キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

ポターが暮らしたヒル・トップ

2009年07月27日 | イギリス物語紀行2009
 ヒル・トップに到着♪ この玄関先は『こねこのトムのおはなし』に出てきます。

 13時30分 専用バスでニア・ソーリー村へ
 
 ニア・ソーリー村にある農場ヒル・トップは、作家ビアトリクス・ポターが1905年に購入し、後半生を過ごした家です。内部の家具や小物は、ポターが暮らしていた当時のまま再現され、手紙や挿絵なども展示されています。現在は、ナショナル・トラストにより管理されています。

 映画『ミス・ポター』を観て以来、一度は行ってみたいと憧れていた場所に、とうとう来ることができました。

 ヒル・トップの玄関や暖炉、食器棚、廊下、畑、お庭などは、ポターが描いたピーターラビットシリーズの中にたびたび登場していますので、初めて来たのに懐かしい♪ 絵本の世界そのままの風景が広がっていました。

 ひとくちメモ
 ビアトリクス・ポターは、1866年ロンドンの裕福な家庭に生まれました。子供の頃からスケッチに熱中し、避暑に訪れた湖水地方でさらに豊かな感性をはぐくみました。36歳で「ピーターラビットのおはなし」を出版。その後も続々とオリジナル作品を発表し人気作家に。その収益で39歳の時ヒル・トップ農場を買い取り移住。その後ナショナル・トラスト運動に賛同して自らも環境保護に従事しました。1943年77歳で永眠。遺言により4,300エイカーの土地と14の農場などをナショナル・トラストに寄贈しました。

  
 とうとうヒル・トップにやって来ました この木戸は『こねこのトムのおはなし』に出てきます
  
  ヒルトップの小道『こねこのトムのおはなし』に出てきます ヒル・トップに到着♪
  
       白いベンチがいい感じ           逆方向からのヒル・トップ 
  
     玄関前の様子、お花がきれい          グリーンの窓枠もかわいくて
  
ヒル・トップお隣のパブ「タワー・バンク・アームス」は『あひるのジマイマのおはなし』に登場
  
   ヒル・トップの目の前に広がる田園風景          お庭はお花が満開