宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

優良な水稲種子生産を目指した新たな試み

2012年08月20日 13時15分13秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 管内には4つの水稲採種組合があり,その面積は県内一の314.8haとなっています。当普及センターでは,その一つ小野田種子生産組合をモデルとして,採種組合共通課題の解決を目指しています。
 課題の一つに,採種ほ場周辺の一般ほ場のばか苗があります。ばか苗に罹病したイネが出穂前に採種ほ場の周辺にあると,採種ほ場のイネの穂に感染してしまいます。それを防ぐために,昨年に罹病株を発生させた生産者に対し,育苗巡回を行い,採種ほ場周辺に罹病株を植えないよう協力を呼びかけました。また,今年新たに組合員,JA,普及員で周辺ばか苗を確認し,グーグルマップ等を利用して,採種ほ場の周辺ほ場200mを含むマップを作成したことにより,組合員,JA,普及員全員が具体的に採種ほ周辺の状況を把握することが出来ました。また,周辺ほ場の耕作者と協議した上で,組合員が罹病株の抜き取りを行いました。その後に,周辺ほ場のばか苗病の発生量を確認するために予備審査を行ったところ,今年の採種ほ場は基準をクリアしました。
 さらに,最近採種ほ場で増えている多年生雑草対象の除草剤展示ほを設け,現地検討会を開き,除草効果を組合員と確認しました。完全に草を一掃するまでには至りませんでしたが,展示除草剤の一つは一剤で初期剤と一発剤を組み合わせたと同等の効果があり,好評でした。
  これから収穫に向けて,優良な水稲種子生産が出来るよう,支援を続けていきます。

 

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910

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