宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ドローンリモートセンシングと無人ヘリによるマップ連動可変施肥を実施しました

2019年08月02日 19時17分53秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 栗原市志波姫地区の農事組合法人iファーム(代表:三浦 章彦氏)の水田において,7月18日(木)にドローンリモートセンシングを約10ha行い,7月24日(水)に無人ヘリによる可変施肥作業を約5ha実施しました。

 (農)iファームは,本年度から普及センターのスマート農業関連プロジェクトのモデル経営体に位置付けられています。また,県のスマート農業実証モデル推進事業の重点対象としても位置付けられており,今回の取組は県農業革新支援専門員と連携して実施しました。

 リモートセンシングを用いた高精度な画像解析はファームアイ株式会社によるもので,マルチスペクトルカメラを搭載したドローンでほ場全体を空撮し,「赤色」と「近赤外」の反射光から計算された指標(NDVI)から葉色,茎数及び生育量並びに施肥必要量を数値化・画像化しました。無人ヘリによるマップ連動可変施肥はヤンマーヘリ&アグリ株式会社によるもので,上記のリモートセンシングにより得られた施肥量マップをもとに5m幅×1mの単位で作業を行いました。

 三浦代表からは,「稲作における穂肥の重要性は十分に分かっているが,規模拡大が進むと,きめ細かな肥培管理が難しいので,やむをえず一発施肥体系にしている。今回の取組結果に注目したい。」とのコメントをいただきました。


ドローンによるリモートセンシング


無人ヘリによるマップ連動可変施肥

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-6144


階上いちご部会の作柄検討会が開催されました。

2019年08月02日 09時35分36秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 JA新みやぎ階上いちご部会(気仙沼市)では,10人の部会員がいちご栽培を行っています。平成31年産の作柄を振り返り,次作の栽培に生かすための検討会が開催されました。

 普及センターからは,環境データを活用した栽培管理と,次作に設置するハダニ類の天敵製剤比較試験ほの概要について説明を行いました。   環境データを活用した栽培管理については,プロジェクト課題の取組として普及センターが設置している環境測定機器のデータを分析して,有効な炭酸ガス施用方法について検討を行いました。炭酸ガス施用に対する部会員の関心は高く,グラフ等で振り返りながら施用方法について考える良い機会となりました。

 天敵製剤比較試験ほでは,バンカーシート,パック製剤,ボトル製剤の3種類の製剤について,防除効果や設置時間,コストの比較を行います。天敵製剤の有効な活用方法について検討し,部会員のハダニ類防除に役立てていきます。

 

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606