宮島沼日記

ラムサール条約登録湿地「宮島沼」を応援する「宮島沼の会」のおもしろ楽しい活動日誌です。

【マガン情報】白昼のねぐら入り?

2017年10月10日 | 宮島沼の会とは!?

10月10日(火)、連休明けですが、マガン飛来数が10,000羽を超えているので開館しています。

 

お昼頃から、続々と集結したマガンたち。

青空をバックにねぐら入り。付近の田んぼからは一斉に飛んでくる姿が見られました。

 沼に降りても、出たり入ったり。

そわそわしているように見えます。

そろそろ渡るころなのでしょうか。

 

このブログを書いている15:49現在、マガンたちはまだ沼でにぎやかにしています。

もしかして、昼間帰ってきたのがねぐら入り!?

これじゃ、またカウントできないですよ~。


【お知らせ】工事のため通行止め

2017年10月10日 | 宮島沼の会とは!?

今年春から、センター周囲で基盤整備の工事がおこなわれていますが、明日10月11日(水)より一週間程度、センターまでの道路が一部通行止めになります。

センター東側からはアクセスできなくなりますので、道道33号線よりセンター西側に向かって、お越しください。

なお、センターは、マガンが10,000羽を切るまで休まず開館、駐車場も今まで通りご利用いただけます。

 

マガン最盛期に大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 


【マガン情報】落ち着かないねぐら入り

2017年10月09日 | 宮島沼の会とは!?
明日10月10日(火)は、マガン最盛期のため、開館します。早朝はトイレのみ5時過ぎから開放します。閉館時間は、17:30まで延長いたします。
突堤ゲートは、野鳥のストレス軽減のため、朝の飛び立ちが終わるまで閉鎖させていただきます。
 
 
10月9日(月)連休最終日、今朝は濃霧の中、マガンたちは飛び立ちました。
 
昼間もどんより曇って、いつ降ってもおかしくないようなお天気。
 
ねぐら入りは、16:30頃からマガンがパラパラ降りはじめ、17時過ぎには次々にマガンの列が沼に向かって頭上をかすめていきました。
南側の田んぼから湧いてくるように迫るマガン。
しかし、今日も様子が変でした。
 
一度降りたマガンが、何かにおどろいて何度も飛び立ちました。右往左往し、いったん沼に入った鳥が田んぼに向かい、また戻る。こうなるともう正確にカウントできません。
しかし、猛禽の姿は見えず。
 
連休最終日とあって、たくさんのお客様でにぎわいました。
たくさんの方が訪れるということは、カメラの設定が分からずにストロボを発光させたり、脚立に登って写真を撮ったり、野鳥を撮影する時のマナーをご存じない方もたくさんいらっしゃるということなのでしょう。センターとしてもできる限りわかりやすく周知するようにいたしますので、どうかご協力お願いいたします。
 
もし、カメラの発光禁止の設定がわからなければお気軽にお声掛けください。多少はお役に立てるかもしれません。
また、脚立や踏み台に登って野鳥を撮影することはおやめください。鳥から丸見えです。人の姿を見て警戒したり、怯えたりする野鳥を撮影したところで、その鳥がのびのびと過ごす本来の姿とはほど遠いものになってしまうのではないでしょうか。草が邪魔になって撮影しずらいということは、鳥たちにとって、人が見えなくて安心できるということでもあります。
 
毎年訪れる方も、初めて訪れた方も、これからマガンと宮島沼のことを好きになってくれるよう、観察しやすい環境づくりに努めていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【マガン情報】10/7(土)

2017年10月07日 | 宮島沼の会とは!?

10月6日(金)ねぐら入りは約70,000羽。

 

10月7日(土)今朝の飛び立ちは、05:05頃からパラパラと飛びはじめ、05:30にほぼ一斉に飛び立ちました。

一斉に飛び立ったかと思うと、1割程度のマガンがまた沼に戻り、まったりモード。

 

近くの田んぼではマガンたちがお食事中。

今年生まれの幼鳥も落ちモミをくわえています。美唄産のお米は美味しいですから、たくさん食べていただきたいところです。 

 

夕方ねぐら入り、マガンたちは、曇っていたせいか昨日より早く戻ってきました。

ときおりオジロワシがマガンたちを狙っていたので、ねぐら入りとねぐら立ちの両方が混じったような光景が見られました(事務所からでは撮れず...すみません)。

 

日没後、センターの真上をかすめて沼に入るマガンたち。画像では伝えられませんが、頭上からマガンがバラバラと降ってきます。

10/6(金)ねぐら入り 16:45頃から17:50頃 約70,000羽

10/7(土)飛びたち  05:05頃、05:30、05:31

10/7(土)ねぐら入り 16:30頃から17:30頃

 

 

さて、明日は3連休の二日目です。たくさんの方が沼を訪れることと思います。今一度、皆様にお願いとお知らせがございます。

 

1.突堤ゲートは夜間閉鎖いたします。

 マガンたちのストレス軽減のため、ねぐら入り後すぐにゲートを閉鎖させていただきます。翌朝、マガンたちが全て飛び立った後、開門いたします。

 

2.お車は駐車場へ。観察・撮影は所定の場所で。

 センター東側に駐車場がございますのでご利用ください。農家さんの作業や工事車両の通行を妨げないよう、路上駐車は固くお断りします。また、農道や農地への立ち入りは固く禁止します。観察・撮影は、所定の場所でお願いいたします。

 

3.ストロボ、ライトの使用はお控えください。

 鳥たちが光におどろいてしまいます。撮影の前に今一度カメラの設定をご確認ください。

 

4.混雑時は譲り合いましょう。長時間の占拠はご遠慮ください。

 突堤の上は広くありません。長時間、三脚やイス、荷物などを広げたままにしていると、後から来た方がなかなか見ることができません。初めていらした方やお子様たちも安心して見られるようご配慮いただけると幸いです。

誰もが気持ちよく鳥たちを見られるよう、どうかご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

マガン飛来数が10,000羽を超えている期間は、早朝のトイレ開放をおこなっています。センター正面入り口向かって左側の出入口をご利用ください。

 


【マガン情報】マガン飛来数75,000羽

2017年10月06日 | 宮島沼の会とは!?

10月5日(木)マガンねぐら入り数は、75,000羽となりました。

翌10月6日(金)は、きれいな青空が広がり、ハクチョウやオオヒシクイも羽を休めに来ていました。

 3連休はたくさんのお客様でにぎわうことと思います。鳥たちが安心して沼で過ごせるようマナーを守って観察・撮影してくださいね。


【マガン情報】月に雁

2017年10月05日 | 宮島沼の会とは!?

10月5日(木)、ねぐら入りは、比較的明るい16:40頃から始まり、日が落ちて17:30を過ぎてもまだ入る群れがいました。

昨日の45,000羽より増えた印象ですが、果たしてどうでしょう。 

突堤は夕方明るいうちから場所をとるカメラマンが目立ちました。久しぶりに雲が少なく、日没直後月の出が17:15、十六夜の月と雁のツーショットを狙ってのことでしょう。良い写真は撮れたでしょうか。

これからたくさんの方が鳥たちを見に来てくださいます。特に混み合う時は、三脚や大きな荷物、イスなどをたたむ等、お互いに譲り合って観察・撮影していただければと思います。 

もうすぐ三連休。

マガンさんたちの予定はどうなんでしょう。聞いてみたいものです


【マガン情報】マガン飛来数45,000羽

2017年10月05日 | 宮島沼の会とは!?

10月4日(水)マガンねぐら入り数は、45,000羽となりました。

昨日一気に渡って来たようです。

駐車場で短時間しか観察できなかったので、詳しく記録していませんが,,,。

今朝の飛び立ちは、05:05頃からバラバラと飛びはじめ、日の出頃、轟音とともに頭上が真っ黒になるくらいの大きな群れが東に向かって飛び立ちました。

 

樺戸の山は初冠雪です。

近くの田んぼではマガンたちが落ちモミを食べたり、水を飲んだり、羽づくろいをしたり、思い思いの格好で過ごしていました。

マガンさん、長旅お疲れ様。

ゆっくり休んでね。


【マガン情報】渡ってきています

2017年10月04日 | 宮島沼の会とは!?

10月4日(水)終日冷たい雨が降ったり止んだり。天気予報での気温は最高気温は10.5℃でした。

夕方、マガンのねぐら入りは16:40頃から始まりました。

 

 今日は、沼の東側だけでなく、南側や南西方向からも降りてきました。

 

カウントをしていないので、数はわかりませんが、昨日よりかなり渡ってきた印象です。

 

 

 

マガンがねぐら入りをしている時、沼の上空をハクチョウの群れが通過しました。

 今年は遅れていましたが、ようやくマガンシーズン本番といったところでしょうか。


【マガン情報】マガン飛来数20,000羽、コハクチョウ初認

2017年10月04日 | 宮島沼の会とは!?
10月3日(火)、マガンねぐら入り数は20,000羽、コハクチョウ初認です。
ねぐら入りは、16:45頃から17:40頃まで見られました。

昨夕は分厚い雲に覆われ、日没前でも暗い状態でした。この画像は日没直後17:16頃(10/3美唄の日没時刻は17:11)、もう暗くてぶれてしまいます。お天気はどうしようもないので仕方ありません。

 

9月は東側対岸ギリギリから沼に入る群ればかりでしたが、10月に入って南側からも沼に入るようになり、着水点も突堤に少し近くなってきました。センター前の広場から沼を眺めていると、頭上をマガンの群れが飛んでいくのです。

 

昼間、あちこちの田んぼで落ちモミをついばむ様子を見つけやすくなりました。

 

さて、たくさんの方が訪れるマガン飛来期。

初めてお越しの方も、常連の皆さまも、フィールドマナーを守った上で気持ちよく観察していただければと思います。

野鳥を撮影する時は、ストロボが発光しないようカメラの設定を今一度ご確認くださいますようお願いいたします。

また、沼付近に立ち入りできるのは、センター周辺、突堤、観察小屋のみとなっています。その他は、鳥獣保護区となっているため、立ち入りを制限させていただいています。なお、突堤ゲートは鳥たちのストレス軽減のため、夜間閉鎖いたします。早朝、飛び立ちが終われば開錠いたします。

鳥たちがいつまでも安心してこの沼に来られるよう、どうかご協力いただけますようお願い申し上げます。

 

マガン飛来数が10,000羽を超えている時は、センターは月曜も休まず開館しています。

早朝は5時頃からトイレのみ開放しています。

ぜひご利用ください。

 


【報告】中央小学校2年生_校外学習

2017年10月03日 | 宮島沼の会とは!?

10月3日(火)、美唄市立中央小学校2年生の児童たちが、校外学習で宮島沼に来てくれました。お天気が心配で、晴天・雨天両方のプログラムを用意していましたが、思ったより気温が高く雨も落ちて来ず、野外に出ることができました。

この日は、屋内で宮島沼やマガンについて少しお勉強したあと、マガンの食べものを探しに田んぼにやってきました。

マガンが食べるのは、田んぼの落ちモミです。一羽のマガンが一日にどのくらい食べるのか、班ごとに落ちモミを集めました。

 何グラムあるのかな?

しかし、ここで問題発生。重さの単位をまだ習っていなかったとのこと。単位は抜きで数字の大きさを比較することにしました。

 

とった落ちモミは計量したら田んぼに戻しました。落ちモミはマガンの大切な食料です。とったら田んぼに返さないと、マガンさんおなかすいちゃうからね。

 

全てのプログラムを終えて帰る頃、まるで児童たちを見送るかのように、マガンたちが次々に宮島沼に集まってきました。

 

マガンにとって、沼はゆっくり休むところ、周りの田んぼはエサを食べるところ。

宮島沼は、ねぐらとエサ場の両方がそろっているからマガンがたくさんやってくるということ。

どんな生きものにも、食べ物とねぐらの両方が必要だということ。

少しわかってくれたでしょうか。

 

宮島沼やマガン、生きものたちのことを少しでも好きになってくれたらうれしいです。