宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAあさひな自慢の農産物・料理を展示

2011年11月16日 14時49分03秒 | その他

 平成23年10月30日,JAあさひなまつり農産物品評会・料理品評会が開催されました。
 農産物品評会では,水稲玄米,野菜,花き,果樹の4部門について審査を行いました。どの部門においても品質が高いものが多く,震災にも台風にも負けない,生産者の強さと,努力が感じられました。
 料理品評会では,米料理,自家用野菜,米粉料理,小学生得意料理の4部門について審査を行いました。伝統の味を現代風にアレンジした作品も多く見られ,注目の米粉料理部門では,おかずからお菓子まで様々な種類の料理が出品されました。
 会場には,JAあさひな管内の農産物158点,料理82点が展示され,地元の農産物や料理を熱心に見る来場者で賑わいました。


〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西洋野菜,すくすくと育ってます!(西洋野菜現地検討会)

2011年11月16日 11時30分41秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

JAみやぎ仙南西洋野菜研究会では,イタリアの伝統野菜「プンタレッラ」を中心に,さまざまな西洋野菜の栽培に取り組んでいます。去る1028日,プンタレッラやカーボロネロの出荷に先立ち,丸森町において現地検討会を開催しました。

プンタレッラは今年は早生種7アール,晩生種44アールの計51アールが栽培されており,8月下旬から9月上旬にかけて定植が行われました。現在のところ病害虫の発生も少なく,生育は順調で,早生種は早いところでは11月中旬から出荷を開始しています。

西洋野菜研究会は今年度で創立3年目を迎え,今年は新規会員が2名加入して会員数は16名となりました。会員の増加に伴いプンタレッラの栽培面積が増加したほか,タルディーボ,カーボロネロ,トレビス,フェンネルなどの西洋野菜の栽培面積も年々増加傾向にあります。これらの西洋野菜は,栽培開始当初からJAを通じて主に仙台市場と京浜市場に出荷されており,たいへん好評をいただいています。

西洋野菜研究会では,ブログ「プンタくん日記」(http://blog.kahoku.co.jp/shokuweb/punta/)の運営も行っており,研究会の活動状況や西洋野菜の生育状況など,産地からの積極的な情報発信に努めています。また,本県農林水産部食産業振興課ホームページ内の「プンタレッラを宮城から」のコーナー(http://www.pref.miyagi.jp/syokushin/punta/index.htm#page)では,プンタレッラを食べられるお店や買えるお店,プンタレッラの栄養などについての情報を提供しています。ぜひ一度,ご覧になってみてください。

普及センターでは,今後もJA等の関係機関や試験研究機関と連携を図りながら,研究会の発展を支援していきます。

 

 

 〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 

          TEL0224-53-3431 FAX0224-53-3138


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3回JAあさひなりんご部会巡回講習会

2011年11月16日 10時11分12秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  JAあさひなりんご部会は,12名の部会員がおり,黒川郡4町村あわせて6haほどの栽培面積があります。部会では普及センター職員を講師に年に3回巡回講習会を開催しており,11月10日に今年3回目の講習会を開催しました。
  当日は参加者のほ場を全員で巡回しながら各々の着色管理の状況や病害虫の発生状況の確認を行いました。
  今年は昨年同様に春の低温の影響でその後の生育の遅れが心配されましたが,6月以降果実肥大が順調に回復し,ほぼ平年並みの作柄となりました。
  輪紋病や炭疽病の発生が平年よりも若干多い園地もありましたが,その他特に問題となる病害虫の発生もありませんでした。
  普及センターからは,
・着色管理
・収穫期の見極め
・新規に発生する恐れのある害虫の被害確認
  等の説明を行いました。
 普及センターでは今後もJAあさひなりんご部会員の技術向上を支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富谷町の直売組織「おんないん会」が視察研修会を実施

2011年11月16日 09時36分00秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

   富谷町の直売組織「おんないん会」は,仙台近郊の食品スーパー内インショップコーナーで農産物などを販売しています。このたび,今後の活動の参考にするために,栗原市内の農産物直売所において視察研修会を行いました。「くりでん(栗原市若柳)」,「あやめの里(栗原市一迫)」,「イオン栗原志波姫ショッピングセンター内インショップ」,「あぐりっこ金成(栗原市金成)」を訪問して売場を見学し,会の運営などについて説明を受けました。
  参加した会員は,販売されている農産物の種類,量,鮮度,価格等を熱心に見学していました。立地条件や販売方法の異なる直売組織を見学できて大変参考になった,今後の自分たちの直売活動に活かしていきたいとのことでした。
普及センターでは,おんないん会の生産,販売体制の改善等に向け,今後も支援を続けていく予定です。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都市部マンション自主防災組織との連携活動促進のために!

2011年11月14日 15時30分45秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 先進的なアグリビジネス経営体への発展へ向け,普及センターのプロジェクト課題に位置付け支援している,角田市毛萱の農産物直売所「産直広場あぐりっと」を運営する()あぐりっとかくだでは,仙台市若林区の409戸で構成されるマンションの自主防災組織が行った防災訓練において,炊き出し訓練の食材提供を行いました。

角田産のさといもやネギなどの野菜を中心に豚汁がつくられ,居住者約300名に振る舞われました。また,訓練終了後の懇親会ではもちつきが行われ交流を深めています。マンションの居住者はつきたてのお餅をほおばり,秋の味覚に満足していました。

併せて,農産物の販売も行われ,取れたてのお米やブロッコリー,ダイコンなどの新鮮な野菜や農産加工品が販売され大好評でした。

()あぐりっとかくだでは,東日本大震災直後の食料が不足する時期にもマンションを訪れ特別販売を行い居住者とのつながりを深めており,代表の三浦徹氏は,今後も継続して販売会を開催し,さらに交流を深めていきたいと抱負を語っていました。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 

       TEL0224-53-3431 FAX0224-53-3138


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登米でいちごのIPMが定着しつつある

2011年11月14日 13時27分51秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 いちごIPM(総合的病害虫管理)推進の一環として,米山町いちご部会では平成23年産促成いちごで,ミヤコカブリダニとチリカブリダニの同時放飼を実施しました。その結果,放飼前の防除でハダニをゼロにしてから放飼したハウスでは効果が非常に高く,ハダニについては翌年の春まで防除なしで栽培可能でした。同部会は促成いちご作付面積250aのうち230aでこの2種類のカブリダニの同時放飼を実施しました。今年(平成24年産)はそれを上回る240aで同時放飼をする準備をしています。
 また,昨年うどんこ病を主とした生物農薬の試験についても2ほ場で自動投入機の現地試験を実施したところ,良好な成果が得られました。今年度は9台が新たに導入され,生物農薬による防除も55aから156aに拡大されました。
 これらの天敵や生物農薬等によるIPMの推進は,①防除作業が大幅に省力化され,②いちご果実を水和剤等で濡らすことがないため果実の傷みやロスが少なくなることが大きな利点です。反面,農薬代が従来よりもやや高くなる傾向がありますが,農薬散布作業労働費を計算すればほぼ同等となります。更に環境にやさしい農業の推進に向けて,従来使用していた化学農薬の使用回数を減らしてもそれ以上の効果があることが次々と確認されており,現場への導入も進みつつあります。
 但し現時点ではいちごに相性のよいアザミウマの天敵が見つからず,化学農薬に頼らざるを得ない状況があり,今後の課題として検討を進めていきます。

   宮城県登米農業改良普及センター
   〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5                       電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522
   E-メールtmnokai@pref.miyagi.jp


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA栗っこ転作大豆刈取現地検討会が開催されました

2011年11月11日 17時42分53秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成23年11月8日に「JA栗っこ転作大豆刈取現地検討会」が栗原市若柳地区で開催されました。
 今年はJA栗っこ管内で890haの大豆が作付けされており,検討会では品質を落とさない大豆収穫をテーマに,ほ場で適期刈取・汚粒防止対策や汎用コンバインの始業点検講習が行われました。
  県は大豆の汚粒発生を防ぐために①刈取前の雑草抜き取り,②土のかき込みを防ぐための適切な地上高(10~15cm)の維持,③適切な子実水分(18%以下)と茎水分(50%以下)での刈取などを指導しています。
 その後若柳支店会議室に会場を移動し,全農みやぎによる大豆の販売動向や,H22産大豆の検査結果と落等要因,そして県が実施する放射性物質測定調査方法について説明を受けました。
 まもなく本格的に大豆収穫作業が始まりますが,生育期間中は天候に恵まれたこともあり,高品質大豆の出荷が期待されています。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班・技術主幹 今野嘉徳
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被災地で牛乳料理講習会を開催しました。

2011年11月11日 16時44分04秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 平成23年11月1日,宮城県牛乳普及協会の助成を得て,仙台地区農村生活研究グループ連絡協議会主催で,七ヶ浜町の仮設住宅にお住まいの方を対象に,牛乳料理講習会を開催しました。
 メニューは牛乳料理として南瓜のスープと牛乳寒天,仙台市の曲りねぎ,芭蕉菜を使って葱豚丼と芭蕉菜のカニあんかけを作りました。この他会員が持ち寄った食材も提供され,賑やかな食卓となりました。
 参加者からは,津波の大変な経験の話もありましたが,「楽しかった」「次回も是非参加したい」と,大変好評でした。
  普及センターでは,今後も被災地の復旧に向け,支援を行っていきます。

 

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗原市産業まつりで活動をアピールしました。

2011年11月10日 09時13分40秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 栗原4Hクラブ(鈴木善典会長)では,毎年栗原市産業まつりに出店し,自分達が育てた野菜や農産加工品を販売しています。数年前からは豚汁の販売も行っており,恒例行事として定着しています。
 今年も10月29日(土)に栗駒岩ヶ崎馬場通を会場に行われた産業まつりに出店し,豚汁,野菜,餅の販売を行いました。当日は鈴木会長をはじめクラブ員8名が参加したのに加えて,管内で先進農業体験学習を行った農大生が手伝いに来てくれたため,非常に賑やかで和気あいあいとした良い雰囲気になりました。
 クラブ員達は前日夜に仕込みを行い,当日の搬入も早朝であったためか,おたまや菜箸,サラダ油など忘れ物が多く,足踏みする感がありましたが,混雑する前に何とか調理を終え,10時半には販売にこぎつけることができました。ここ2,3年は強風で寒い日に当たることが多かったのですが,今年は暑いくらいの陽気に恵まれ,温かい汁物が売れるのか大変心配されましたが,クラブ員の若さと元気の良さが売りになってか,13時前に140食分を完売することができました。
 販売用の野菜と餅は,瀬峰の農産物直売所「菜っちゃんハウス」にも出荷している高橋博文氏が持参しました。えび,あんこ,ずんだ,くるみ,納豆の計5種類の餅は12時前にあっという間に売り切れました。
 クラブ員達は,盛況のうちに一つ行事を終えたことで晴れ晴れとした表情をしていました。
 今年はクラブ員が持ち寄った野菜類が白菜とカリフラワーの2品目と少なかったので,来年はもっと多くの品目を出し,アピールしたいものです。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(有)ダイアファームが自社の米と野菜で弁当・飲食店事業に乗り出す!

2011年11月09日 09時23分50秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成23年10月31日,大崎市鹿島台にある(有)ダイアファームの「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律(六次産業化法)」に基づく「総合化事業計画」が認定されました。大崎市で初めての認定となります。
 認定された計画の概要は米,水菜やスイートコーンなどの野菜を栽培,農作業体験も受け入れ,これらの食材を活用した弁当製造,飲食店施設を新設して,付加価値の向上と販売形態の多様化を図ることとしています。また,東日本大震災により農業経営の継続が困難となった方々を雇用し,復興に寄与することも計画しています。
 今後も,普及センターでは,計画の具現化に向け,支援を行っていきます。 

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 先進技術班
                                   TEL 0229-32-3115         FAX 0229-32-2225


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする