『 中国の新体制 』
中国の 共産党大会が終り
新体制が 少しずつ見えてきたようだ
衝撃的な映像もあったが
予想されたように 習近平体制が強化されそうだ
他国の政治体制のことではあるが
わが国にとっては 巨大な隣国であり
経済面 文化面 防衛面など
いずれにとっても 受ける影響は極めて大きい
政治理念が合わなくても 緊張関係は続くとしても
相互依存を皆無にすることなど 出来るはずもなく
何とか 少しでも穏やかな関係を 願うばかりだ
☆☆☆
『 米露国防相が電話協議 』
ウクライナ情勢に 進展の気配が全くない中で
米露の国防相が 電話協議したとのニュース
両大臣に どれほどの権限があるのか疑問だし
これによって 情勢に変化が起きるとは 思えないが
そのような状況下だけに
少しでも多くのチャンネルを 開拓していくことで
いつかは実が結ぶものと 祈りたい
☆☆☆
『 9月の消費者物価は3%上昇 』
2%の物価上昇を目指していた 政府としては
目標を大幅に超えて 万々歳なのでしょうねぇ
でも この目標 私たちの生活が
良くなるためだと思っていたのですが
無知だったのでしょうか・・・
しかも この3%の上昇には
今月初めから続々実施されている 値上げは
入っていないのですから 10月はどうなるのでしょうか
まあ 少々の耐乏生活では 餓死はしない
と言うことでしょうか・・・
☆☆☆
『 プロ野球 ドラフト会議 』
プロ野球 ドラフト会議が行われている
毎年 悲喜こもごも ドラマが紹介される
今年の一位指名は あっさりと決まり
少々 ドラマ性に欠ける感じ
ただ 選ばれた選手にとっては ドラマ性など関係なく
これからが 本番の始まり と言うことだと思う
二位以下の選手とて 全く同じで
それぞれの選手の 健闘を祈りたい
☆☆☆
『 高橋元理事 再再再 逮捕 』
東京オリンピック・パラリンピックの
大会組織委員会元理事の高橋容疑者が 四回目の逮捕とか
もういい加減にしてくれ という気持ちもあるが
これまでの報道が正しいとすれば
やりたい放題だったと言うことらしい
どんな組織でも とんでもない輩が
一人や二人は いるのかもしれないが
これほどひどい 理事がいたとすれば
組織全体が 健全だったなどとても思えない
本当に彼一人だけの 問題なのか
組織全体の責任もあるはずだ と思ってしまう
☆☆☆
『 ドイツは原発に そろり? 』
ロシアからの天然ガス供給が 厳しくなっているドイツは
原発全廃の方針を 手直しするようだ
原発の危険性は わが国のような災害からくる危険の他に
ウクライナのように 戦乱やテロの危険も身近になってしまった
しかし エネルギー確保は 国家の生命線の一つ
種類も 購入先も いかに安定的に確保するか
以前から言われていることだが 今年は それを突きつけられた感じ
わが国の場合は さらに 円安もこたえている
☆☆☆
『 解くる紐かな 』
あひ見ぬも 憂きもわが身の 唐衣
思ひ知らずも 解くる紐かな
作者 因幡
( 巻第十五 恋歌五 NO.808 )
あひみぬも うきもわがみの からごろも
おもひしらずも とくるひもかな
* 歌意は、「 あの人に逢わないのも これほど辛い思いをしているのも わが身から出たことですが そうしたわたしの思いも知らず 衣の下紐が解けてくるのです 」
何とも切ない恋歌です。なお、「解くる紐かな」という言葉は、何とも生々しい感じがしないでもありませんが、当時には、「恋人に逢える前兆」という考えがあったようです。
* 作者 因幡(イナバ)は、平安前期の女性ですが、その動向は多くは伝えられていないようです。因幡というのは女房名でしょうから、宮廷に仕える貴族の娘であったのでしょう。生没年は不詳ですし、伝えられている和歌の数も少ないようで、古今和歌集にも収録されているのはこの一首だけです。
* しかし、その出自や家柄ははっきりしています。
父は、基世王(モトヨノオオキミ・生没年は不詳です。)で、母は未詳です。
基世王は、仲野親王の御子で、桓武天皇の孫に当たる人物です。従って、因幡は桓武天皇の曽孫ということになります。歴としたお姫さまなのです。
* 基世王の生母も未詳ですが、仲野親王には十人を超える子供がいたようですし、桓武天皇ということになりますと、数え切れないというのは少々オーバーだとしても、多くの皇子や皇女がおり、伝えられていない御子の数も少ない数ではないようです。
そう考えますと、いくら天皇の曽孫といっても、有力な後見者、特に生母方の有力な後見者無しでは、宮廷内での手厚い処遇は期待できなかったのではないでしょうか。
* 因幡の父 基世王は、867 年に、無位からいきなり従四位下を与えられています。これは、桓武二世孫としての厚遇(蔭位)によるものなのでしょう。
ただ、その後は上に昇ることなく、883 年に下総守、884 年に山城権守と地方官を歴任し、889 年に因幡権守に就いていて、これが最終官位であったようです。
作者の女房名は、父の因幡権守によるものと考えられます。
* 従って、作者が因幡として宮仕えをしていたのは、889 年より後のことと推定されます。そして、それは、作者が十代から二十代の頃の事ではなかったのではないかと思うのです。
掲題の和歌がいつ詠まれたのか、その時期は分からないのですが、十代半ば頃までという感じはせず、むしろ、二十代、あるいはそれ以降のような気がするのです。全くの想像ですが。
もし、そうした推定が正しいとしますと、この歌が詠まれた頃には、酸いも甘いも受け止めることのできる女性であったように思ってしまうのです。
* 桓武天皇の曾孫という血筋でありながら、貴族としては決して上級とはいえない家の姫として育った作者は、それでも庶民の娘とは別次元の宮廷という舞台で、充実した時を送った女性であったと、勝手に思っているのです。
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『 中国共産党大会 』
中国共産党の 第20回党大会が開かれており
開幕前から 多くの報道が為されている
少々不気味な報道も あるにはあるが
映像を見る限り そのスケールの大きさには圧倒される
この国が隣国であることは 避けられない宿命だが
それは 太古の昔からのことなので
否定一辺倒ではなく 追従一辺倒でもない
公正堂々の 付き合いを目指したいが
その為の条件は
一にも二にも わが国の国力充実だと思う
☆☆☆
『 日本シリーズらしい対戦 』
クライマックスシリーズは ヤクルトとオリックスが勝ち進み
セ・パ共に リーグ優勝チームの戦いになった
これで 日本シリーズらしい日本シリーズとなり
本当に良かった
レギュラーシーズン負け越しのチームが 日本一になるのではと
心配していたが 無用な心配で 大変結構でした???
☆☆☆
『 今年もお約束通り 』
わが家のキンモクセイ
お約束通りに 色づいてきた
香りは 数日前から漂っていたが
木全体が色づくのは 毎年十五日辺りだ
別に約束しているわけではないが
他所様より少し遅れて 今日あたりに輝きを増す
この日は 悲しい記念日でもあり 感慨深い
☆☆☆