大分単身赴任日誌

前期高齢者の考えたことを、単身赴任状況だからこそ言えるものとして言ってみます。

猫ひろし

2012-05-13 10:58:11 | インポート

調査士会の各支部総会も終わりました。連日の宴会料理で、推定3㎏の体重増。体が重いです。この後もしばらく続く「総会シーズン」を乗り切るためにも、しっかりと走って体を絞らなければ!・・・という意味合いをもふくめて、今日はひさしぶりに「マラソンネタ」です。

猫ひろしの、マラソン、カンボジア代表でのオリンピック出場が「ダメ」ということになりました。同じマラソンランナーとして(?・・・・とってもおこがましい!)関心をもって見ていたのですが、結論としては、よかったな、と思います。

この問題、どうでもいい「芸能ネタ」ではありますが、背後には、「オリンピックの商業利用」とか「経済的優位性の悪用・乱用」、「ルールの公正な運用とは?」というような問題をも含むものでもあります。「面白ければいい」ということではないでしょう。

・・・が、それはさておき、あくまでも「同じマラソンランナーとしての視点」で見ますと(引き続きおこがましくてすみません・・・)、猫ひろし程度の成績でオリンピックに出よう、ということ自体がとってもおこがましい話です。

たしかに、「2時間30分」という猫ひろしの記録は、私たちレベルの者から見るとすごい速さで、忙しい(?)芸能活動の中、そのような成績を出せるまでに至っている、というのは素晴らしいことだと思います。でも所詮「草野球の県大会でのエース」レベルのものでしかありません。今朝やっていたドキュメント番組で取り上げられていた「第1回熊本城マラソン」の優勝者のタイムは「2時間23分」です。3月18日の「板橋マラソン」、翌週25日の「佐倉マラソン」で2週連続優勝した38歳の人のタイムは「2時間26分」です。「2時間30分」という猫ひろしの記録は、そこいらじゅうで行われているマラソン大会でも優勝できるわけではないタイムなのであって、そういうもので「オリンピック」に出よう、というのは、発想からして図々しいと言われても仕方ないものでしょう。

そのような無謀な「夢」を追うのではなく、日本やカンボジア国内や、タイ等の周辺の国々で行われている「市民マラソン大会」で地道に交流の輪を広げていくような方向で今後の活動を進めていってほしな、と思います。大分にも、「別大」だけでなく、「国東」「竹田」にも来てくれて一緒に走れれば嬉しいですしね。