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24節気の健康と食養:小満から芒種まで

2019年05月21日 | 24節気の健康と食養

 24節気の健康と食養:小満から芒種まで

 立夏の次にやってくる24節気が小満で、麦の実が次第に充実してきた様がいわれです。毎年5月21日頃(2019年は5月21日)になります。
 野山は新緑が過ぎ、万物が次第に成長し、一定の大きさに達してくる頃となります。
 陽気が盛んになり、日中は汗をかき、暑さを感じます。紫外線がこれから一年で一番強い時期となり、ジリジリとした太陽光線で日焼けします。
 季節は完全に夏として実感できましょう。
 人の体は、新陳代謝を活発にする春の態勢から、元気よく動き回る夏の態勢へと完全に生理変化しています。春:肝の季節(厳密には春の土用:脾の季節を経由)から夏:心の季節への生理変化です。
  これを踏まえた夏の養生法を下記の記事で紹介しています。参照なさってください。
  
立夏は夏の入り、五味を上手に夏食に。先ずは「心」が求める苦味です。

 なお、以下の記事は、その一部を重複して紹介します。
 ここでは、小満から芒種までの養生について、まず、この時節として特徴的なものを紹介することにしましょう。
 この時期、当地岐阜の日最高気温は平年値で夏日となり、日最低気温は15度を超えます。よって、暑さと発汗の両方から、よく冷えた飲み物が欲しくなり、冷蔵庫からそれを取り出してがぶ飲みしたくなります。しかし、これは厳禁。このブログの「暑くなった5月半ば、“冷たい物中毒”から脱却するチャンス!」を参照ください。

 暑くなってきたこの時期からの健康法として、おすすめなのが「冷水シャワー」です。
 湯上がりにたっぷり冷水シャワーを浴びると、気分まで爽快となり、精神的ストレスも流しとってくれますよ。→ …始めましょう、冷水シャワー。万病に効果あり。… 
 これは五月病そしてこれから先に現れてくることがある六月病にも有効です。

 小満から芒種までの食養について、特徴的なものを2つ、これは一つ前の節気、立夏のときと同じですが、ここでも重複して紹介することにします。
 引き続きフキが旬です。市場では既に4月から出回っていますが、立夏からが本当の旬です。フキは初夏を代表する野菜で、その苦味が心を癒してくれますから、おおいに食したいものです。なぜ苦味がいいかは、のちほど説明します。
 もう一つが露地物のイチゴで、小満の頃にピークを迎えます。体がまだ暑さに十分に順応できず、体に熱がこもりがちになりますから、体を冷やしてくれる果物が欲しくなります。それに最適なのが旬のイチゴでしょう。

 立夏から心の季節になりますから、5つの味「五味」についても頭に置いといてください。漢方では、五臓のバランスを整えるため、夏は<主・苦味、従・辛味、添・甘味>この三味の組み合わせを最適としています。料理は、この三味を頭に置いて行っていただきたいものです。
 小満から芒種までの初夏にふさわしい料理としては、立夏に引き続き、やはりフキの煮物でしょう。少々甘味をつけ、辛味としては山椒の若芽がベストです。

 最後に、今回も、うちの自家栽培野菜などの状況をご紹介させていただきます。
 畑では、イチゴがピークとなりました。今年は食べきれないほどに。
 絹さやエンドウがピークを過ぎ、残りはほんのわずかになってしまいました。
 昨年から栽培を始めたソラマメの収穫時期となりましたが、今年は実の付きようが悪く、不作となりそうです。
 
フキは、少しばかり生えている金柑の木の際で収穫できましたが、栽培箇所を引っ越した半日陰ではまだ十分な太さに生育しておらず、収穫は当分先になりそうです。
 ニンニクがそろそろ収穫できる状態となりましたが、それに先立ち“とう”摘みしてそれをいただくのが例年のことですが、今年も、らしい“とう”が出ず、少々がっかりです。
 柿の木の際に種蒔きした
チマサンチュは、欠き葉にする株を残して、しばらくしたら選り、おひたしなどにします。
 夏大根の選りを今節の終わりには食すことができましょう。
 
しだれ梅の際で栽培しているニラが豊作で、すでに2回収穫しましたが、今節も刈り取っていただくことにします。
 ミツバが大群生し、いつでも薬味に使えます。所々で花が咲きだしましたから、これが秋には芽吹いて晩秋以降に摘むことができ、年中使える状態になりました。

 次回は、「芒種」(6月5、6日頃)の健康と食養です。


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