今年春から、センター周囲で基盤整備の工事がおこなわれていますが、明日10月11日(水)より一週間程度、センターまでの道路が一部通行止めになります。
センター東側からはアクセスできなくなりますので、道道33号線よりセンター西側に向かって、お越しください。
なお、センターは、マガンが10,000羽を切るまで休まず開館、駐車場も今まで通りご利用いただけます。
マガン最盛期に大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
10月6日(金)ねぐら入りは約70,000羽。
10月7日(土)今朝の飛び立ちは、05:05頃からパラパラと飛びはじめ、05:30にほぼ一斉に飛び立ちました。
一斉に飛び立ったかと思うと、1割程度のマガンがまた沼に戻り、まったりモード。
近くの田んぼではマガンたちがお食事中。
今年生まれの幼鳥も落ちモミをくわえています。美唄産のお米は美味しいですから、たくさん食べていただきたいところです。
夕方ねぐら入り、マガンたちは、曇っていたせいか昨日より早く戻ってきました。
ときおりオジロワシがマガンたちを狙っていたので、ねぐら入りとねぐら立ちの両方が混じったような光景が見られました(事務所からでは撮れず...すみません)。
日没後、センターの真上をかすめて沼に入るマガンたち。画像では伝えられませんが、頭上からマガンがバラバラと降ってきます。
10/6(金)ねぐら入り 16:45頃から17:50頃 約70,000羽
10/7(土)飛びたち 05:05頃、05:30、05:31
10/7(土)ねぐら入り 16:30頃から17:30頃
さて、明日は3連休の二日目です。たくさんの方が沼を訪れることと思います。今一度、皆様にお願いとお知らせがございます。
1.突堤ゲートは夜間閉鎖いたします。
マガンたちのストレス軽減のため、ねぐら入り後すぐにゲートを閉鎖させていただきます。翌朝、マガンたちが全て飛び立った後、開門いたします。
2.お車は駐車場へ。観察・撮影は所定の場所で。
センター東側に駐車場がございますのでご利用ください。農家さんの作業や工事車両の通行を妨げないよう、路上駐車は固くお断りします。また、農道や農地への立ち入りは固く禁止します。観察・撮影は、所定の場所でお願いいたします。
3.ストロボ、ライトの使用はお控えください。
鳥たちが光におどろいてしまいます。撮影の前に今一度カメラの設定をご確認ください。
4.混雑時は譲り合いましょう。長時間の占拠はご遠慮ください。
突堤の上は広くありません。長時間、三脚やイス、荷物などを広げたままにしていると、後から来た方がなかなか見ることができません。初めていらした方やお子様たちも安心して見られるようご配慮いただけると幸いです。
誰もが気持ちよく鳥たちを見られるよう、どうかご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
マガン飛来数が10,000羽を超えている期間は、早朝のトイレ開放をおこなっています。センター正面入り口向かって左側の出入口をご利用ください。
10月5日(木)、ねぐら入りは、比較的明るい16:40頃から始まり、日が落ちて17:30を過ぎてもまだ入る群れがいました。
昨日の45,000羽より増えた印象ですが、果たしてどうでしょう。
突堤は夕方明るいうちから場所をとるカメラマンが目立ちました。久しぶりに雲が少なく、日没直後月の出が17:15、十六夜の月と雁のツーショットを狙ってのことでしょう。良い写真は撮れたでしょうか。
これからたくさんの方が鳥たちを見に来てくださいます。特に混み合う時は、三脚や大きな荷物、イスなどをたたむ等、お互いに譲り合って観察・撮影していただければと思います。
もうすぐ三連休。
マガンさんたちの予定はどうなんでしょう。聞いてみたいものです
昨夕は分厚い雲に覆われ、日没前でも暗い状態でした。この画像は日没直後17:16頃(10/3美唄の日没時刻は17:11)、もう暗くてぶれてしまいます。お天気はどうしようもないので仕方ありません。
9月は東側対岸ギリギリから沼に入る群ればかりでしたが、10月に入って南側からも沼に入るようになり、着水点も突堤に少し近くなってきました。センター前の広場から沼を眺めていると、頭上をマガンの群れが飛んでいくのです。
昼間、あちこちの田んぼで落ちモミをついばむ様子を見つけやすくなりました。
さて、たくさんの方が訪れるマガン飛来期。
初めてお越しの方も、常連の皆さまも、フィールドマナーを守った上で気持ちよく観察していただければと思います。
野鳥を撮影する時は、ストロボが発光しないようカメラの設定を今一度ご確認くださいますようお願いいたします。
また、沼付近に立ち入りできるのは、センター周辺、突堤、観察小屋のみとなっています。その他は、鳥獣保護区となっているため、立ち入りを制限させていただいています。なお、突堤ゲートは鳥たちのストレス軽減のため、夜間閉鎖いたします。早朝、飛び立ちが終われば開錠いたします。
鳥たちがいつまでも安心してこの沼に来られるよう、どうかご協力いただけますようお願い申し上げます。
マガン飛来数が10,000羽を超えている時は、センターは月曜も休まず開館しています。
早朝は5時頃からトイレのみ開放しています。
ぜひご利用ください。
10月3日(火)、美唄市立中央小学校2年生の児童たちが、校外学習で宮島沼に来てくれました。お天気が心配で、晴天・雨天両方のプログラムを用意していましたが、思ったより気温が高く雨も落ちて来ず、野外に出ることができました。
この日は、屋内で宮島沼やマガンについて少しお勉強したあと、マガンの食べものを探しに田んぼにやってきました。
マガンが食べるのは、田んぼの落ちモミです。一羽のマガンが一日にどのくらい食べるのか、班ごとに落ちモミを集めました。
何グラムあるのかな?
しかし、ここで問題発生。重さの単位をまだ習っていなかったとのこと。単位は抜きで数字の大きさを比較することにしました。
とった落ちモミは計量したら田んぼに戻しました。落ちモミはマガンの大切な食料です。とったら田んぼに返さないと、マガンさんおなかすいちゃうからね。
全てのプログラムを終えて帰る頃、まるで児童たちを見送るかのように、マガンたちが次々に宮島沼に集まってきました。
マガンにとって、沼はゆっくり休むところ、周りの田んぼはエサを食べるところ。
宮島沼は、ねぐらとエサ場の両方がそろっているからマガンがたくさんやってくるということ。
どんな生きものにも、食べ物とねぐらの両方が必要だということ。
少しわかってくれたでしょうか。
宮島沼やマガン、生きものたちのことを少しでも好きになってくれたらうれしいです。