ダメでもともと!

面白いドラマを書いて、「一声」かけていただく。だめでもともと。

ダメでもともと、

2019-02-28 23:52:52 | 今日という日をメモしておこう

尻込みしているよりも、ダメでもともと、チャレンジしよう。

動かなければ、何も始まらない。

もちろん、動いても始まらないことは多い。

それぐらいチャンスはない。

けど、チャンスがないからといって動かなければ、本当に何もない。

この週末は、必要書類も書いて、企画、思いも書こう。

ほんと、新元号はいい時代にしたい。

今日はヤンシナ締切日。

どこかに「一声かかるのでは?」という思いもあるが、それを待っていても、

しかも声がかからなかったら・・・

いや声がかからないだろう。

2018年までに書いた作品の中では、どうなのかわからんが、女性の読書家さんには好評だった。

けど、ほんと、「落ちるのに理由なんてない」

いや、50というだけでノーチャンス。

でも、ダメでもともと、トライだけはしよう。

それでだめなら、今の会社をやめて、農業になんとか就職しよう。

もともと大学にいけたのなら農学部志望だったし、大地はいい。

それを第二の人生に穏やかに、

ほんと、60歳の姑息なドブネズミは、人間性を正すようにしなければいけなかったのだが、社長は俺が上げた素行だけを正したに過ぎなかった。

それでは、ダメだということを、この数週間で学んだ。

ほんと、面倒くさいというか、わけわかんない奴っているんだなぁ~

悪貨は良貨を駆逐する、の意味を身をもって知る。

 

兎に角、明日一日で休みだし、書類を書いて、企画も作品もつけて、ダメもとで出そう。

捨てる神あれば、きっとどこかに拾う神がいても、

そのためには、最低、拾う神の目につかなければいけない。

その最低をだめでもともとの気持ちでやらなければいけない。

 

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第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」 第六回(全八回)

2019-02-28 08:02:23 | 第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」

「第六回」

 

〇なぎさの部屋(夜)

  なぎさと弓美がいる。

  机には参考書が開いてある。

  なぎさ、突然、ペンを止めて、

なぎさ「パパもママも堂々としてる」

弓美「……」

なぎさ「後ろめたい気持ちなんてこれっぽっちもない」

弓美「じゃぁ、開き直ったってこと?」

なぎさ「よし、じゃ、もとを断とう」

弓美「……」

 

〇高校の外観

 

〇同・屋上

  なぎさ、屋上のフェンスの傍にいる。

  そして、校庭を眺めている。

  屋上へ拓馬といづみがやってくる。

  拓馬、なぎさに声をかける。

拓馬「またここか?」

  なぎさ、拓馬といづみの方を向く。

拓馬「お前も好きだな」

なぎさ「ここじゃなかったら話せないでしょ」

拓馬「いづみまで呼び出して。今度は何を話すんだよ」

なぎさ「拓馬がママと付き合わずに、いづみと付き合えばいいのよ」

拓馬「なんだよ。またその話か? もうそれはいいよ。俺もいづみも付き合ってないんだから」

なぎさ「じゃ、今から付き合いなさいよ!」

  拓馬、面倒くさそうに、

拓馬「そのつもりはないよ」

 いづみ、頷く。

なぎさ「じゃ、二人でデートでもすればその気になるんじゃない」

拓馬「ならないよ。二人で一緒にいるときなんてよくあるけど、そこに恋愛感情はない」

いづみ「そうね」

拓馬「いづもも俺も、年上好きだから」

なぎさ「年上って、上過ぎるから言ってるの! しかも、その相手がよりによってうちのパパとママだなんて! 一体どうしてそうなったの!?」

拓馬「どうしてって、もう結構前だから」

なぎさ「前!?」

いづみ「なぎさの誕生パーティーで知り合ったのよ」

なぎさ「!?(絶句)」

拓馬「そうそう。お互いね」

なぎさ「そんな前から」

拓馬「だから、今更なんだよ」

なぎさ「でも、いづみとはもっと前から知り合ってるじゃない」

拓馬「そうだけど」

  拓馬といづみ、お互いを見る。

なぎさ「同性から見てもこんな綺麗な女子高生、いないよ!」

拓馬「まぁ、確かに綺麗だけど。なんていうのかなぁ。若くて可愛い、綺麗は当たり前なんだよ。それより、四十過ぎてもなお、綺麗で艶っぽい女性の方が俺は魅力的だと思うし、中々四十過ぎて綺麗と思う女性はそうはいないよ」

なぎさ「だからって、うちのママにいかなくてもいいじゃない!」

拓馬「紗世さんはほんと綺麗だ。今まさに女ざかり」

なぎさ「うちのママをいやらしい目で見ないでよ!」

拓馬「見てないよ。美しいものを見る目で見てるだけだよ」

なぎさ「やめてよ!」

  拓馬、ため息をついて、

拓馬「兎に角、俺といづみに何言ってもダメだよ。俺は大人の女性が好きだし、いづみも大人の男性が好きなんだ。間違っても俺といづみが付き合うことはない」

なぎさ「いづみも?」

いづみ「そうね」

なぎさ「……」

拓馬「そうだなぁ。いづみが四十過ぎて、艶っぽい女性になったら付き合いたいと思うかな」

いづみ、微笑み、

いづみ「私も、拓馬が人生の場数踏んで、責任感が顔に出るような大人の男性になったら付き合ってもいいかな」

拓馬「まだ遠い先の話だ」

  拓馬といづみ、二人して笑う。

  なぎさ、二人を割って入るかのように、

なぎさ「笑い事じゃない!」

  屋上に男性教師の通称、青髭(45)が現れる。

青髭「お前ら、そこで何してる!」

拓馬「やべ、青髭だ!」

青髭「そろそろ休み時間が終わるぞ!」

いづみ「あ、はい」

  なぎさ、渋い顔をしている。

 

〇なぎさの部屋(夜)

なぎさ「ダメだ! あれは生粋の熟専枯れ専だわ。拓馬もいづみも全く相手にしてくれない」

弓美「熟専枯れ専だなんて、なんか語呂がいいわね。海千山千みたいで」

弓美、なぎさの隣で微笑む。

なぎさ「笑い事じゃありません!」

弓美「そうね。ごめんなさい」

  と微笑みながら言う。

なぎさ「もうこうなったら当事者を集めて話し合うしかないわ。そこで決着つける。それ以外、家庭崩壊を食い止めるすべはない」

弓美「……」

 

〇同・なぎさの部屋のドアの前

  紗世、ドアの前で聞き耳を立てている。

 

〇万華鏡の中の幾何学模様

  回転し幾何学模様が出る。

 

           つづく

 

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そろそろ、意識を集めないと、

2019-02-27 20:45:33 | 日記

いろいろなネタがふわふわ出てくる。

ちょっとしたネタが浮かび、ふと過去に書いたヤンシナ一次落選作「ドブネズミはしたたかに生きている」のさわりだけ見たら、案外、上手く入っているのに驚いた。←娯楽度はともかく、結構書けてるドラマのような気がするなぁ~、おぼろげでしか覚えてないが、入り方は悪くはない。

結構、昔の作品を見て、驚くことはある。

整理していたとき、全く記憶にない文章を見つけて、それがあまりによくて、自分が書いたのか人が書いたのか、わからないぐらいだった。

明らかに文書力は低下しているなぁ~

職場で古新聞に製品が入っているから、古新聞の連載小説をちょろっと読むと、別にこうでなければいけない、ああでなければいけないは何もないと思った。

ただ、書きたいドラマを書いている人。

それを総じて小説家と言ってるに過ぎない気がした。

もう二月も終わる。

三月、四月、には、いや三月には作品作りに行きたい。

いろいろネタが出てくるけど、ぶれずに、究極の自画自賛、自己満足を、

原稿用紙200枚以上だけど、それにもこだわらず、ただ、究極の自画自賛にだけこだわっていこう。

 

本日はメモの整理が出来ればいいかな。

企画書づくりは週末にゆっくり書いてみよう。

 

そうだなぁ、新元号はいい時代に、

そのためにも三月は大切。

ザノンフィクション「占う男と占われる女」を見てから、はじめよう。

三十三年落選し、二十六年闘病生活で亡くなった母を持つ男の手相は、いったいどんな手相なんだろうか・・・

たぶん、占えない手をしている、かもしれない。

 

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第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」 第五回(全八回)

2019-02-27 08:04:03 | 第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」

「第五回」

 

〇都内のスパリゾート施設の外観

 

〇同・混浴大浴場の一角の寝風呂

  なぎさ、可愛らしい水着を着て一人、寝風呂にいる。

  そこへ、拓馬が隣に来る。

なぎさ「拓馬君!?」

拓馬「奇遇だね。こんなところであうなんて」

なぎさ「……ママも一緒なの?」

拓馬「よくわかったね。ここだと紗世さんの艶っぽい背中が生えるからね」

なぎさ「ママを紗世さんっていうのやめてよ! ほんと気色悪いわ!」

拓馬「君は、紗世さんの背中を見たことがある?」

なぎさ「そんなの、ないけど」

拓馬「なら見た方がいい。淑女は背中で年をとるんだ」

なぎさ「淑女は背中で恋をするんじゃなかったの?」

拓馬「恋もするし、年も取る」

なぎさ「……」

拓馬「背中を見れば、その人がいい年のとり方をしているか否かわかる。彼女の背中はいい年の重ね方をしている。健康的で、肩甲骨が躍動している。今まで生きてきた味わいが艶となって背中から滲み出ているのがよくわかる」

  拓馬、両手が思わず湯から出ている。

 

〇紗世の映像

  背中が丸見えの白いレオタードの水着を着た紗世。

  下腹部に花柄がある。

  湯船の淵に座り、湯煙とのコントラストが紗世を妖艶に見せる。

 

〇元に戻る・混浴大浴場の一角の寝風呂

なぎさ「気持ちわる!」

拓馬「君も傍にいいお手本となる女性がいるんだから参考にした方がいい」

なぎさ「私はまだ十八よ!」

拓馬「若くて可愛いのは当たり前。でも、花の命は短い。しかし、四十を過ぎたころから女性は艶を放ち、妖しい色気とともに芽吹き始める。こうして美少年の心を奪っていく」

  なぎさ、冷めた目をする。

なぎさ「何言ってんの?」

  拓馬、寝風呂から体を起こし、

拓馬「漫然と暮らしていたら艶のある女性にはなれない。丸い背中のおばさんになっちゃうよ」

  拓馬、去っていく。

  拓馬、弓美とすれ違う。

なぎさ「ただの熟専の背中フェチじゃない」

弓美「あれ、今の子?」

なぎさ「ああ、エイリアンがママと来てるみたい」

弓美「……」

 

〇同・混浴大浴場

  紗世、サマーベッドにいる。

  拓馬が傍に立つ。

  紗世、拓馬を見る。

拓馬「娘さんが来てますよ」

紗世「……」

拓馬「言わない方がよかったですか?」

紗世「いえ、それでいいわ」

 

〇万華鏡の中の幾何学模様

  回転し幾何学模様が出る。

 

〇小野寺家の外観(早朝)

  ガレージには白いベンツと黒いベンツが止まっている。

 

〇同・玄関

  正志、靴を履いている。

  玄関にはキャディバッグが二つ。

  一つは正志、もう一つはいかにも女性モノのデザイン。

  なぎさがやってきて、

なぎさ「ゴルフ?」

正志「ああ」

  なぎさ、二つのキャディバッグを見て、

なぎさ「まさか、いづみと行くの?」

  正志、チラリとなぎさを見てから、至って平静に、

正志「そうだよ」

  正志の脳裏に弓美の言葉(映像)が過る。

 

〇弓美の言葉(映像)

弓美「怯んじゃダメです! 強引に押し通してください!」

 

〇元に戻る・玄関

  正志、女性モノのキャディバッグをもって、

正志「可愛いだろ、このキャディバッグ。こないだカフェで待ち合わせて一緒に買いに行ったときのものだ」

なぎさ「……」

  なぎさと正志、睨み合う。

  なぎさ、視線を逸らし、部屋に戻る。

正志、思わず深くため息をつく。

 

               つづく

 

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面白いを求めて、

2019-02-26 18:42:16 | 日記

孔子曰く「四十にして惑わず、五十にして天命をしる」

というが、五十にしてもなおグラグラです

なんていうのかな、いろいろ辛いことが多すぎて、幸せを夢の上にのせてしまったからなのかな。

その夢をかなえない限り、幸せはあり得ない・・・

よく思うことがある。

もし宝くじで五億円当たったら、どうする?

それって幸せか?

好きなことが出来るという点では幸せだろう。

しかし、テレビドラマを作るに関しては、金があれば作れるのかもしれないが、地上波で放送されることはない。

となると、おそらく、嫌いな仕事をしなくていい、旅行に行ける、それぐらいなのかなぁ~と思ってしまう。

ほんと、なぜ迷うのか?

五十っていうのは第二の人生を考えるおそらく最終地なのかしれない。

ほんとプロになれると思ってやってきたから、気が付いたら、もう五十でノーチャンスと気が付いた。

だから、グラグラしているのかな。

と、でも、第二の人生は小説というか面白い話、

それとYouTubeかな。

企画書を書いて、新しいことを始めること。

そう、新しい、というか、面白いことを求めることが、第二の人生なのかな。

楽しい仕事、やりがいのある仕事につけたら、それは幸せだけど、残念ながら俺には絶無。

五十歳で最年少、課に女性は一人もいず、会社自体にも三人で、最年少が四十四なのかな

六十歳の仕事のふりしてネットを見ている姑息な男が部長よりもえらく、

しかし、俺の社長への暴露にやって働かなくてはいけなくなったから、こうして定時であがることもできようになった。

ほんと当たり前なんだけど、こないだ、飯田橋に赤城神社に御朱印をもらいにいったとき、ふとラーメン屋に入った。

近くには行列店があるのだが、ちょっと並んでまで・・・という感じだったので、カウンターだけの小さめのチェーン店ではあるが、つけ麺やに入った。

そしたら、おばちゃん一人が切り盛りして働いている。

俺はその姿に感動した。

そう、嫌なこともあると思うけど、人は働くんだよ!

働いてお金を得る。

なのに、姑息なドブネズミは、人当たりだけで、外面だけで、部外の者や社長、会長にいい顔して、誰よりも高い給料をもらい、実際は仕事もしないで我が物顔で威張り散らす。

ほんと、人ってがんばって働くんだよ。

その姿になんか、応援してしまう。

スーパーでも高校生が東京都一時間千円にもならない最低時給で、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と、それならなまだしも、中にはクレームをつけてくる方もいる。

ペコペコしながら、それでも得るのは一時間千円未満のお金。

ほんと、「がんばれ!」って思うし、逆に「ありがとう」でもある。

ほんと、考えさせられることはいろいろある。

だから、単純に面白さだけを求めてしまうのかな。

第二の人生は、「それって面白いのか?」と「面白さ、楽しさを求めた人生でいいのでは?」と行き着いた。

まぁ、家族もないし、でも、昭和生まれのパートナーは欲しいから、ふと今の女性も寄り付かない浮世離れした会社を首になっても、というか首の方が、失業手当も出るから、まっとうな老若男女がいる会社で、バイトで、とか思う。

ほんと、いろいろ考えてる。

これからの人生、ドラマで人を見るという能力はないことはない。

となると、占い師なんていいのかな、それにプラスアルファ、売り(アイデア)をつけて、とか、←今もまだ考えている。

それに本屋を見て、本屋の顔は小説だ!

シナリオ本ではない。

なら、第二の人生は小説というか、俺の場合は、面白いお話を、と、

まぁ、ガス抜きでブログをだらだらと書いているが、ほんと考えることは多い。

今週の「3年A組」はまだ見てない。

というかちょっこしザッピングでみたら、武智の映像が柊先生の偽造と、なんか脚本家の武藤さん、・・・・やりはじめたか~と思った。

ただやるとくどくなるという短所もある。

節操がなくなってしまうというか、

それに、なんかカタルシスがないのが、どうにも辛くなってきたのかな。

単純に、最終話に爽快感は得られるのか?と、

ここからは感想というか俺の趣向だけど、生徒に柊に対抗できる秀才を入れたほうが、永野さんのキャラだと弱い。

でも、上白石さんの自殺は、ドーピングだけではなく、そこから派生したいじめだと思う。

いじめでの自殺=A組生徒のせい、少なくとも無視はできないだろうから、やはりカタルシスは得られない気がする。

まぁ、あと三話かな、

ちょっと気分がよくなったら見るか、

 

第一の人生はシナリオなら、第二の人生は小説もどき、

または、

第一の人生は落選で、第二の人生は爆発し時代の寵児になる、なら、それがいいかな

 

さて、今日はあったかいから、ちょっと遠くの行ったことのない銭湯に行ってみよう。

 

 

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第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」 第四回(全八回)

2019-02-26 08:02:53 | 第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」

「第四回」

 

〇小野寺家の外観(夜)

 

〇同・ダイニングリビング

  キッチンでは、紗世が皿を洗い、なぎさが拭いている。

  正志はソファに座ってテレビを見ている。

  なぎさ、穏やかな口調で紗世に話しかける。

なぎさ「私見たよ」

  紗世、なぎさを見る。

  正志、ピクッと反応する。

なぎさ「ママが拓馬君と一緒にいるところ」

  紗世、少し焦り、

紗世「そう」

なぎさ「んんん。ママだけじゃない。パパもいづみと一緒だった」

正志「……」

なぎさ「二人とも楽しそうだった」

紗世「なぎさ」

なぎさ「パパもママも、お互いのこと知っているんだ。知っててなぎさのパパとママをやっていたんだ」

  なぎさ、ショックを受ける。

  正志、キッチンの方に来る。

紗世「ほら、なぎさはまだ子供だし、パパもママもこのまま良好な関係を続けていけるのならそうしようと思って」

なぎさ「何が良好よ! ただの仮面夫婦じゃない!」

正志「仮面夫婦ではない。確かに昔のような関係ではないかもしれない。しかし、お互いの意志を尊重しあっているし、理解しあっている」

なぎさ「理解しあっていればお互い浮気してもいいの?」

正志「パパもママも浮気とは思ってない。お互いの幸せを思ってのことなんだよ」

なぎさ「そんなの詭弁よ!」

  正志、冷静になってなぎさにレクチャーでもするかのように、なぎさの目を見て、

正志「なぎさ。人生は一生に一度しかないんだ」

なぎさ「それが」

正志「もし、なぎさに彼氏がいて、その上で一生に一度会えるかどうかわからない素敵な人と出会ったら、なぎさならどうする?」

なぎさ「何それ!?」

正志「一生に一度会えるかどうかわからない人にだぞ?」

  なぎさ、躊躇して、

なぎさ「そ、そんなの、わからないよ」

正志「私たちは話し合った。人生は一生に一度しかないということを。そして、この道を選択したんだ」

紗世、頷く。

なぎさ、圧倒されながら、

なぎさ「そんなの……そんなの嫌だよ!」

  なぎさ、泣き出す。

紗世「なぎさちゃん」

  なぎさ、泣きながら、

なぎさ「人生が一生に一度しかないからって、そんなパパとママ、私は嫌だよ!」

正志「なぎさ!?」

  なぎさ、涙が零れ落ちる。

なぎさ「なんか、物凄く裏切られた……」

紗世「なぎさちゃん!?」

  なぎさ、号泣しながら叫ぶ。

なぎさ「パパとママに裏切られた!」

  なぎさ、全てを振り切り、キッチンを出て部屋に足早に去っていく.

正志「なぎさ!」

  家のチャイムが鳴る。

  紗世、チャイムに反応する。

 

〇同・玄関

  紗世が玄関ドアを開ける。

弓美「今晩は」

紗世「あ、先生」

  紗世、表情から動揺が伺える。

弓美「……」

 

〇同・なぎさの部屋

  なぎさと弓美がいる。

なぎさ「なんか、うやむやにされた」

弓美「……」

なぎさ「一生に一度と言えば、何をやっても許されるの?」

 

〇同・なぎさの部屋のドアの前

  紗世がお盆にジュースとお菓子をのせて、ドアをノックしようとすると、突然、なぎさの声が聞こえる。

なぎさの声「ああ、もう許せない! 絶対許せない!」

  紗世、ノックする手が止まる。

 

〇同・なぎさの部屋

  ドアをノックして紗世が入って来る。

紗世「ジュースとお菓子持ってきたわ」

弓美「すみません」

  なぎさ、紗世に背を向けたまま。

  紗世、チラリと弓美を見て部屋を出る。

 

〇同・ダイニングリビング

  時計の針は22時。

  正志と紗世、テーブルにいる。

  弓美が一人、二階から降りてくる。

紗世「先生」

弓美「……」

  紗世、二階を気にしながら、

紗世「これでよかったのか!?」

正志「やっぱり、まだ早かったのでは?」

弓美「いいんです。まずは事実を見せることが大切なんです! これから、もっともっと見せつけてやるんです!」

正志・紗世「……」

弓美「決して怯んではダメです。弱気になってはいけない。それが家族の幸せにつながるんです。強行突破、あるのみです!」

 

〇同・玄関

  弓美が出ていく。

  弓美を見送る正志と紗世。

正志「今は先生に従うしかない」

 

〇万華鏡の中の幾何学模様

  回転し幾何学模様が出る。

 

             つづく

 

 

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第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」 第三回(全八回)

2019-02-25 08:03:42 | 第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」

「第三回」

 

〇小野寺家の外観(夜)

 

〇同・ダイニングリビング

  なぎさ、紗世、父の小野寺正志(48)がテーブルで夕食をもう少しで食べ終える。

  なぎさ、チラチラとばれないように紗世を見る。

  紗世、なぎさの視線に気づかず食べる。

  紗世、頭をあげて、みんなに言う。

紗世「デザートにチーズケーキあるけど食べる?」

なぎさ「食べる」

紗世「パパは?」

正志「俺はいいや」

紗世「そう」

  紗世、キッチンに行き、冷蔵庫を開ける。

  なぎさ、キッチンにいる紗世を見てから、それとなく正志を見る。

  正志、テレビを見ている。

なぎさ(心の声)「ママが私の同級生と浮気していることも知らず、なんか、可哀想……」

するとソファの前のテーブルに置いてあるスマホから着信音が聞こえる。

  正志、テーブルから離れ、ソファに座りスマホを手に取る。

  紗世、ケーキを持ってくる。

紗世「はい」

なぎさ「ありがと、ママ」

  正志、ソファでスマホを弄っている。

 

〇同・なぎさの部屋

弓美「もう男女の関係は終わってるんじゃないかな。今はただ、なぎさちゃんのパパとママ。その責任感から夫婦関係を続けている。そう思った方がいい」

なぎさ「そんな!? じゃ、パパには言わない方がいいの?」

弓美「言っても無駄だと思う」

なぎさ「じゃ、どうすればいいの?」

弓美「どうもしない方がいい」

なぎさ「先生は私の味方じゃないの!?」

弓美「味方だよ」

 

〇同・なぎさの部屋のドアの前

  紗世、ドアの前で聞き耳を立てている。

 

〇万華鏡の中の幾何学模様

  回転し幾何学模様が出る。

 

〇池袋の街並み

 

〇カフェの店内

  なぎさと弓美、向かい合って座っている。

  なぎさ、フォトアルバムを見ている。

なぎさ「あ、先生、この写真なんていいよね」

  なぎさ、弓美にフォトアルバムを渡す。

  弓美、フォトアルバムを手に取り、そして、他のページもめくって、

弓美「(笑って)どれも同じだよ」

なぎさ「全然違うわ」

弓美「そうかな(苦笑い)」

  なぎさ、ふと視線を他の客に向ける。

  すると、拓馬と岡田いづみ(18)が向かい合って座り、談笑している姿を目撃する。

  なぎさの表情が強張る。

なぎさ「あいつ!」

  弓美、なぎさの視線を追う。

  視線の先に拓馬といづみがにこやかに談笑している。

なぎさ「何が付き合ってないよ! ちゃっかり付き合ってるじゃない!」

弓美「……」

  拓馬の笑顔。

なぎさ「もう、ママもいづみもみんな騙されてる! もう言ってやる!」

  なぎさ、席を立とうとすると、弓美に手を掴まれる。

なぎさ「先生!?」

  弓美、入口に視線を向ける。

  なぎさ、弓美の視線の先を見る。

  すると、正志と紗世が入って来る。

  そして、拓馬といづみの席にくる。

なぎさ「……」

  なぎさからは立っている正志と紗世の後ろ姿しか見えない。

  正志、伝票をもって、いづみと一緒に出ていく。

なぎさ「え!?」

  それに続いて、紗世と拓馬が出ていく。

なぎさ「……」

  なぎさ、椅子に座る。

なぎさ「何!? あの四人、もうとっくにデキてるの?」

弓美「……」

 

〇万華鏡の中の幾何学模様

  回転し幾何学模様が出る。

 

               つづく

 

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「トクサツガガガ」の第五話、六話の感想。

2019-02-24 22:56:34 | ドラマ感想

五話は海での親睦会、仲間を強く感じる回だが、それが六話に生きてくる。

六話では、松下由樹演じる母とラストでけんかになる。

おそらく松下由樹の母は五十前ぐらいだと思うから、結構保守的な母親像なのかな。

俺のおやじはそうだけど戦争を知っている世代だから。

一昔前ならありな母だが、今の時代にもいなくはないか。

シングルマザーだと、もっと違った感じがあるよな気がするも、それはそれなのかな。

特に田舎だと、そういうのはあるのかもしれない。

そういう感想は感想ではなく趣向。

感想としてはとても面白かった。

小芝さんの演技もやはり若手では抜けている感があるような気がする。

でも「トクサツガガガ」は、あたりだったなぁ~

本当はこういうのを民放でやりたいんじゃないかな。

ほんとNHKは、守備範囲が広い。

来週が最終回だから、すぐ見よう。

でも、俺の目指す究極の自己満足、自画自賛のドラマはこういうのではない。

 

そうか、松下由樹さんと同い年か、

松下さんも若いころ、美人で売っていたと思ってたけど、今はちょっと風格がついたなぁ。

 

でも、作品を見ると、こういう発想は若い人目線で書かれているから、書いている人は若いんじゃないかな。

原作ありだから、二十代の人かな?

さて、今日は疲れたから寝よう。

 

まぁ、究極の自己満足、自画自賛はいろいろ案を出していればいいかな、

そのうち、そのうち、

 

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輝ける場所を求めて、

2019-02-24 20:18:10 | 今日という日をメモしておこう

TBSの「消えた天才」を見ていて、

やっぱ人は輝ける場所を求めえるものなのかなぁ~

俺は、ほんと物心ついたときからシナリオしか書いてない。

シナリオも監督になるために、と、

でも、ドラマ作りを始めたきっかけは、ジュールベルヌの「皇帝の密使」というラジオドラマ(アドベンチャーロード)を聞いて、衝撃を受けて、

四十にして惑わずというけど、五十になっても迷っていた。

でも、どんなにあがいても、たとえドラマに年齢はないと、シナリオのサロンの人はいうけど、テレビに関してはある。

五十にして天命を知る。

なら、ドラマは技術、と技術思考を覚え、技術思考でドラマも見れるし、少しずつではあるが作れるようになった。

ジュールベルヌの「皇帝の密使」の原作は小説なのだから、それが天命だ!

文学の登竜門の芥川賞は、ABサンゴ?は75歳の女性がとったし、一年前?の「おらおらでひとりいぐも」は63歳で新人賞をとりそのまま芥川賞を受賞した女性。

まぁ、いずれも学もあるのだが・・・

でも、小説界は年齢に門戸はない。

門戸は開かれている。

こんな公開しているシナリオでは、とても娯楽は書けないと思われると思うけど、昨日より今日、今日より明日と、ほんと牛の歩みだけど、一歩ずつ前に進んでいる。

輝ける場所は、小説と書くと構えてしまいドラマが見れない。

あくまでも面白く見ているドラマを面白く書くだけ、ぐらいのていで行こう。

目標は八月の野生時代。

面白い話を、面白く書けるように、

そこが俺が輝ける場所だ!

 

公募もあるし、携帯小説もある。

読んでも、映画も見てもいないのだが、「君の膵臓を食べたい」は、ネットでたまたま見たら、小説すばる新人賞に応募して一次審査も通らなかったとか、それを小説サイトで、プロの目に留まり、一躍大ヒットになった、とか、

でも、ヒットはともかく、落選作でもあの「バトルロワイヤル」は、確か日本ファンタジー大賞の最終選考に残ったが落選して、太田出版が出版したら大ヒット。

その当時の日本ファンタジー大賞受賞作がなんなのかわからんが、「バトルロワイヤル」は、時代を作った!←たぶんそうだったと思う。

まぁ、世の中には実力もさることながら、運も必要だと思う。

運は絶無だけど、牛の歩みで去年より今年の方が面白いドラマを見れると思う。

本日も、ジムで汗を流し、ふと考えていた。

「俺の娯楽感覚はマヒしている」と、

マヒしているというか、娯楽感覚が鈍感になっている。

 

兎に角、今はアプローチをしっかり立てること。

 

でも、産業廃棄物のようにシナリオにどう?的なネタが浮かぶ。

が、そこでそれを書いていては前に進まないので、とりあえずメモだけ残し、作品に昇華できれば来年のヤンシナに応募しよう。

これには構わない、産業廃棄物(ショートにうってつけのネタ)は、メモだけにしておけ!

これから書こうとしているのは究極の自画自賛、自己満足作品なのだから。

 

究極の自己満足、自画自賛が出来たとき、そこが輝ける場所。

それが天命だ!

 

 

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第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」 第二回(全八回)

2019-02-24 07:29:31 | 第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」

「第二回」

 

〇高校の外観

 

〇同・屋上

  なぎさ、屋上のフェンスの傍にいる。

  そして、校庭を眺めている。

  なぎさ、横から拓馬に声をかけられる。

拓馬「どうした? こんなとこに呼び出して」

  なぎさ、拓馬を見て、

なぎさ「私見たわ」

拓馬「何を?」

なぎさ「拓馬君がママと一緒にレストランにいるところよ!」

拓馬「ああ、あれ。もしかしていたの?」

なぎさ「いたのじゃないわよ!」

拓馬「じゃ、いなかったの?」

なぎさ「いたわよ!」

拓馬「いたんだ」

なぎさ「そんなことはどうでもいいのよ! なんでママと一緒にいるのよ!」

拓馬「居ちゃ悪い?」

なぎさ「悪いわ! しかも、こう、手をまさぐり合って!」

  なぎさ、自分の手と手を絡めて、せわしく動かすも滑稽に見える。

拓馬、思わず吹き出す。

なぎさ「何が可笑しい!」

拓馬「そんなんだったかな」

なぎさ「どうでもいいのよ! ようは、どうしてママとイチャイチャしてるの!」

拓馬「彼女だから」

  なぎさ、驚きの表情を浮かべ顔をのけ反らせ、

なぎさ「はあ!? 彼女!? うちのママを彼女!?」

拓馬「そうだよ。僕の彼女だよ」

なぎさ「彼女って言うな!」

拓馬「じゃ、紗世さん?」

  なぎさ、驚きの表情を浮かべ顔をのけ反らせ、

なぎさ「紗世さん!? うちのママを紗世さん!?」

拓馬「そうだよ。紗世さんって呼んでるよ、いつも」

なぎさ「呼ぶな! 紗世さんって呼ぶな!」

  拓馬、苦笑し、

拓馬「じゃ、なんて呼んだらいいの?」

なぎさ「なぎさのママって言え!」

拓馬「そんな風には呼べないな。第一、僕の彼女なんだから」

  なぎさ、あきれ果て、開いた口がふさがらない。

  拓馬、なぎさとは対照的に沈着冷静。

なぎさ「さっきから、よくもまぁいけしゃあしゃあと!」

拓馬「全て事実だから」

なぎさ「ママはママなのよ!? 私のママってことは、あなたのママと大した変わらないってことよ!?」

拓馬「いや、違う。僕の母と紗世さんは全く違う」

なぎさ「何も違わないわ!」

  拓馬、静かに頭をふり、間をとってから、

拓馬「淑女は背中で恋をする」

なぎさ「はぁ!? 何それ!?」

拓馬「艶っぽさというものは、健康的に綺麗に年を重ねた人だけが得られる美の極致。その艶が背中から滲み出てくるんだ」

なぎさ「……」

拓馬「若い娘や惰性で年をとった背中の丸いおばさんには艶はない」

  拓馬、雄弁に語る。

なぎさ「……」

拓馬「残念ながらうちの母にその艶っぽさはない。丸い味気のない背中だ。しかし、紗世さんは違う。紗世さんからは、その艶が鍛え抜かれた美しい背中から、泉の如く湧き出てくるのがよくわかる。この艶を知ってしまうと他の女性には目がいかないね」

なぎさ「(早口で)気持ちわる!」

  拓馬、上から目線で、

拓馬「まぁ、若い君には、わからないことだよ」

なぎさ「なに言ってんの! 私とタメじゃない!」

拓馬「いや違う。僕は艶のある大人の女性を見極めることが出来る」

  なぎさ、ポツリと小声で呟く。

なぎさ「ただの艶っぽい熟女好きじゃない。ああ気持ちわる。同じ高校生とは思えないわ」

拓馬「なんとでも……」

なぎさ「でも、もうこれ以上ママに近づかないで! 私の同級生が、と思うと正直、気持ち悪いし、パパにばれるから」

拓馬「君が黙っていれば大丈夫だよ」

なぎさ「辞める気ないの?」

拓馬「ないね」

なぎさ「じゃぁ、いづみはどうなるの?」

拓馬「いづみ?」

  いづみの映像が入る。

 

〇制服姿で机で本を読んでいる美少女、岡田いづみ(18)

 

〇元に戻る・屋上

拓馬「別に」

なぎさ「何!? じゃぁ、いづみとママの二股ってこと?」

拓馬「二股も何も、いづみとは付き合ってないよ」

なぎさ「何言ってるの! 学校公認の似合いのカップルじゃない!」

拓馬「それは君たちが勝手に決めつけてるだけで、付き合ってる覚えはない」

なぎさ「でも、よく一緒にいるじゃない?」

拓馬「そうかなぁ」

なぎさ「ああ、もういいや。兎に角、もうやめて! 近づいたら何もかも全部ばらす!」

拓馬「脅し?」

なぎさ「うちの家族と親友を守るためよ!」

拓馬「……」

  なぎさ、拓馬を置いて、足早に屋上を去る。

 

              つづく

 

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