施設コマツナを周年栽培する仙台SGC(七郷グリーンクラブ)は構成員5名で若林区藤田を中心に活動しています。3月11日の津波で特に仙台東部道路の東に位置する3名は壊滅的に被災しましたが、西に位置する2名は膝上まで冠水したものの施設の被害は免れました。
ハウス土壌は厚さ2~3cmのヘドロで覆われ、それが乾燥するにつれ塩を吹き出しながら上に反り返るためひび割れてきます。
家族総出と農業サポーターの手伝いによるヘドロの剥ぎ取り作業は、4月20日から5月7日まで延べ90名を要しました。ヘドロの下のハウスの土は除塩前にはEC(電気伝導度)2.6でしたが、石灰を10a当たり180kg投入後耕耘することにより、4時間灌水でEC0.54,24時間灌水でEC0.25まで除塩できました。
鈴木氏は4月22日にコマツナを播種し、5月9日には草丈10cm葉数4枚ほどに生育しました。一方、伊藤氏は5月2日に播種し9日には発芽したとのことです。
仙台SGCは仙台卸売市場に出荷する予定です。6月になれば、震災復興コマツナが皆さんの食卓に届くことでしょう。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp
ハウス土壌は厚さ2~3cmのヘドロで覆われ、それが乾燥するにつれ塩を吹き出しながら上に反り返るためひび割れてきます。
家族総出と農業サポーターの手伝いによるヘドロの剥ぎ取り作業は、4月20日から5月7日まで延べ90名を要しました。ヘドロの下のハウスの土は除塩前にはEC(電気伝導度)2.6でしたが、石灰を10a当たり180kg投入後耕耘することにより、4時間灌水でEC0.54,24時間灌水でEC0.25まで除塩できました。
鈴木氏は4月22日にコマツナを播種し、5月9日には草丈10cm葉数4枚ほどに生育しました。一方、伊藤氏は5月2日に播種し9日には発芽したとのことです。
仙台SGCは仙台卸売市場に出荷する予定です。6月になれば、震災復興コマツナが皆さんの食卓に届くことでしょう。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
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