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オートバイの言うアメリカンとは。(番外編vol.2248)

2018-09-26 11:54:59 | 日記

実は、アメリカでのオートバイジャンルにあてて「アメリカン」という言葉は存在しません。

日本やアメリカ以外の海外で、アメリカの「ハーレーとかインディアン」に似たフォルムを勝手に「アメリカン」と言ってるんですよね。

要するに「本国以外で使われてる言葉」となってる訳です。

と言うのも、アメリカではハーレーのようなフォルムが「普通のオートバイ」であって、

あとはヨーロッパ車、日本車と言う概念で見てるからです。

アメリカ人自身はそう思ってるのに、残念なから日本人は完全に間違った見方をしてて、

ハーレーを主軸に、それと同じフォルムを全て「アメリカン」と読び、1つのジャンルと位置付けています。

なものだから、知らないうちにハーレーが「本物のアメリカン」で、

それ以外は「偽物のアメリカン」と言うイメージが出来上がってしまってるんですよね。

ただ本来この解釈は、間違ってるんですよね。(笑)

アメリカ本国で使われていない言葉が、日本で知らないうちに「オートバイの優劣」を作り出してるからです。

国産でも以前はロー&ワイド系のハーレーを見本としたバイクが多く作られていましたが、

全て「ハーレーの模倣品」として見られてて、ある種の「偽物」と言うレッテルを貼られてしまってます。

これが大型バイク主流となった今では「謙虚」なものになってて、

これまで培われた高性能な「国産のアメリカン」は全く売れなくなってしまってます。

みんな間違った解釈で優劣をつけてるので、いわゆる本物だと思ってるハーレーに乗りたがるからです。

現在では大型バイクも多彩化したこともあり、ライダーの車種選びの「多様化」が進んでしますが、

まだまだ、4人に1人はハーレーと言う現状です。

そもそも今のオートバイブームはハーレーから始まった事が大きな要因になってるかですが、

それだけに「国産アメリカン」は完全に置いてきぼりを食らってしまい、

現在では、ほとんどの車種がカタログから消えてしまうと言う状況です。

これを打開するため、日本人のために新しいフォルムとして作り出されたのが、ホンダ「レブル」やヤマハ「ボルト」と言う事です。

当然ですが、メーカーもこれまでの「アメリカン」事情をしっかり把握してる訳です。

思ってた通りの結果として、ホンダ「レブル」やヤマハ「ボルト」よく売れています。

これは完全に「アメリカン」と言うイメージを払拭してハーレーとは違う「新しいアメリカン」を創造した結果と言えます。

結局ハーレーの模倣品と見なされなければ売れると言う事です。

今思い返せば、ヤマハ「VMAX」がそうだったですからね。

日本での「アメリカン」に関してはハーレーの類似であってはならない宿命があります。

本来おかしな話ですが、もう今更「意識改革」を起こすことも不可能となっていますしね!(笑)






コメント
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