ダメでもともと!

面白いドラマを書いて、「一声」かけていただく。だめでもともと。

「どんな世界でも、私は負けない」のあらすじ。

2017-03-09 18:31:40 | 日記

これからボディコンバット行くので、質問があったので、あらすじだけのせます。

 

あらすじ。

幸恵は女優オーディションを受けるも落選する自分の運のなさを嘆いた。そして、その理由を知るために占い師灰目と会い、自分が表の人が幸せになるために作られた裏の人間と言われる。

そして、自分を作った人形師ピノキオに会い、表と裏を入れ替えるよう迫り、入れ替えるには表の人が必要と言われる。そのことを恋人の優に話すと作り話と一蹴される。

しかし、幸恵は信じて自分と瓜二つの表の人、亜紀を捕まえに行く。

そして、亜紀と会い、亜紀にパティシエになるのが子供の頃からの夢と聞かされ、自分の運のなさを表と裏のせいにしている卑屈さに嘆く。幸恵は、一から頑張ることを決意する。

優は、ピノキオに会い、表と裏のことをこれ以上、幸恵にしゃべるなと脅す。優は、表と裏を変えた人間だったのだ。

そして、優に表と裏を変えられた人間こそが、亜希の兄、優と瓜二つの男で、今は収監されている。

 

 

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テレビ朝日シナリオ、ヤングシナリオ落選作「どんな世界でも、私は負けない」 第六回(ラスト)

2017-03-09 01:44:23 | テレ朝、ヤンシナ落選作「どんな世界でも、私は負けない」

これを終わらせないとネットに引っ張られるというか、ブログに引っ張られる感じがするし、

そんな引っ張るほどの作品でもない。

人の作品って正直、読まれないモノだ。←読みにくさもあるし、掴まれないというのもある。

テレビドラマでさえ、映像になってるのに、10秒持たないのだから、ど素人の俺の作品なんて秒殺?瞬殺かな。

まぁ、次に進みたいし、ネットに引っ張られるぐらいならコナミに行きたいし、明日は勿論会社だから、体は疲れてると思うけど、体を動かしたいし、ボディコンバットに出たい!

 

これからは、創作(独自進化、ガラパゴス化の探求)とボディコンバットかな、

あと、五十近いけど、気持ち悪いこと言わせてもらうと、やっぱ女の子(女性かな)との出会いは欲しいなぁ~

女っ気がないと、男は心が荒むというか、かさかさになるね。

ああ、土村芳さんに会いたいなぁ~

長澤まさみさん、色っぽいなぁ~

 

〈第六回、ラスト〉

 

○幅の広い歩道(夜)

  幸恵、唇を噛みしめ、思い詰めた顔して歩いている。

  突然、スマホが鳴る。

  幸恵、立ち止まる。

  スマホには「母」と表示。

幸恵「……もしもし」

 

○実家の居間(夜)

  古い質素な居間。

母の電話をかける後ろ姿が見える。

母「もしもし、幸ちゃん? 幸ちゃん、人ひいた?」

 

○幅の広い歩道(夜)

幸恵「え、人? 人なんてひいてないよ」

 

○実家の居間(夜)

母「ほんとに? 人ひいてないのね?」

 

○幅の広い歩道(夜)

幸恵「ひいてないって」

 

○実家の居間(夜)

母「そう。ならいいの。さっきね、幸ちゃんの自転車にひかれたって人から検査や治療費にお金がかかるから百万振り込んで欲しいって言われたの。そのことお父さんに言ったら、幸ちゃんに電話して確認しろっていうから」

 

○幅の広い歩道(夜)

幸恵「ええ!? そんなのウソに決まってるじゃない!」

 

○実家の居間(夜)

母「そう。ならよかった。母さん、危うく、騙されるとこだったわ」

 

○幅の広い歩道(夜)

幸恵「……」

 

○回想・ピノキオの部屋

ピノキオ「たとえあなたが表の人のための人身御供であっても、両親はあなたを望んだんだ。そのことを忘れないで欲しい」

 

○元に戻る・幅の広い歩道(夜)

幸恵「……お母さん」

母の声「ん?」

幸恵「お母さん!」

 

○実家の居間(夜)

母「何? 幸ちゃん、どうかしたの?」

 

○幅の広い歩道(夜)

幸恵「なんでもない」

 

○実家の居間(夜)

母「幸ちゃん。たまには帰っておいで。母さん、幸ちゃんの好きな、いとこ煮作るから」

 

○幅の広い歩道(夜)

幸恵、俯いたまま歩いている。

幸恵の正面から若いカップルが談笑しながら歩いてくる。

カップルの男の人に肩がぶつかる。

男「あっ、すみません」

幸恵、男の方に顔をあげる。

男「……」

男、幸恵の後ろ姿を見送る。

男「……」

女「どうかしたの?」

男「ん、いや、今の人、泣いていたよ」

  幸恵、涙を流し、俯きながら歩いている。

  幸恵、又、人にぶつかる。

  幸恵、立ち止まって、ぶつかった人を見る。

  優が立っている。

  優、優しい眼差しで幸恵を見る。

幸恵「……どうしてこんなに卑しいんだろ! いつからこんなに卑屈な人間になったんだろ!」

幸恵、優の胸を拳で軽く小突く。

幸恵「もう、こんな自分がほんとイヤになる!」

  幸恵、優の胸に顔を埋めて泣く。

 

○プロダクション事務所

  幸恵が元気よく笑顔で入ってくる。

幸恵「おはようございます」

  幸恵、深々とお辞儀をする。

  デスクにいる啓太が幸恵を見る。

 

○同・会議室

啓太「灰目に会った?」

幸恵「会ったわ」

啓太「どうだった?」

幸恵「ふふふ」

啓太「いいこと言われたんだ?」

幸恵「へへ、内緒(微笑む)」

啓太「お、その笑顔。俺はその笑顔を見て、スターになると思ったんだ」

  幸恵、窓から外の景色を見る。

  行き交う人々が見える。

幸恵M「……人は自分の生まれる場所を選ぶことは出来ない。それが辛いときもある。受け入れがたいこともある。けど、悲観しても何も変えることは出来ない。……でも、どんな状況であっても、どんな世界であっても、私は負けない」

  幸恵の表情から強い意志が感じられる。

 

○人形町の夜景

 

○古びた雑居ビルの外観(夜)

  地下の階段を下りていく一人の男の後ろ姿が見える。

 

○同・部屋

  ピノキオ、市松人形の女の子と笑いながら珈琲を飲んでいる。

突然、ドアを開けて男が入ってくる。

ピノキオ、男を見て、驚いた表情になる。

男「お久しぶりです。僕のこと覚えてますよね」

  ピノキオ、怯えた表情で何度も頷く。

男「それはよかった」

  男は、優である。

優「でも、ピノキオさん。少し、おしゃべりが過ぎたんじゃないかな。表と裏の入れ替えが出来るなんて、あんまり軽々しく言わない方が身のためですよ。僕も、あまり過去をほじくり返されるのは好きじゃないんでね」

ピノキオ「……」

優「わかってくれますか?」

ピノキオ、怯えながら何度も頷く。

優「もうここへは来ないとは思いますが、もし幸恵が来ても、これ以上、余計なこと、話さないでくださいよ。いいですね?」

  ピノキオ、服従するように何度も頷く。

優「よかった。昔と変わらず物わかりがよくて。こっちも人生かかってますからね」

 

○拘置所・35号室前

  看守A、34号室のドアの前に立って小窓から中を見ている。

看守A「34号室、異常なし」

  看守A、35号室前にやってくる。

  看守A、ドアの小窓から部屋を覗く。

  部屋の中に一人の囚人がドアに向かって正座している。

  囚人は、優と瓜二つの亜希の兄。

  顔に無精ヒゲが生えている。

  うつろな目をしている。

看守A「35号室、異常なし」

 

○同・拘置所の正面玄関の外観(夜)

  闇の中で、冷たく分厚い扉が威圧感を放っている。

             〈終わり〉

 

では、会う機会はあるのかなぁ~

俺は、ガラパゴスを探求して、独自進化の果てに、どんなドラマが見れるのか、

まずは打倒、クリスマスプレゼント作品を超えろ!

でも、長編だから、それは、その後だ!それが成長の証になる。

 

 

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テレビ朝日シナリオ、ヤングシナリオ落選作「どんな世界でも、私は負けない」 第五回

2017-03-08 21:24:06 | テレ朝、ヤンシナ落選作「どんな世界でも、私は負けない」

 〈第五回〉

 

○高級住宅街の風景

 

○豪邸

  幸恵、サングラスをかけ遠目から、豪邸を見る。

幸恵「(呟く)表の私はさぞ良い思いをしてるんでしょうね……」

  玄関から幸恵と瓜二つの小宮亜希(27)が出てくる。

幸恵「ほんと、そっくりだわ」

  亜希、玄関を出て路地を歩く。

幸恵「あなたを連れていって、表と裏を替えてやる。そして、何もかも全て終わらせてやる」

 

○銀座の風景

 

○高級ブランドショップの外

  亜希、店内を物色している。

  幸恵、亜希の姿を店の外の道路を挟んだ反対側から眺めている。

幸恵M「そうやって、あなたがお金の心配もなく好きなものを好きなように買えるのは、裏で私が苦労してるから買えるのよ」

  店内では亜希が店員と談笑しながら買い物を楽しんでいる。

幸恵M「楽しめるのも今だけよ」

  亜希、店員に挨拶して、人混みの方へ歩き出す。

  幸恵、横断歩道を小走りで渡り、亜希の後を追う。

  二人は、人混みの中に消えていく。

 

○マンションの外観(夕方)

 

○同・リビング

  優、部屋の明かりをつける。

 

○同・幸恵の部屋

  優、部屋を見渡す。

テーブルにはノートパソコンが置いてある。

  優、小さなゴミ箱に目がいく。

優、そのゴミ箱の中を見る。

くしゃくしゃに丸められたメモが入っている。

優、それを取り出す。

  優、椅子に座り足を組む。

  優、ポケットからスマホを出す。

  そして、メモを見て、電話をかける。

優「もしもし、小谷亜希さんのお宅ですか?」

 

○高級ホテルの外観(夜)

 

○高級ホテルの向いにある喫茶店(夜)

  幸恵、ホテルが見える窓側の席にいる。

  幸恵、珈琲を飲み、カップをソーサーに置く。

幸恵、ホテルを見て,

幸恵M「今度はそこでパーティーでもやってるの? さぞ、楽しい思いをしてるんでしょうね。それもみんな一手に私が辛い思いを引き受けているから、あなたは幸せでいられるのよ。あなたの幸せは、何もかも私の上に成り立ってるのよ」

  幸恵、腕時計を見る。

幸恵「さて、そろそろ向かえに行くか。お楽しみはそこまでよ」

 

○高級ホテルの外観(夜)

 

○同・ロビーにある受付

  幸恵、受付に行き、サングラスをはずし、若い女性のコンシェルジュ(25)に、

幸恵「ここに、小谷亜希さんがいるんですけど、呼んでくれます?」

コンシェルジュ「失礼ですが当ホテルのものでございますか?」

幸恵「ああ、詳しいことはわからないわ。ただ、ここに来るよう言われたのよ(微笑む)」

コンシェルジュ「……」

幸恵「家族みたいなものよ」

コンシェルジュ「少々お待ちください」

  コンシェルジュ、パソコンで調べる。

  幸恵、コンシェルジュに、一角にあるソファを指さし、

幸恵「向こうで待ってるわ」

コンシェルジュ「はい、かしこまりました」

   ×   ×   ×

幸恵M「人生のターニングポイントがあるとすれば、間違いなく今夜だわ。彼女を連れて行くことで彼女の幸運も何もかも全て私のものになる。しくじるな! 今夜、私の望むものを必ず手に入れるんだから。表と裏を変えてやるんだから」

  幸恵、ソファにもたれかけ、亜希がやってくるであろうエレベーターを見る。

ロビーを行き交う人々の間から、幸恵と瓜二つの亜希が現れる。

幸恵、亜希が白い調理服を来ているのに驚く。

亜希、ロビーの受付にいく。

コンシェルジュに幸恵のいるソファを手で示される。

亜希、ソファの方を見る。

亜希、自分と瓜二つの幸恵を見て驚く。

亜希、拳を握り、ソファに向かう。

  幸恵、立ち上がる。

幸恵「あなた、このホテルで働いてるの?」

亜希「ええ、まぁ」

幸恵「料理人か何かしてるの?」

亜希「(咄嗟に)ええ、パティシエを」

幸恵「パティシエ?」

亜希「そう、パティシエしてるの」

幸恵「……」

亜希「ケーキ屋さんになるのが子供の頃からの夢だったから」

幸恵「子供の頃からの夢……」

  幸恵、その言葉に打たれ、呆然とする。

 

○回想・実家の台所(23年前の夜)

  幸恵(4)、母のスカートを掴んで、引っ張っている。

幸恵「ママ。今度はきっと主役になるからね! 絶対だからね」

 

○現実・ロビー

亜希「でも、まだまだだけ叱られてばかりですけど」

  幸恵、我に返る。

幸恵「……」

  遠くから見る二人の姿。

 

○幅の広い歩道(夜)

  幸恵、足取りも重く、ゆっくり歩く。

  道路を走る車のヘッドライトが時折、幸恵を照らす。

 

○高級ホテルのスウィートルーム内

  仮装パーティーをしている。

  亜希、少し疲れ切った表情でソファに体を預けるように座る。

亜希M「まさかね。本当にいるとは思わなかったわ……。あれは兄さんの戯言だとばかり思ってた……」

 

○回想・拘置所の面会室

  亜希の兄、無精ひげだけが見える。

ガラス越しの向かいに亜希がいる。

兄「でも、表と思って油断するなよ! 自分の身は自分で守らないと俺のようになるぞ」

亜希「……」

  兄、発狂したように笑う。

 

○元に戻る・スウィートルーム内

  亜希、口を結んで首をふる。

亜希、テーブルに置いてあるシャンパングラスに手をつける。

   忍者姿のマイク(28)が、ウェディング衣装姿のひとみ(27)に近寄り、

マイク「オオ、ヒトミノカソウハ、オヨメサンデスカ?」

ひとみ「ええ。マイクは忍者?」

マイク「ハイ」

ひとみ「忍者になりたかったの?」

マイク「コドモノコロカラノユメデシタ」

  亜希、ひとみとマイクを見る。

亜希、外を見て、窓ガラスに反射して映る自分のパティシエ姿を見る。

亜希「……私は運がいい」

 

つづく

 

次回がラストです。

 

 

 

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テレビ朝日シナリオ、ヤングシナリオ落選作「どんな世界でも、私は負けない」 第四回

2017-03-08 01:18:41 | テレ朝、ヤンシナ落選作「どんな世界でも、私は負けない」

〈第四回〉

 

○マンションの外観(夜)

 

○同・リビング

  ダイニングテーブルに、今泉優(33)と幸恵が向かいあって椅子に座っている。

優「そういう考え。僕は嫌いだな」

幸恵「でも、よく当たる人と、私を作ったっていう人が言ったのよ」

優、笑う。

幸恵「何がおかしいのよ!」

優「君が作られた? じゃ、僕はその裏の人形とやらと一緒に暮らしてるのかい? 君は人形なの?」

幸恵「……」

優「だろう」

幸恵「でも、永田町の灰目という人は、ほんとに当てたのよ! 私のこと何もかも」

優「だから、幸(ゆき)は信じるのかい?」

幸恵「信じる。だって、そう考えると納得出来るんだもん」

優「僕は信じたくないね。そんな考え」

幸恵「なんで!?」

優「その考えって、人の努力を信じないってことでしょ。なんか自分の努力を否定されてるみたいでイヤだな」

幸恵「それは!?」

優「僕は努力もしないで司法試験に受かったってことかい? 弁護士になれたってことかい?」

幸恵「いや、全てじゃないの。そういう世界もあるってこと。その世界の一人が私ってことよ」

優「そんな努力を否定するような考え。僕は信じないし、信じたくもないね。僕に言わせれば、単なる逃げ口上の一つだよ。逃げる口実が欲しかっただけ」

幸恵「そんな逃げたなんて! 私は今までさんざん努力してきたわ! でも、ほんとに報われないのよ!」

優「それは、わかってる。僕も傍で幸の努力を見てきたから」

幸恵「じゃぁ!」

優「幸は疲れてるんだよ。頑張りすぎて、自分を追い込み過ぎなんじゃないかな」

幸恵「……」

優「何かのせいにしたいという思いが君に錯覚させてるのかもしれない」

幸恵「そんなことは!?」

優「少し休んだ方がいい。ちょっと今の生活から離れた方がいい」

幸恵「……」

優「休むことも必要だよ。人(・)間(・)なんだからさ」

幸恵「……」

優「あんまり、自分を追い詰めない方がいい」

幸恵「……」

 

○マンションのベッドルーム(夜明け)

  幸恵と優、一緒に寝ている。

  優、幸恵に背中を向けて寝ている。

幸恵、天井を見上げている。

幸恵M「……私は、運をつかみ損ねるたびに思っていた。私の人生は何か目に見えない力に支配されてるのではないだろうか、と……。だから灰目さんが言う荒唐無稽な話も私は自然と聞き止めることが出来た」

  幸恵、体を起こして、白みかかったカーテンを見て物思いにふける。

幸恵M「……人生を変えることが出来るのなら」

 

つづく

 

朝、出勤前にアップするのは時間がないし、

思ったのは、自分のブログをお気に入りにもいれてないから、←基本、ブログを書いても、チャンスなんて来ない(苦笑)

だから、ヤフーで検索でこのブログを出すんだけど、そこに、みや文明、2ch、才能、引退、とある(笑)

2ch? 素人を弄ってどうすんの?

才能? あったら今頃テレビでドラマ書いてるよ!

引退? プロでもないのに引退なんてないでしょう?

創作とボディコンバットは一生やるよ!

特にボディコンバットは、完全燃焼してそこでこと切れてもいいと思うぐらい(笑)

声出しすぎて、ガラガラです

でも、楽しい

創作も、今、独自進化(ガラパゴス化)を体現している。

それが楽しい

でも、この今、公開しているドラマ(シナリオ)を含めて、今までのでは、「俺の方がおもろい!」と思う人は多々いると思う。

でも、俺も「負けるつもりはない」と思っている。

けど、今、フォーマットなしの創作法で、独自進化(ガラパゴスを見た)を感じている今、そこで出したクリスマスプレゼント作品、バレンタインチョコレート作品は、ほんと今までの作品とは次元が違う。

まぁ、プロを目指す人は、誰だって天下とる、という気概は必須条件だろうな!

それは、どんな世界にも通づることだ

今は、クリスマスプレゼント作品を是が非でも超えるものを書きたい。

バレンタインチョコレート作品は超えられなかった・・・

 

ちなみに、ブルゾンちえみはいいね。

掴みが良い!

「ああ、女に生まれてよかった!」

「効率的な仕事ぶり、充実した私生活、キャリアウーマンです!」

このフレーズがこれからはじまる何かを期待させてくれる

 

ちなみに、クリスマスプレゼント作品のイメージ曲はこれかなぁ~

特に山場のシーンかな

 

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テレ朝、ヤンシナ落選作「どんな世界でも、私は負けない」 第三回

2017-03-07 07:57:51 | テレ朝、ヤンシナ落選作「どんな世界でも、私は負けない」

 〈第三回〉

 

○人形町の夜景

 

○古びた雑居ビルの外観(夜)

  幸恵、薄暗い地下におりていく。

  通路の蛍光灯が点滅し、蛾が飛んでいる。

  ボンテージ姿の外国人女性や腕が入れ墨だらけの男がカベに寄りかかっていちゃついている。

  幸恵、両手でバックを胸に抱いて地下の奥に向かって歩く。

  市松人形のような小さい女の子(3)が、幸恵を見るなり、奥の部屋に走って入っていく。

 

○同・部屋

  幸恵、ドアを開け、部屋に入っていくとピノキオ(57)、蝶ネクタイをした小太りの男。

ピノキオ、驚いた顔で幸恵を見る。

ピノキオ「……」

  人形が部屋いっぱいにある。

幸恵「……」

  幸恵、さっき走っていた市松人形のような女の子をみる。

女の子は微動だにせず、人形になって座っている。

幸恵「永田町の灰目さんに聞いてここに来ました。灰目さんの言うことがあまりにも信じがたくて」

ピノキオ「そうだよね。じゃなきゃ、君がここに来ることなんてないもんね」

   ×   ×   ×

  ピノキオ、幸恵にお茶を出す。

幸恵「私のこと、知ってるんですか?」

ピノキオ「え、いや、そのぉ、なんて言ったらいいか」

  ピノキオ、ハンカチで汗を拭く。

幸恵「知ってますよね? あなたが私を作った人なんでしょ?」

ピノキオ、動揺する。

幸恵「大体、表と裏ってどういうことです!? なんでそんなの作るんですか!」

ピノキオ「そ、それは、灰目さんからも聞いたとは思うけど」

  幸恵、睨んでいる。

ピノキオ「(焦って)普通は、表になりたい人は裏に虫や動物を用いるのが一般的なんです。罪悪感も薄れるし。でも、まれにお金持ちの人が子に完璧な幸せを求めて、自分の子とそっくりな裏を依頼してくる人がいるんです」

幸恵「じゃ、その依頼で作られたのが私って事? 私はその表の人が幸せになるために作られた人身御供ってこと?」

ピノキオ「まぁ、そういうことになるかな」

幸恵「なるかなって何よ!」

ピノキオ「(言い訳っぽく)でも、でも、その方が納得いくじゃありませんか。自分が幸せになれないのは表の人が幸せになっているからと思えば自分の不幸も納得いくでしょ? そうやってこの世のバランスは保たれている。その一つが表と裏。そう考えれば説明が付くじゃありませんか。……納得していただけますか?」

幸恵「(作り笑顔で)うん。納得した。って、(怒り出す)言うわけないでしょ!」

  幸恵、抑えていた怒りが爆発して前にあるテーブルを蹴飛ばし、ピノキオに飛びかかり、ピノキオの蝶ネクタイを掴み、思いっきり引っ張り上げながら、

幸恵「こいつ!」

  ピノキオ、苦しがる。

ピノキオ「でも、しょうがないんだ!?」

幸恵「何がしょうがないのよ! 要は金さえもらえば何でもするってことでしょ! この悪魔!」

  ピノキオ、蚊の鳴くような声で、

ピノキオ「悪いとは思ってる」

幸恵「悪いと思ってやってりゃ、余計たちが悪いわ!」

  幸恵、ピノキオの蝶ネクタイを強く引っ張り上げる。

ピノキオ「くるしい!」

幸恵「裏の私がいるってことは表の人がいるんですよね?」

ピノキオ「い、います!」

幸恵「その表と裏は入れ替えらことは出来ないの!」

ピノキオ「で、出来ます!」

幸恵「なら変えろ! 今すぐ変えろ! こっちは年も年だし、せっぱ詰まってるのよ! 早く! 今すぐ変えろ!」

ピノキオ「それは無理です!」

幸恵「なぜ!?」

ピノキオ「もし、入れ替えるとしたら表がいなければ変えることは出来ません」

幸恵「じゃぁ、ここに連れてくれば出来るんだね!」

ピノキオ「出来ます! 簡単なことです」

幸恵「よし!」

  幸恵、ピノキオの蝶ネクタイを放す。

  ピノキオ、首の周りを撫で、頭を回す。

幸恵「じゃ、連れてくるから入れ替えろ!」

ピノキオ「(肩で息をしなが)わ、わかりました」

   ×   ×   ×

  ピノキオ、帳簿を広げていて、幸恵にメモを渡す。

幸恵「ここに行けば表とやらにあえるのね」

  ピノキオ、頷く。

幸恵「表ってわかるの?」

ピノキオ「わかります。あなたと瓜二つだから」

幸恵「よし! 連れてくるから待ってろ! 必ず入れ替えろよ!」

ピノキオ「わかりました。でも、これだけは言わせてください」

幸恵「何よ?」

ピノキオ「あなたの両親は、子供が欲しかった。たとえあなたが表の人のための人身御供であっても、両親はあなたを望みました。そのことを忘れないで欲しい」

幸恵「何言ってんの。そんなこと言ったってあんたの冒した罪は決して許されないのよ!」

ピノキオ「……」

幸恵「待ってろ! 必ず表を連れてくるから。今度は私が表だ!」

  幸恵、ドアを思いっきり閉めて出て行く。

  市松人形のような女の子がピノキオのところに来て、

市松人形「大丈夫?」

ピノキオ「大丈夫だよ」

 

○同・古びた雑居ビルの地上(夜)

  幸恵、野心に満ちた表情をしている。

幸恵M「変えてやる! そんな表と裏、全部変えてやる! 今度は私が表になるんだ!」

 

つづく

 

 

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テレ朝、ヤンシナ落選作「どんな世界でも、私は負けない」 第二回

2017-03-06 07:49:21 | テレ朝、ヤンシナ落選作「どんな世界でも、私は負けない」

〈第二回〉

 

○蕎麦屋店内(夜)

  幸恵、奥のテーブル席に座っている。

 

○回想・プロダクション事務所・会議室

幸恵「その人、なんて名前?」

啓太「確か、永田町の灰目って、言ってたかな。目が灰色なんだ」

 

○蕎麦屋の外(夜)

  黒塗りのワンボックスカーが店前で止まる。

  ドアが開いて、灰目(65)が出てくる。

  大柄の女で黒衣を纏っている。

灰目「(ボディガードに)お前たちはいいよ。すぐ戻る」

  灰目、一人で蕎麦屋に入っていく。

 

〇蕎麦屋店内(夜)

  幸恵が座っているテーブルの向かいに灰目が立つ。

灰目「今夜は随分、珍しい人が来ているのね」

幸恵「……」

灰目「待ったかい?(灰目、椅子に座る)」

幸恵「いえ」

灰目「中々、帰してくれなくてね。権力に執着する人は、どうも往生際が悪く、金に汚い。でも、あなたは違うようね。知りたいことが純粋だわ。そういう人ばかりだと気持ちが紛れるんだけどね」

幸恵「……」

灰目「でも、あなたの知りたいことは、あなたにとって、とても受け入れられないものよ」

幸恵「いや、私は(まだ何も)」

  店員がお茶とおしぼりを持ってくる。

店員「ご注文は?」

灰目「かけそばでいいわ。あなたは?」

幸恵「じゃぁ、私も」

灰目「遠慮しないで」

幸恵「いえ」

  店員、さがる。

灰目「せめて食事ぐらい、華やかなモノにすればいい。あなたはどんなに頑張っても、あなたの人生が華やかになることはないんだから」

幸恵「それ、どういう意味ですか?」

灰目「女優になりたいんでしょ。女優になるためにオーディションを沢山受け続けてる。でも、全く受からず、女優になるチャンスさえ手に入らなくて心底イヤになってる」

  幸恵、思わず口が開く。

灰目「その理由が知りたいんでしょ?」

幸恵「私じゃダメなんですか!?」

灰目「ダメというわけじゃない」

幸恵「じゃ、なぜ?」

灰目「あなたが裏の人だからよ」

幸恵「裏の人?」

灰目「ほんと裏の人と会うなんて久しぶりね。最後に会ったのは、そう、七年ぐらい前かね」

幸恵「裏の人って何です?」

灰目「人には表と裏があるのよ。常に幸運を手にする人が表の人。それとは逆に、どんなに努力しても決して報われることのない人が裏の人」

幸恵「……」

灰目「あなたはその裏の人。どんな頑張っても、決して報われない。あなたは表の人が幸せになるために作られた身代わり人形なのよ。わかる? 私の言ってること?」

  幸恵、ただただ固まる。

灰目「いきなりそんなこと言われても理解できないわね。荒唐無稽なことを言われてる。そう思って当然だわ。でも、あなたは報われない人生の理由が知りたくて私に会いたかったんでしょ」

幸恵「……じゃ、女優になって、有名になって、お母さんを喜ばせたいという夢は、叶わないんですか? いいことはすべて表の人に持ってかれるだけなんですか!?」

灰目「そうね。それが裏の人の運命だからね」

幸恵「そんな! そんなの酷すぎます!」

  店員、かけそばを二つお盆にのせてもってくる。

  二人の前にかけそばが置かれる。

  灰目、割り箸を割って、

灰目「確かに酷いよね。でも、この世にはそういう釈然としないことは沢山あるのよ。人間、誰もが幸せになれるわけじゃないでしょ? 不平等も確実に存在する。だから、私のようなうさんくさいモノが重宝されるのよ」

灰目、蕎麦に箸を付けるも、幸恵は何もしない。

灰目「もし、表と裏についてもっと知りたいのなら、後はピノキオにお聞き」

幸恵「ピノキオ?」

灰目「人形町にピノキオと呼ばれる人形師がいる。ピノキオは表と裏の世界を作っている。私と同じうさんくさい住人の一人よ。そして、どうやら、あなたは、そのピノキオに作られたみたいね」

幸恵「作られた?」

灰目「聞き流してかまわないわ。食べないの?」

幸恵、一向に蕎麦には手を付けず、蕎麦の湯気越しに灰目を見る。

灰目「……でも、色々言ったけど、私の言ったことが全て正しいわけじゃない。人生は生き物だからね。変わることはいくらでもある」

  灰目、財布からピン札の一万円を出し、テーブルに置く。

灰目「久しぶりに楽しく話せたわ。あなたの人生も良い方向に変わるといいわね」

  灰目、立ち上がって蕎麦屋から出ていく。

 

○地下鉄のホーム(夜)

幸恵M「表と裏。そんな世界があるなんて信じられない。第一、信じたくない。でも、何も言ってないのに灰目さんのいうことは全部当たっていた。何なの裏の人って!?」

    プラットホームに入ってきた電車で幸恵の髪がなびく。

 

つづく

 

ここが結構、変わったところかな。

もっと長かったけど、長くない方が灰目のキャラがよくなった。

金を払って占ってもらうよりも、そうじゃない方がキャラ的にもよかったし、場所もこっちの方がよかったかな。

取捨選択が出来たと思えた。

 

 

 

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テレ朝、ヤンシナ落選作「どんな世界でも、私は負けない」 第一回

2017-03-05 11:37:32 | テレ朝、ヤンシナ落選作「どんな世界でも、私は負けない」

今年は思いっきり失敗できる。

それが勇気になっているのか、昨日から三作ある長編ネタを弄り始めた。

形になるには、まだ先だけど・・・

今年は、これから新しいことをする。

のに、テレ朝におちた作品が手元にある。

六月の「いさま」に出そうと思ったけど(去年、シナリオ五部送るのを知らずに選考外になったとメールが来た)、落ちた作品にしがみつくのは前向きじゃない。

それに、もう色あせている・・・

なんせ、2014年に10月作品なのかな、確か、シナリオ学校に行く時に出来ていて先生(朝ドラも書いたプロ)に見せて、

プロ「あなたは荒唐無稽な作品を書いちゃダメ」

とだけ言われた。

けど、なんか好きだったんだよね。

でも、去年から創作思考の意識改革というか、三十年も落ち続けると、今、底にいるのかどうかは知らんが、水平線の向こうにガラパゴスが見えた。

自分が独自進化(ガラパゴス化)しているのを感じ、そして、試しに書いた去年の暮れのクリスマスプレゼント作品があまりにもシンプルで強烈、憑りつかれるぐらい読んだ(けど、誤字を見つけてしまった・・・)。

だから、小説にするなら、クリスマスプレゼント作品であって、今回公開する作品ではないし、やっぱ落選作に引きずられるのは俺の性分ではないかな・・・

と思って、破棄の意味も込めて公開します。

これで落選作はとりあえず空っぽになるのかな、

 

この作品の誕生、そして落選の履歴書。

2014年10月頃(スクールに通う前に作った)

テレ朝は一人一作だったから違うのを出したと思う。

2015年2月にヤンシナに応募(タイトル「表と裏」)

2015年6月に創作テレビに応募したかな?

2015年11月にテレ朝に応募したかな?(タイトル「表と裏」か「迷宮」)

2016年「いさま」に応募するも、シナリオ送らず選考外。

このとき、取捨選択が身についた気がする。

2016年11月ドラマ配信部門で、タイトル「どんな世界でも、私は負けない」で応募。

「・・・」

どんだけ応募してんねん

まぁ、でも、これを公開して、見せる落選作はおしまいかな。

あとは小説化して応募するから。

でも、クリスマスプレゼント作品(2016年12月作品)とバレンタインチョコレート作品(2017年2月作品)、人に見てもらいたい気もある。

この二つがフォーマットなし、ガラパゴス化(独自進化)を見た。

今は、ガラパゴス化していく自分がおもろくて作品が見たくて書いているのかな。

と能書きは置いといて、

全七回で公開かな(丁度いいからかな)

 

もう一つの落選作です。

 

タイトル「どんな世界でも、私は負けない」(全六回)

 

〈第一回〉

 

○(23年前)幼稚園の体育館の壇上

黒いアヒルのかぶり物をしている女子園児A(4)。

妖精のカッコをしている女子園児B(4)。

西村幸恵(4)は、みんなと同じ白いアヒルの雛のカッコをして舞台の端に集まっている。

  それを園児の親が見ている。

女子園児A「どうして私はみんなと違うの?」

女子園児B「あなたはアヒルじゃないわ。あなたは大きくなったら白鳥になるの」

女子園児A「白鳥になるの!」

女子園児B「そう。だからみんなと違うのよ」

  幸恵、人差し指をしゃぶり、恨めしそうに見てる。

 

○(23年前)実家の台所(夜)

  母(31)が背を向けて夕食を作っている。

  幸恵、母のスカートを掴んでいる。

母「幸(ゆき)ちゃんがんばったから、今夜は幸ちゃんの好きないとこ煮よ」

幸恵「ママ。今度はきっと主役になるからね!」

母「別に主役じゃなくてもいいわよ。脇役でも幸ちゃんが一番可愛かった」

幸恵「(首をふり)んん! 絶対、主役になる! だから待ってて」

母「はいはい。幸ちゃんが主役になるの。ママ楽しみにしてるわ」

   幸恵、満面の笑み。

 

○現在・舞台場内の壇上

 舞台の上には、『ナイチンゲールの翼・ヒロイン・公開オーディション』の看板。

  薄暗い壇上に七人の二十代前半のナース服を着た若い女性。

幸恵(27)、緊張な面持ちで壇上の一番隅にいる。

司会「映画、ナイチンゲールの翼、ヒロイン役は」

  ドラムロールが鳴り七人の女性を光の輪が照らす。

  そして、光が消え、ドラム音が止まる。

  加美谷(かみや)岬(20)一人だけ光の輪に照らされる。

司会「加美谷岬さんです」

  岬、驚いた顔をして、口元を両手で覆う。

  会場は拍手喝采。

  壇上にいる他の女性たちも拍手をしているが、幸恵(27)だけは、唇を噛みしめ天を仰ぐ。

幸恵M「まただ……どうして……どうしていつもこうなんだろ……」

  幸恵、天を仰ぐ。

幸恵M「せめて、一度でいい。一度でいいからチャンスが欲しい」

 

○プロダクション事務所の外観

 

○同・中

  電話が鳴って、賑やかである。

  『朝霧繭、ヒロイン決定』という張り紙も貼ってある。

 

○同・会議室

  会議室に、今井啓太(32)と幸恵がいる。

啓太「幸ちゃん。俺、繭の担当になったから今までのようにはいかないかも」

幸恵「そりゃそうよ。うちの事務所、始まって以来の大役でしょ! ゴールデンのヒロインなんて一番の出世頭なんだから啓ちゃんがやるのは当然よ」

啓太「……」

幸恵「よくてオーディション最終審査止まりの私とは大違い。私の相手している暇なんかないことぐらいわかってます」

啓太「ごめん」

幸恵「あ~。でも、ほんとイヤになる。オーディションは落ちっぱなしだし。今では端役さえお声もかからないし」

啓太「繭のツテで良かったら掛け合ってみようか?」

幸恵「よしてよ。私にだってプライドがある」

啓太「……」

幸恵「なんか八方ふさがりっていうか、閉塞感っていうのかなぁ。どうしてこんなに報われないんだろう。私の人生、何か疫病神に取り憑かれてるのかな」

啓太「なら、お払いしてみる」

幸恵「毎年やってる」

啓太「そう」

幸恵「ああ、何か良く当たる占い師にでも占ってもらいたい気分よ」

啓太「良く当たる占い師か」

幸恵「なんか凄い人いないの?」

啓太「凄い人? そうだな……。俺の友達に政治家の秘書がいるんだけど、そいつから永田町に政治家お抱えの占い師がいるっていうのは聞いたことがある」

幸恵「政治家お抱え……。なんか胡散臭いね」

啓太「確かに。でも、アメリカ大統領だったレーガンの奥さんは、政治のことを占い師に聞いていたっていう話は聞いたことあるし。まぁ、ゴシップかもしれないけど」

幸恵「……」

啓太「でも、その永田町の占い師に、政界財界問わず、日本のトップにいるような人がわざわざ大金払ってでも占いにくるらしいよ」

幸恵「ほんと!?」

啓太「(頷いて)まぁ、あいつが秘書している政治家も、選挙前はよく占ってもらうことがあるって言ってたから、確かだと思う」

幸恵「ほんとに?」

  啓太、頷く。

幸恵「じゃぁ、その人に私のこと占ってもらうこと、出来ないかな」

啓太「えっ、占ってもらうの?」

幸恵「見てほしいのよ! どうして自分の努力が一向に報われず、落ちてばっかりいるのか!」

  幸恵、真剣な眼差し。

  啓太、幸恵の眼差しを見て、しばし考え込む。

幸恵「啓ちゃん!」

啓太「わかった。幸ちゃんは俺にとって初めてスカウトした人だし、俺、友人に掛け合ってみるよ」

幸恵「ほんと!」

啓太「(頷き)それで、幸ちゃんの努力が報われない理由がわかるのなら」

幸恵「ありがと!」

啓太「でも、辛辣なこと言われるかもしれないよ。それでもいいの?」

幸恵「いい! それで人生がわかるのなら」

 

つづく

 

さて、飯食って、ボディコンバットだ!

 

 

 

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テレ朝、ヤンシナ、etc落選作「夢を履き違えぬように、友よ、灯をともせ」 第五回(ラスト)

2017-03-04 08:48:17 | ヤンシナ、テレ朝落選作「夢を履き違えぬように、友よ、灯をともせ」

〈第五回、ラスト〉

 

〇シーザスターズホテルの外観(夜)

 

〇同・903号室内

  日野(56)、ワイシャツ姿でソファに腰かけ、上機嫌にビールを飲んでいる。

 

〇同・浴室

  阿古、シャワーを浴びている。

  顔にシャワーが降りかかる。

 

〇同・903号室前

  堀田と弥生がいる。

  堀田、ドアの傍にある呼び鈴を押す。

  しばらくすると、ドアが開き、日野が訝しげに堀田を見る。

日野「なんです?」

堀田「警察ですが、こちらにこの少女、いませんか?」

  堀田、阿古の写真を日野に見せる。

日野「……」

  堀田、弥生の腕をとって、

堀田「この少女が、仲間がこの部屋にいるっていうもんですから」

  弥生、堀田に促され頭を下げる。

日野「いますが……」

堀田「実は、この少女と写真の少女は、昏睡強盗の常習者なんです」

日野、困惑し、目をしばしばさせる。

堀田「行為に及ぶ前に、事前に睡眠薬入りのお酒を飲ませて、クレジットカードや金を盗む」

  堀田、日野の酔って少し赤くなっている顔を見て、

堀田「どうやら飲んでますね」

日野「あ、いや」

堀田「でも、良かった。まだ被害には会ってないようですね。じゃ、少女を連れてきます」

  堀田と弥生、部屋の中に入っていく。

  日野、何が何だかわからず、ボー然とし、ドアの傍で立ち尽くしている。

  堀田と弥生が部屋に入ると浴室から体にタオルを巻いた阿古が出てくる。

  弥生、阿古を見るなり、

弥生「阿古!」

  弥生、阿古に抱きつく。

阿古「え!?」

  阿古、訳が分からず戸惑う。

弥生「阿古! よかった!」

  弥生、阿古を強く抱きしめ、阿古の肩に顔をくっつける。

    ×    ×    ×

  堀田と弥生と私服を来ている阿古。

日野「……」

日野、ずっと立ち尽くしたまま。

  堀田、日野の前に出て、

堀田「よかったですね。もう少しで騙されるところでした。ご協力感謝します」

  堀田、お辞儀する。

  そして、堀田、阿古と弥生をいかにも連れていくように、

堀田「ほら、行くぞ!」

  と、阿古と弥生の背中を押す。

日野「……」

  日野、一人残される。

 

〇シーザスターズホテルの外(夜)

  弥生と堀田と阿古、ホテルを出る。

  歩道に出るなり、弥生が阿古に向き合う。

  弥生、憤りを抑えきれず、阿古の両腕を掴み、

弥生「阿古、なんであんなことしたの!」

  阿古、弥生に見られたくないところを見られ、弥生の目を見ることが出来ない。

弥生「私の目、見なさいよ!」

  阿古、顔をそむけたまま、小声で、

阿古「どうして……」

弥生「何?」

阿古「どうして来たのよ」

弥生「あなた、自分がやろうとしたことわかってるの!?」

阿古「わかってるわよ。わかってるからここに来たのよ。決心したからここに来たのよ」

弥生「阿古! 一体、何を決心したっていうの!」

阿古「アイドルになるチャンスをつかむためよ」

弥生「チャンスって何よ! なんで男と寝ることがチャンスにつながるのよ!」

阿古「そういうことが必要なときもあるのよ。弥生にはわからないわ」

弥生「わからないよ! そんなの全然わからないし、わかりたくないわよ!」

阿古「……」

弥生「どうして? どうしてそうなっちゃうの? そんなことしておばさんが喜ぶと思うの?」

阿古「有名になれば、喜んでくれるわ」

弥生「喜ぶわけないでしょ! そんなんで、有名になって、一体誰が喜ぶのよ!」

弥生、阿古の頬を叩く。

  堀田、驚く。

  弥生、悔し涙を流しながら、

弥生「バカにしないでよ!」

阿古「……」

  阿古、叩かれたまま横を向いている。

弥生「もう、おばさんを悲しませるようなことしないでよ!」

阿古「……」

 

〇タクシー車内(夜)

  後部座席に、堀田を真ん中に阿古と弥生が座っている。

  沈黙が流れる。

堀田「なぁ阿古」

阿古「……」

堀田「樹里を頼らず、まず俺を頼ってほしかったなぁ。俺だって現状に満足なんかしてないぞ。お前たちがいつかアリーナや武道館で大勢の観客を前にライブが出来るようになる姿を心待ちにしてるんだ」

阿古「……」

弥生「……」

堀田「俺だって考えてるんだから、もっと信頼してほしいな」

 

〇事務所建物内(夜)

  堀田に連れられ阿古と弥生が入る。

  ジャージ姿のスーパームーンのメンバー七人が阿古を出迎える。

メンバーたち「阿古おかえり」

  阿古を囲むメンバーたち。

みさき「些細なことでもいいから私たちに相談してよ。仲間じゃない!」

真帆「阿古、お腹すいてるでしょ」

  弥生、仲間がいる阿古を羨ましそうに見る。

 

〇同・六畳一間(居住スペース)

  部屋には、阿古、マヤ、真帆、花蓮、弥生の五人がいる。

弥生「なんか、私まで泊めてもらってごめんね」

マヤ「いいのいいの。こんな狭いところでよかったら」

真帆「気にしないで」

弥生「でも、なんか団体で一部屋に寝るなんて、なんか修学旅行みたい」

花蓮「そうね。毎日が修学旅行」

一同、笑う。

弥生「でも、みんな楽しそうだよね」

真帆「好きでやってることだから」

花蓮「でも、生活は苦しいけどね。これが地下アイドルの悲しい現実なのよね」

  真帆、頷く。

マヤ「メジャーアイドルになれれば、もっといい暮らしが出来るんだろうけど」

花蓮「少なくとも、毎日が修学旅行は、免れるわ」

  一同、笑う。

弥生「でも、そんなの関係ないよ。地下アイドルとかメジャーアイドルとか、ファンにとっては関係ないと思うよ」

  メンバー、弥生を見ている。

弥生「それに、みんな一生懸命頑張ってるじゃない。一生懸命頑張る姿に地下もメジャーもないでしょ? 頑張る姿に差なんてないよ。そんなのあったらおかしいよ。だから、みんな、胸張っていいと思うよ。恥じることなんて何もないよ」

  阿古、離れたところで弥生の話を聞いている。

マヤ「そういわれると、なんか自信がつくわ」

  マヤ、真帆や花蓮の顔を見る。

弥生「ほんとのこどだよ。ファンだってみんな、一生懸命頑張る姿を応援してるんだよ」

   ×   ×   ×

  みんな、就寝。

  真帆が部屋の明かりを消す。

  真っ暗の中、

弥生「そうだ。一宿一飯のお礼に、明日みんなの髪切ってあげるよ。もちろんタダよ」

花蓮「一宿一飯って?」

みさき「一夜の宿と食事のこと」

真帆「花蓮は、ほんともの知らずだな」

花蓮「そんなの知らないよ。そんな言葉、初めて聞いたよ」

  一同、笑う。

  弥生、微笑みながら、

弥生「兎に角、切ってあげるわ。でも、私、まだ美容学校の生徒だから」

マヤ「切ったことあるの?」

弥生「数人。そのほとんどが身内」

マヤ「危なっかしいなぁ~」

弥生「大丈夫。腕に自信はあるから。特に、枝毛を切るのはね」

マヤ「そんなの私だって出来るわ」

  一同、笑う。

  一瞬、静寂になる。

弥生「でも、仲間っていいね。みんな同じ方向、向いていてさ。なんか羨ましい」

  阿古、一番端でみんなに背を向け、背中を丸めて、薄目している。

  阿古、目を閉じ、静かに眠りにつく。

 

〇事務所建物の外観(朝)

 

〇同・レッスン場

  鏡張りの前で、弥生が花蓮の髪を切っている。

  弥生、切った髪を払い、

弥生「はい、出来上がり」

  花蓮、立ち上がって、鏡に近づき、髪を見る。

弥生「髪は自分で洗ってちょうだい。気に入らなかったらまた切るから。その代り、いつまでも気に入らないって言ってると坊主になるよ」

  花蓮、笑いながら出ていく。

マヤ「じゃ、次は私」

 

〇同・事務所建物の外

  真帆、みさき、花蓮、他のメンバーがお互い切った髪を見せあい、じゃれあっている。

  暖かな陽の光が少女たちを照らす。

 

〇同・レッスン場

  弥生、慣れた手つきでメンバーの髪を切る。

  弥生の手さばきを順番待ちのメンバーが見ている。

    ×    ×    ×

  マヤが髪を切り終え、出ていく。

  弥生、ヘアーエプロンから毛をはらっている。

  レッスン場の入口にいる阿古が鏡に映る。

  弥生、振り返り、阿古を見る。

  阿古、遠慮がちに、

阿古「私も、いい?」

弥生「勿論」

  弥生、微笑む。

    ×    ×    ×

  鏡に、弥生が阿古の髪をくしでゆっくりとかしている姿が映る。

  弥生、思わず、笑みがこぼれ、

弥生「ここに来る前、おばさんの髪、切って来たのよ」

阿古「……」

弥生「おばさん、私に切らせてくれたの」

阿古「……」

  弥生、阿古の髪をとかしながら、

弥生「あの長い髪をバッサリ切ったのよ。なぜだかわかる?」

阿古「……」

弥生「阿古が帰ってきたら、そのとき見た目だけでも元気な姿を見せたいっていってね。(微笑み)いじらしいでしょ」

  鏡に、さわやかな顔をした弥生が映る。

  弥生、手にハサミとくしを持ち、髪を切るため、阿古の俯いた頭をゆっくり両手で正す。

阿古の顔が鏡に映る。

阿古、目を閉じ、唇を噛みしめ、声を殺して泣いている。

阿古、涙が頬を伝わる。

  弥生、母を思う阿古の気持ちに、目を細める。

  弥生、阿古の髪を切り始める。

  ハサミの音。

  二人だけの時間が流れる。

 

〇劇場のステージ(夜)

  真っ暗の劇場内。

  暗闇のステージから光とともに現れるスーパームーン、八人のメンバー。

  そして、歌いながら踊る。

  観客も盛り上がる。

  弥生、阿古を見ている。

  阿古、ステージの上で躍動している。

ショートヘアが跳ねている。

  堀田、舞台袖で満足そうに見ている。

  樹里もラフなカッコで客席の後ろで、懐かしむような眼差しで見ている。

  ステージの上で輝く阿古。

  弥生、笑みがこぼれる。

 

〇秋葉原の夜空

  高層ビルの頭上には、琥珀色に輝くスーパームーン。

 

             〈おわり〉

 

思考で書くと、思考通りにいくと、そのときは良く見えるが、今見ると薄い・・・

さて、これでとりあえずおしまい。

もう一作の落選作は、そもそも「いさま」に出そうと書いた奴なので、「いさま」だしてから公開します。

まぁ、ヤンシナに出した二作品、年齢で落とされない限り、コンクール史上最高傑作の部類に入ると思うけどなぁ~

なんども読み返したくなる本に出来上がったから。

それがフォーマットなしのセンスとテクニック全面に押し立てた新しい書き方。

書き方に酔いしれてるのか?

兎に角、もうおしまい。

今年は残り全て長編に、

準備が上手くできず、何も書けなかったでは全く持って意味がない。

見切り発車覚悟で三月、いや来週には一行でもいいから書くぞ。

その前に今日、明日で燃え尽きてしまった思考を呼び戻し来週にはなんとか、

兎に角、思いっきり失敗できるのがアマチュアの特権。

では、では、

 

 

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テレ朝、ヤンシナ、etc落選作「夢を履き違えぬように、友よ、灯をともせ」 第四回

2017-03-03 22:49:10 | ヤンシナ、テレ朝落選作「夢を履き違えぬように、友よ、灯をともせ」

〈第四回〉

 

〇タクシー車中(夜)

  堀田、目をつぶっている。

弥生「樹里さんってどういう人なんですか?」

堀田「以前、スーパームーンのメンバーで一緒に活動していた」

  堀田、遠くを見るような目で過去を思う。

            (回想映像挿入)

 

〇(回想映像)劇場のステージ

  スーパームーンのメンバーのセンターに樹里がいる。

  お客さんの半数が樹里ファン。

  樹里への声援、ハッピ姿が多い。

堀田の声「樹里は別格だった。それはスーパームーンの中だけじゃなく他のグループも含めて一番人気もあったし、実力もあった」

  ステージのセンターで躍動する樹里。

           (映像挿入終わり)

 

〇元に戻る・タクシー車中   

弥生「……」

堀田「俺は樹里なら一人でも間違いなくメジャーデビュー出来ると思っていた。けど樹里は、どんなに活動しても一向に変わらない現状に嫌気がさして、彼女はあやまった道を進んでしまった」

弥生「あやまった道?」

堀田「業界人と名乗る男に体を売ったんだ」

弥生「……(絶句)」

堀田「結局、メジャーデビューも出来ず、出ていったよ」

弥生「じゃ、阿古は?」

堀田「同じようなジレンマを感じていたのかもしれない」

弥生「……」

堀田「確かに、現状を変えるのは難しい」

弥生「……」

堀田「グループを辞めたり、卒業していく人を見て、何も変わらないことに焦りを感じ、自分を追い詰めてしまうこともある。メジャー志向が強い子は特にね」

弥生「じゃ、阿古も!?」

堀田「おそらく、樹里に相談したと思う」

阿古「そんな!?」

堀田「そうならないようにしないと」

  弥生、両手を握り、祈るように、

弥生「そんなことない! そんなことないよね、阿古」

  弥生、両手を握り祈る。

  前を走る車の明かり(ブレーキランプ)

 

〇CLUB・OZ内

  フロアは客でにぎわっている。

  その一角にあるテーブル。

樹里「よく、ここが分かったわね」

堀田「君のことは特にね」

樹里「要注意人物ってこと?」

堀田「そんなんじゃない」

弥生「……」

堀田「さっそくだけど、阿古はどこにいる?」

樹里「そんなこと、なんで私に聞くの? 私が知るわけないじゃない」

堀田「そうかな」

  樹里、堀田を睨む。

樹里「……どうして?」

堀田「阿古は、君に似てるからな」

樹里「(微笑みながら)似ている? どこが?」

堀田「この世界にいる者なら大概そうだが、特に阿古は君と同じでメジャー志向が強い。それがハッキリわかる、わかりやすい子だからね」

樹里「……」

            (回想映像挿入)

 

〇(回想映像)劇場のステージ

  ステージの上で、スーパームーンのセンターで躍動する樹里。

  樹里の笑顔がこぼれる。

樹里の声「私もあなたの言葉を信じて一生懸命やって来たけど、結局、何も手に入れられなかった」

    ×    ×     ×

  誰もいなくなった劇場に一人、立ち尽くす樹里。

  祭りの後。

  樹里の姿が、阿古に変わる。

            (映像挿入終わり)

 

〇元に戻る・CLUB・OZ内

樹里「そのことに彼女は気が付いたのよ。いつまでも地下アイドルで終わりたくないってね」

堀田「俺だって彼女たちを地下アイドルで終わらせるつもりはない。彼女たちがメジャーデビューして活躍するところが見たい、そう思ってる」

樹里「(鼻で笑い)無理よ。どんなにあんなところで頑張っても」

堀田「それでも頑張れるところがあるなら、頑張るしかないだろ。そう簡単にメジャーになれる近道はないんだ! ステージで頑張って、地道にお客さん増やして、大きくなっていくしかないんだ! そうやって、大きくなって、世間がほっとかなくなるようなアイドルになるしかないんだ!」

樹里「そんな悠長なこと」

堀田「なら、お前はアイドルになったのか? お前のいうメジャーデビュー出来る人脈は手に入ったのか?」

樹里「……」

堀田「お前は、一人で焦り、思い詰めて、興味本位で近づいてきた男に、美味しい話をチラつかされ、男の口車に乗っただけじゃないのか?」

樹里「でも、それでも、お金は手に入ったわ」

堀田「金でお前の心は満たされるのか? その金で夢を捨てることが出来たのか?」

樹里「……」

  樹里、堀田の言葉が胸に刺さる。

堀田「樹里、お前の夢は一体何だったんだ!?」

樹里「……」

  樹里、何も言い返せない。

堀田「彼女たちには応援してくれるファンがいる。阿古にも阿古のファンがいる。そのファンの期待に応えるためにも、俺たちは続けなくちゃいけないんだ! 頑張らなくちゃいけないんだ!」

樹里「……」

堀田「樹里、阿古はどこだ?」

  樹里、下唇をかみ、頭を少し傾げる。

樹里「……」

  堀田、樹里を諭すように、

堀田「俺は阿古を妹のように思ってる。いや、阿古だけじゃない。メンバーのみんなのことも。それに、お前のことだって、今でも心配だよ」

樹里「(小声で)何言ってんのよ」

堀田「ほんとのことだ。俺は今でも、あのとき、お前が一人で考えないで、俺に相談してくれたら、と思ってる。もっと俺に信頼があれば、と。今でも悔やんでるよ!」

  堀田、真剣な眼差しで樹里を見る。

樹里「……」

堀田「阿古の居場所を教えてくれ!」

樹里「……今夜、シーザスターズホテル、903号室で男と会うわ」

堀田「ありがと」

  堀田、樹里の手に手をのせる。

樹里「もう遅いかもよ」

堀田「迎えに行くよ」

  堀田、弥生の腕を掴み、クラブを出る。

  それを見送る樹里。

 

〇車道(夜)

  タクシーに乗ってる堀田と弥生。

弥生「どうするの?」

堀田「連れ戻すよ」

弥生「どうやって?」

堀田「考えはある。これでも演出家志望だったんでね(微笑む)」

弥生「……」

 

つづく。

 

アマチュアの特権というものを考えてみた。

ようは好き勝手出来るってこと、思いっきり失敗できるってこと。

長編を一発で決めようなんて、土台無理だし、「半沢直樹」「下町ロケット」の池井戸潤さんは直し、修正に赤ペン一本使い切るって言っていた。

三月は、ずっとネタとして持ち続けている三つのネタを、ちょっと書いていこうと思う。

やっぱ、フルマラソンの辛さは、フルマラソンを走った者にしかわからない。

ただ、場当たり的というか、場当たり的なんだけどそれが意図的、作為的行為でなくてはいけない。

兎に角、今までも結果、失敗してるけど、今年はどれだけ失敗できるか、

シナリオ形式でいい。

まごまごして何も書けないより書いていこう。

シナリオ形式なら、形に出来るし、それを小説にすればいい。

ほんとシナリオは一行、行間の中にあるドラマを作家が拾えるかどうか、

ちなみに、俺が言うのもなんだけど、上達できるローテーションがある。

どう上達するのか、三十年敗の俺が言うのは信ぴょう性にかけるけど、

これは去年やったことなんだけど、

テレ朝に二作だして(ドラマと配信)、両方落ちたのだけれで、一つは今ブログに乗せてるやつ、

それではなく2014年に書いたのがけっこう気に入っていて、ヤンシナにおちて、それはテレ朝に結果二度落ちたのだけれど、二回目(今回)のは、「いさま」に応募するために、50ページのドラマを「いさま」だと、36ページぐらいになるのかな、

それだけ削らなくはいけない。

即ち、ドラマの、エピソードの、セリフの取捨選択を余儀なくされる。

すると、かなり削ったり、そこをもっと簡潔に違う方法で(ドラマのエピソードを変えたり)して、けっこうそれが功を奏しキャラが立ったり、兎に角、スマートになる。

そして、次ドラマを書くと、いろいろ書きたいと思っていたことも、必要、不要の取捨選択が自動的に出来るようになり、なんか取捨選択をしている自分を実感できるだけでも上達感はある。

それはあらすじも800字が普通だけど、「いさま」は短いから、ただ行われる筋を書くのではなく、それを更に簡潔に書いて、逆に、「そのあらすじでこの場面、どう表現するんだ?」と思わせることが出来る。

自分の中で800字以内なら500~600以内がベストな気がする。

ローテーションとしては、

ヤンシナ(二月)→いさま(六月、ここで50を36ぐらい削ることで、取捨選択が身につく)→テレ朝、なのかなぁ~

テレ朝(10月)→いさま→ヤンシナ(翌年の二月)でもいい。

簡潔と必要不要の取捨選択、

けど、下読み作家さんがいると思うから(小説の世界ではいるらしく、その人にぶつかって同じの二回送って来たと思われるケースも多く、二回目はかなり厳しいらしい)

兎に角、今年は、小説に向けて、長編に向けて、今月から、思考を集め、自分なりの長編のアイテムを作って、動き出そう。

三作同時でもいい。

けど、ボディコンバットメインの生活で、

やっぱ、俺はプロにはなれないよ。

でも、去年の暮れのクリスマスプレゼント作品、そして、まぁ及第点は与えられる今年二月のバレンタインチョコレート作品は、一通り、長編小説をやってから、小説化へ。

でも、映像で見たいなぁ~

ちなみになんか「カルテット」が人気になっているというか玄人ごのみというか、土曜日早朝放送の「週刊フジテレビ批評」でも、コメンテイターがみんな見ている。

何気ない会話もいい味出しているとか、

でも、俺が見たとき、満島ひかりが、もたいまさこに胡散臭いことをお願いされていて、

そのあと、八木亜希子だったかな、殺人事件というか犯罪があったので、四人に「うちにはそんな人いないよね」といっていた。と思うな、

俺は、そのセリフを聞いて冷めた。

八木亜希子が冗談ぽくいった感じもなかったし、そういう鈍感な人という設定なのか、

普通、「うちにはそんな(怪しい人)人いないよね」って本人たちを前にしてはいわないと思ったから、

まぁ、ザッピングで通りかかってみただけだから、俺の勘違いかもしれんけど、

今は、作品としては見てないけど、「べっぴんさん」に出ている土村芳さんがめっちゃ好きやなぁ~

クリスマスプレゼント作品のヒロインになって、それがドラマで見たいなぁ~

この人のダークな役とか、いろいろ見てみたい役者さんだなぁ~って思った。

さて、ちょっと思考をまた集めないと、

それと長編の準備を、速攻済ませて、来週末には書き始めたいかな、

なんてったって、失敗するために行動できる。

それって、俺は宝くじが当たったらを考えると、

六億当たったら、好きなことをやって毎年二千万の赤字を出しても三十年間、好きなことが出来るってこと。

赤字でも好きだから、それを三十年も出来るっていいなぁ~

さて、まずは宿題をやろう。

 

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テレ朝、ヤンシナ、etc落選作「夢を履き違えぬように、友よ、灯をともせ」 第三回

2017-03-02 08:02:38 | ヤンシナ、テレ朝落選作「夢を履き違えぬように、友よ、灯をともせ」

〈第三回〉

 

〇事務所建物の外観(朝)

  一階が事務所とレッスン場。

  二階、三階が居住スペース。

 

〇同・レッスン場

  レッスン場にスーパームーンのメンバーの七人が「おはよ」と挨拶しながら集まってくる。

 

〇同・事務所内

  こじんまりした事務所。

  メンバーの出欠を確認する出欠表がある。

  「いる」と青、「いない」と赤。

  阿古の札だけ赤になっている。

  堀田裕司(29)、それを立って腰に手をあて見ている。

  すると事務所にスーパームーンのメンバーの真帆(22)がジャージ姿で入ってくる。

真帆「おはようございます」

堀田「真帆、阿古はどうした?」

真帆「阿古ちゃんなら、昨日、田舎から友達が来て」

  真帆、出欠表を見て、

真帆「あれ、帰って来なかったんですか?」

堀田「ああ。まぁいい。あとで電話するわ」

 

〇イタリアレストランの外観(昼)

  阿古と樹里、ランチをとっている。

樹里「堀田さんのやり方は甘いわ。チャンスなんて待っててくるものではないわ。自分で掴みに行かなきゃ手に入らないものよ。中でも一番大切なのは人脈。出会いよ! それを女である以上、女の武器を使わない手はないでしょ。過程よりも結果なのよ」

阿古「……」

樹里「それが全てだと思う」

阿古「……」

樹里「まぁ、それでダメだったら、ほんとダメだと思う。でも、最低でもお金は手に入るわ」

阿古、一度、俯き、意を決したかのように顔をあげ、樹里を見て、

阿古「私、やります。樹里さんの言う通りにします」

樹里「そう! よく決心してくれたわね。ん、その方がいい。決断は早いに越したことないから」

阿古「……」

  阿古、一抹の不安が過る。

樹里「任せて」

 

〇事務所建物の外観(午後)

 

〇同・事務所内

  堀田、デスクに座り、机に置いてあるスマホを見ている。

  スマホの画面には、「阿古」を電話で呼び出しているが、繋がらない。

  堀田、頬に手を当て、ため息をつく。

 

〇同・レッスン場

  レッスン場に曲が流れる。

  スーパームーンのメンバーが、鏡に映る自分たちを見ながら振付の練習をしている。

  堀田、曲が終わるまで見ている。

  そして、曲が終わる。

  メンバーは、深呼吸している。

堀田「振付だけど、ちょっと阿古がいないのを想定して、やっておいてくれるか?」

みさき「阿古、休みですか?」

堀田「いや、さっきから阿古に電話してるんだが全く出ない」

メンバー「……」

  メンバーの一人、花蓮(20)が訳ありげな顔をする。

堀田「兎に角、もしものことを考えて、阿古なしもやっておいてくれ」

みさき「はい」

 

〇小さな劇場が入ってるビルの前(夜)

 

〇同・劇場内

  ステージには、「あきば小町」というアイドルグループが歌っている。

  弥生は阿古の出番を今か今かと待っている。

  あきば小町のステージが終わる。

小町A「みんな、明日は新曲やるよ! 絶対来てね!」

あきば小町のメンバー、客席に手を振って舞台からはけていく。

そして、一瞬暗くなり、光とともに、スーパームーンのメンバーが現れる。

  歓声が上がる。

  弥生、背伸びして、阿古を探す。

弥生「阿古……」

  しかし、阿古の姿が見つからない。

  それでも弥生は探す。

  メンバーのリーダーみさき(24)が、一歩前に出て、

みさき「ステージの前に」

  客席がざわつく。

みさき「今夜、阿古は急用があっていません。みんな、ごめん」

弥生「!?」

  客席から残念がる「え!」の声。

みさき「でも、阿古の分まで、限界いっちゃいますから、みんなもついてきてください!」

  客席から、「おー」と掛け声があがる。

  スーパームーンのステージが始まる。

弥生「……」

    ×    ×    ×

  ライブが終了した劇場内では、スーパームーンとあきば小町のメンバーが売り子になって即売会が開かれている。

  弥生、スーパームーンのコーナーに行き、メンバーのマヤ(20)に尋ねる。

弥生「なんで阿古さんいないんですか?」

マヤ「阿古ちゃん? 阿古ちゃんはちょっと田舎から友達が来て、どうしても来れなくなっちゃったの」

弥生「え!? ちょっと! その田舎から来た友達って私なんですけど」

マヤ「え?」

  弥生とマヤの話をメンバーの花蓮が聞いてしまう。

 

〇同・舞台裏

  弥生、マネージャーの堀田と立ち話をしている。

堀田「いや、ずっと阿古と一緒にいるものかと」

弥生「いえ、阿古とは昨晩、別れてからは会ってません」

堀田「そう……。実は今日、事務所にも帰ってこなかったから、ずっと電話したんだけど、繋がらないんだよね。悪いけど、阿古に電話してくれる?」

弥生「はい」

  弥生、スマホを手に取り、阿古に電話をする。

  すると「電源をおきりか、電波の届かないところにいます」というアナウンスが流れる。

弥生「あ! ダメだ! 繋がらない!」

堀田「(舌打ちして)まいったなぁ」

弥生「今夜、阿古の元気な姿を見てから、帰ろうと思ってたのに!」

堀田「……」

  そこへ、リーダーのみさきと一緒に花蓮がやってくる。

みさき「堀田さん」

花蓮「阿古に内緒にしてって言われてたんですけど、こないだ偶然ショップから阿古と樹里さんが出てきて……。なんかたまに会ってるみたいで……」

堀田「……」

  堀田の表情が険しくなる。

みさき「私も、最近、阿古がなんか一人でいることが多かったんで、それとなく何か悩みがあるのか聞いたんですけど、そんなことないって言われて……」

堀田、腕を組む。

堀田「そうか……」

  一瞬、沈黙。

弥生「……」

  弥生、不安げな顔。

             (回想映像挿入)

 

〇(回想映像)渡辺家・居間(弥生が出てくる前)

  弥生と春江は縁側にいる。

  春江はパジャマにカーディガンを羽織っている。

  その傍で、子猫がエサを食べている。

  春江、優しい眼差しで子猫を見ながら、

春江「元気で楽しくやってるならそれでいいいの」

弥生「……」

           (映像挿入終わり)

 

〇元に戻る・舞台裏

  弥生、沈黙を破るかのように、不安をぶちまける。

弥生「私、このままじゃ帰れない!」

堀田、みさき、花蓮が弥生を見る。

弥生「阿古に会うまでは帰れない! 一体、阿古のお母さんになんていえばいいの!?」

みさき・花蓮「……」

堀田「探そう」

みさき「心当たりあるんですか?」

堀田「おそらく、樹里のところにいる」

みさき「じゃ、私も」

堀田「お前たちは帰れ」

みさき「でも」

堀田「大丈夫。必ず連れて帰る」

みさき「わかりました」

弥生「私は連れてって。阿古に会うまでは居ても立っても居られないわ!」

堀田「わかった」

 

つづく。

 

やっぱ、あれだなぁ~

鳥肌立つなぁ(苦笑)

インプットがないから、創作思考で俺は書くけど、このときはある思考が頭を支配していたから、まぁまぁかな、と思ったけど、創作の独自進化(ガラパゴス化)を感じている今見ると、まいったなぁ~

でも、今はガラパゴス(独自進化)がどんなものなのか、それが知りたい。

ガラパゴスイグアナは、地上に食べる枝葉がなくなり、一匹が海に飛び込み、そして、海藻を食べた。

食料を海に求め、独自進化した。

ガラパゴスで何を見つけるのかなぁ~

 

でも、今日は、コナミでボディコンバットで、ストレス発散だ!

でも、土村芳さん、なんか生活感が見えるっていうか、この人、年を重ねれば重ねるほど輝くような気がする。

艶っぽい人になるなぁ~

さて、会社に行くか、

 

 

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