宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆現地視察研修を開催しました

2016年11月01日 13時03分22秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 大崎地域は県内有数の大豆産地ですが,雑草の繁茂や蔓化・倒伏による汚粒が発生し,品質の低下が問題となっています。普及センターでは,高品質な大豆生産技術の確立に向けて,プロジェクト課題として,大豆の汚粒を低減するため,生育を制御する摘心技術や難防除雑草対策技術の実証に取り組んでいます。
 平成28年10月21日に大崎市古川の水稲・大豆・小麦の生産組織である桜ノ目アグリサービスの生産者4名を対象に,「つり下げノズル」を利用した雑草防除技術及び大豆摘心技術の現地視察研修を開催しました。
 現地視察では,栗原市志波姫の大豆生産者である千葉氏のほ場を見学しました。千葉氏はタンレイを18ha作付けしていますが,近年難防除雑草がほ場に見られるようになり,つり下げノズルを使った体系的な雑草防除を行っています。千葉氏は「今年は7月に雨が多く,大豆バサグランや中耕・培土のタイミングが難しかったが,つり下げノズルを使った畦間防除を行い,体系的な雑草防除ができた。」と話していました。ほ場に雑草は見られず,大豆の生育も良好でした。
 続いて,加美町の有限会社平柳カントリー農産の大豆摘心を行ったミヤギシロメのほ場を見学しました。同社の佐々木専務は「今年は例年より大豆の丈が小さく,摘心するか迷ったが摘心を行ってよかった。大豆が蔓化・倒伏しないことから,土の掻き込みもなく,収穫もスムーズに行うことができる。」と話していました。摘心を行ったほ場では,大豆の莢付きがよく,収量が期待できるようでした。
 桜ノ目アグリサービスの佐々木代表は「雑草がきれいに管理されたほ場,摘心作業を行ったほ場を見ることができたいへん勉強になった。現地で農家の声が聞ける貴重な機会を設けていただき感謝している」と話していました。

<連絡先> 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910

 

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