黒川地域農業法人連絡会が設立されました。

　ＪＡあさひなでは，農業経営の効率化と農地利用集積の促進に向けて集落農業の法人化指導を行っており，昨年度は４法人が設立されました。このような中，地域農業を支える担い手として農業法人の活躍が一層期待されていることから，ＪＡでは，黒川郡内の農業法人相互の連携を推進するため，連絡会設立の準備を進めていました。その結果，去る６月２３日に黒川郡内の２３農業法人が加盟する「黒川地域農業法人連絡会」の設立総会が開催されました。
　当日は２０法人の代表者と各町長，ＪＡあさひな役員，各関係機関など５０名が参集し，初めに設立委員代表の（農）小野営農集団組合の佐藤組合長が，「農業法人が地域農業を支える担い手として役割を果たし，相互に連携しながら経営の確立と地域の発展に寄与する」と設立趣意を述べた後，議案の全てが採決されました。
　今年度は，経営研修会の開催，個別経営相談の実施，ＪＡ事業との連携，会員相互の交流等の活動が行われる予定です。
　今後，連絡会の活動により，各法人が地域農業の担い手としてより一層活躍していくことで，黒川地域における集落農業組織の法人化の推進に寄与するものと期待されています。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター　地域農業班
〒981-8505　仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
Ｅ-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

若手農業者を対象に「ねぎ現地検討会」を開催。

　プロジェクト課題の対象となっている管内の認定新規就農者の生産技術の向上と農業者同士の交流を目的として，平成28年6月21日に「ねぎ現地検討会」を開催しました。
　検討会には7名の参加があり，認定新規就農者である3経営体の各ほ場で経営主からそれぞれの経営概要とねぎの耕種概要について説明をいただき，生育状況や病害虫の発生状況について情報交換を行いました。
　普及センターからは，今後の作業として，土寄せ，追肥，病害虫防除について情報提供しました。
　参加者からは，「他の生産者と自分のねぎの生育状況を見比べることができた。」，「同じ新規就農者と情報交換できて良かった。」という声があり，生産技術向上と併せて農業者同士の交流も図ることができました。
　今後も収穫までの生育経過を観察できるように継続的に現地検討会を開催する予定であり，参加者の生産技術力アップが期待されます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター　地域農業班
〒981-8505　仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
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