昨年(2015年)12月から、JR山田線の上米内駅-川内駅間では、土砂崩れによる脱線事故(松草駅-平津戸駅間)で不通が続いています。
以前もお伝えしましたが、再開出来るかとても気になっていました。
JR東日本は来年(2017年)10~12月頃に運行再開を目指すと7月7日の「第5回山田線土砂崩壊に関する斜面防災協議会」で明らかにしたとの報道がありました。
工期的には、本年(2016年)8月末頃に着工、来年(2017年)9月末まで地盤安定化工事を行い、その後、約1ヶ月かけて線路敷設などを行うとの事です。
復旧費は地盤安定化工事で、少なくとも10億円との事です。
現在、山田線は盛岡駅-上米内駅間、川内駅-宮古駅間で折り返し運転をし、不通区間を岩手県北バス(106急行バス)の振り替え輸送で対応しています。
一日も早い再開を願っています。
松草駅(2013.8.12撮影)
平津戸駅(2013.8.12撮影)
山田線では不通区間内にあった秘境駅とし有名な大志田駅と浅岸駅が、本年3月26日から廃止されました。
大志田駅(2013.8.12撮影)・・・2016.3.26廃止
浅岸駅(2013.8.12撮影)・・・2016.3.26廃止
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20160707-OYTNT50336.html
嶋田憲一