薬屋のおやじのボヤキ

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24節気の健康と食養:春分から清明まで

2019年03月21日 | 24節気の健康と食養

24節気の健康と食養:春分から清明まで

 啓蟄の次にやってくる24節気が春分です。毎年3月20、21日頃(2018年は3月21日)になります。これより昼が夜より長くなる(厳密には異なりますが)のですから、春も本番となります。
 「
暑さ寒さも彼岸まで」と言います。寒さで体が縮こまることもなくなり、過ごしやすい季節の到来です。
 
野山に本格的な春が来た、これを実感することによって、ますます人は、気力が満ちて、やる気も起き、いっそう心が大きくなり、楽観的で前向き、喜びの気持ちが持てるようになります。
 特に、間もなく桜の開花を迎えますから、心がウキウキしてきます。
 
人の体は、もう完全に、命生まれる、つまり新陳代謝を活発にする態勢へと生理変化しきっています。人の体は、暖気運転、試運転が終わり、本格稼動に入ったのです。
 立春以来、毎回紹介していますが、今回も春の養生法全般について、まずは下記の記事を参照なさってください。
 春は肝の季節、肝臓は少食と運動を願っています。食味は酸味主体の三味で。

 なお、以下の記事は、これらの一部を重複して紹介します。

 「暑さ寒さも彼岸まで」とは言え、「花冷え」という言葉があるように、朝晩かなり冷え込む日もあります。こんなとき、風邪を引きやすいですからご用心あれ。
 そして、スギ花粉はピークを過ぎかけたものの、今度はヒノキ花粉が飛び始めますから、両方に反応する方には実にうっとおしい季節ですね。また、アトピーの悪化もまだしばらく続きましょう。
 啓蟄のときにも申しましたが、これらアレルギー症状を呈する方は、たいてい低体温になっていますから、まずは体の芯を温めることが重要です。温めのお風呂にゆっくり浸かれば症状が和らぐことでしょう。重症の方は、寒い日の日中は引き続き貼るカイロをお尻の両脇(「気をつけ」の姿勢を取ったとき凹む位置)あるいは下腹部に貼られるといいでしょう。
 また、アレルギー症状を呈する方は、油を控え目にしましょう。油は腸内環境を悪化させますから、なるべく使わないようにしたいものです。また、体を温める食事、体を温める食品を取るように心がけることが重要です。

 今回も体操を一つ紹介します。
<どこでもできる、体が温まる「8の字書き体操」>
 40肩、50肩の改善、予防にもなりますし、思いのほか体が温まります。
 立ったままの状態で、両手の掌を頭の上で合わせます。
 両足を4、50センチ開いて、腰を少し落とします。
 胴体を左右に動かさないようにして、頭の上で左右方向に大きく「8の字」を書きます。
 連続10回、これを繰り返します。
 かなり、きついです。
 少し休んだ後、逆回転で、また1セット。だんだん体が温まってきますよ。
(注)言葉が似ている「8の字引き締め体操」というのがありますが、これは、産後に行う体操で、全く別物です。女性の外陰部を取り巻く筋肉が8の字を描くように分布しているから、そう呼ばれるだけで、これは、膣と肛門を引き締める体操のことです。

 ところで、この時期は、年度替りし、新しい職場、進学などで生活環境がガラリと変わり、何かと緊張し、精神状態も不安定になりがちです。
 そんなんでは、初めから負けです。新しい年度にはきっと何かいいことがある、きっとワクワクすることが起きる、と前向きに考えましょう。そして、夢は開く、あたかも桜が開花するように、と大いに期待しましょう。こう考えた方が楽しくなりますからね。
 そして、失敗は成功の元、です。初めて行う仕事は分からないことだらけで、簡単なものであっても間違うことはしょっちゅうあります。でも、誰しも最初はそうしたものですから、これは何も恥ずかしいことではなく、少しずつ覚えていき、以後は同じ間違いを繰り返さないように注意すればよいだけのとこです。失敗を恐れず、積極的に新しい仕事に取り組んでいきましょう。

 春分から清明までの食養について、特徴的なものを一つ紹介することにしましょう。
 この時期は、
菜の花です。冬野菜にとうがたち、花芽が吹いてきます。蕾の塊にほんの少々花が開きかけたもの、これは見た目にいいですし、ものすごい生命力がいただけそうで、実際、そうだと思われるのですが、そのいのちをいただきたいものです。
 市販のものは、菜の花を摘む専用のアブラナ系統のものですが、一般的な冬野菜で菜の花として大いに使えるのは白菜と小松菜です。
 うちでは小松菜を多めに作付けし、残ったものはとうだちさせ、花芽を摘んで料理に使っています。この時期、啓蟄のときに紹介しましたツクシ、まだいっぱい摘むことができます。これと菜の花を混ぜた卵とじがおいしいです。ツクシ特有の灰汁がこれでソフトになり、両方の味が楽しめます。

 この時期に入手が容易な露地物の野菜で、旬のものとなると、春菊、遅蒔きのホウレンソウ、キャベツ、ブロッコリーの脇芽ぐらいなものでしょうか。少々寂しくなります。

 立春以来、毎回紹介していますが、春は肝の季節になりますから、5つの味「五味」についても頭に置いといてください。漢方では、五臓のバランスを整えるため、春は<主・酸味、従・甘味、添・苦味>この三味の組み合わせを最適としています。料理は、この三味を頭に置いて行っていただきたいものです。
 おすすめの料理を一つ紹介しましょう。この時期に出回る
菜の花のおひたしです。菜の花の蕾は若干の甘味があり、開きかけた花は苦味があります。ゆでてポン酢をかければ、<主・酸味、従・甘味、添・苦味>となります。酢味噌和えもいいですね。

 最後に、今回も、うちの自家栽培野菜などの状況をご紹介させていただきます。
 畑では各種の冬野菜が底を突き、残っているのは春菊とキャベツだけとなってしまいました。春菊はこれからグングン伸び、摘んでも摘んでも新芽が吹きますが、キャベツはパンクするものが出てきます。
 今年の2月、3月は暖かいですから、白菜と小松菜の菜の花はもう終わりです。
 今、盛んにブロッコリーの脇芽が成育していますが、これもそろそろ終わりそうです。

 甘夏の木陰で群生しているミツバが広く繁茂しだしました。

 なお、今が旬の甘夏も残すところ数個となりました。
<主・酸味、従・甘味、添・苦味>この三味の組み合わせになっている甘夏です。皆さんも食後のフルーツにどうぞお召し上がりください。

 次回は、「清明」(4月4、5日頃)の健康と食養です。

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