきました。
 
 
 バカラ村で、フランス色のキャンディ型カトラリーレスト、一点一点手作り