宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆栽培に向けた従業員研修会を開催

2013年06月21日 11時20分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 石巻農業改良普及センターでは,昨年から石巻市桃生地区の6農業生産法人を対象にプロジェクト課題を実施しています。昨年度は法人就農の従業員に対し水稲の基礎に関する研修会を開催しており,今回は,今後作付けされる大豆について研修会を行いました。
 研修内容としては,宮城県内における大豆栽培面積・収量,肥培管理について,病害虫対策について普及センターから情報を提供しました。
 また,情報交換では「大豆ほ場の渇水時における水管理」「土質の違いよる管理について」「省力的な機械の導入」等について今後指導を願いたいとの希望がありました。

 普及センターでは,今後とも継続的に法人の若手従業員の資質向上に向けた研修会を実施していきます。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一般
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麦適期刈取に向けて現地巡回を行いました

2013年06月21日 11時05分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 6月7日,13日 2回にわたり麦の適期刈取巡回指導を行いました。
 生産組織や法人が作付けしている代表的なほ場を巡回し,水分計を利用して水分を測定しながら成熟期と刈取時期目安について,各組織の代表者に対し普及センターとJAから指導を行いました。
 大麦の生育状況は平年に比較して3~10日遅れており,また小麦の成熟期6月下旬から7月上旬になる見込みとの説明を行いました。
 また,巡回終了後の意見交換では「麦作技術情報」をもとに収穫調製・乾燥水分等今後気をつけるポイントについての検討をしました。

 当普及センターでは,今後もJAと協力しながら麦の栽培技術向上を支援していきます。
 
<連絡先>宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗原の水稲直播面積が約4倍増

2013年06月21日 10時09分21秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
栗原管内の水稲直播面積が,主食用で82ha(前年比372%),飼料用で10ha(前年比294%),ホールクロップサイレージ用で175ha(前年比117%)といずれの用途においても急増しました。
湛水直播では,カルパーコーティング播種から鉄コーティング播種へ,散播から点播へ変わりつつあります。乾田直播は大豆栽培者を中心に増加してきており,「古試の広畝成形播種方式」や「グレーンドリル方式」が導入されています。
品種は,「ひとめぼれ」が最も多く,倒伏が心配される地域では,短稈品種の「萌えみのり」の導入も見られています。
 各農家の直播導入理由は,「鉄コーティング直播技術が確立してきたこと」「受託面積の増加による育苗作業の省略」,「収穫調製作業の労力分散」が多いようで,「この技術が定着すれば本当に楽でいいね」という感想の方がほとんどでした。
当普及センターでは,今後も水管理,雑草防除などまだ技術が定着していない部分がありますので,引き続き指導していきたいと思います。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 
FAX:0228-22-6144

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする