まさに英国の「伝統と変わらないフォルム」でしょうか。
50年代〜60年代、世界的に人気があったモデルをそのまま正当に進化させているあたりは、
これこそ英国という印象で、昔の日本車もそれを真似た時代がありましたからね。
しかし今の「トライアンフ」は完全に2分化されており、
伝統を重んじるクラッシックモデルの「ボンネビル」シリーズと、
先進的なモデル「スピード&ストリートトリプル」に分かれています。
いわゆる伝統的という意味では「ボンネビル」がそれにあたり、
全く新しい進化系が「スピード&ストリートトリプル」です。
多くの車種を持たない「トライアンフ」の場合、
その一台一台がしっかりしたコンセプトの中で作られており、
さらに「継承と進化」が入り混じっている状況です。
トライアンフと言えばやっぱり伝統の「ボンネビル」と思う人もいれば、
今の時代に合ったハイテクバイク「スピード&ストリートトリプル」と思う人もいると言った状況で、
同じことを言いますが「完全に2分化」されているんですよね。
それがある程度の成功をもたらしており、
現在の英国製の中では、もっとも売れてるバイクメーカーとなってる訳です。
とにかく英国のバイクは国産と違い「長い歴史」があります。
この「トライアンフ」も120年近いの歴史を持っており、
その長い歴史に魅了されるファンも多いです。
もしかしたら日本人にとって、これが「最大の魅力」じゃないかと思われます。
代表的な車種である「ボンネビル」の「T100-T120」は今のバイクと比較すると大して高性能ではないことに気がつきます。
テクノロジーも時代遅れで、速くはありません。
しかし味があり、ステータスがあります。
逆に「スピード&ストリートトリプル」は先進的な技術が盛りだくさんで、
今のバイクにしっかり着いて言ってる感じです。
毎年新しいモデルが登場しており、細かく進化も続けています。
まさに、この二面性が今の「トライアンフ」の魅力かもしれませんね!(笑)