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「義母と娘のブルース」第六話

2018-08-14 22:21:40 | ドラマ感想

先週のはまだ見てないが、本日、第六話を見た。

やっぱ面白いし、不思議と次、どんなセリフが来るか?

どんなシーンにするか?

想像してしまう。

それはひとえに脚本家の森下佳子さんが技術使いだから。

もっとも森下さんの創作で意識していることとか知らないけど、必ず何かある。

義母の綾瀬はるかさんと娘のみゆきの二人になったから、これからどう進めるか?

娘の進路。

でも、先に進めるには新キャラを投入するのは定石。

しかし、それはしそうにもない。

その新キャラをいなくなっていじめっ子が戻ってきたり、ここで佐藤健が出てくる。

何をやっても長続きしない、それを六話まで延々と義母と娘と絡ませながら見せていたんだね。

この二人で森下さんがどうドラマを紡いでいくのか、大変勉強になる。

娘の進路、パン屋の行方、それだけでは十話ならあと四話、もたんな。

そのもたないと思う自分と、そこを超えてくる森下さんの技術力。

 

でも、六話の葬式のあと、四話で夫が記念写真を撮ろうと、義母と娘は白、夫は黒のタキシードで、

が、六話では、葬式で夫は白の死装束、義母と娘は黒の喪服、とそんなささいなことまで結びつけてしまう。

「おんな城主直虎」でもそれはその回でいろいろあった。

たとえば、俺の好きな徳政令三話もそうだが、菅田将暉さんの回も、武具の整備の手柄を取られるも家康は菅田がやったことを見抜き、暑く遇した。

とか兎に角、回収力がものすごい。

今回の衣装の白黒も、「直虎」でろくざとゆきのじの二人が長篠の戦の柵を作ったことで手柄を立てて器をもらうも、それがのちの明智光秀の子供をかくまうのに、信長の隠し子をいって、その証にろくざとゆきのじが褒美で得た器を出して難をしのいだ。

この家族写真の服の色までこの六話で上手いこと出す、この瞬発力が凄い。

家族で記念写真を撮ろう、葬式で服の色が逆になった、ということに気づく、その反射神経が凄いんだよな。

おそらく、それを考えては書いていないと思う。

書いたことが後々使える、それに気づく瞬発力、反射神経が抜群なんだよな。

 

この六話は布石紹介、というか九年後の紹介と次への新展開への布石。

森下佳子さんが他にどういう技を見せるのか、わくわくする。

森下さんの創作で大切にしているものは何か?

それは必ず作品の中に現れる。

 

義母とパン屋。

みゆきとひろきと受験。

きっとプラスアルファのアルファが見れると思う。

それと、ヒロキ役の井之脇海さん(直虎で菅田将暉の部下)に、みゆき役の上白石萌歌さんがとてもいい。

若手女優さんで上白石さんは可愛いけど普通っぽさがいい。

普通といってもコンテストで優勝した人だと思ったし、行列のできる法律相談で見たけど姉もそっくりだったような。

でも。ちょっとビビッて来たな。

ただほんわかしているから限定されるかもしれないのかな?

 

それとやはり綾瀬はるかさん。

全く見ていて、たとえば、Aさんは何をやってもAさんだな、と思うことはあるが、

綾瀬さんを亜希子さん、義母として見ている。

役が極端というのもやりやすいとは思えるが、それにこたえることが出来ているのが素晴らしい。

 

ほんと脚本(森下佳子)とこの俳優陣、ちょっとクオリティ高い。

こんなに高くなるとは思わなかった。

タイトルを見ると「義母と娘」だからな。

 

あと気になるのは野木亜希子さんが十月、日テレで新垣結衣さんとコメディをやるとか、

野木さんの作品は通してみたことがない。

「逃げ恥」もちょっと違ったし、評判の高かった「アンナチュラル」もちょっと一話始まりでなんか好みの問題だったのかな、やめてしまった。

でも、一話完結を十話分もっていくのは凄いこと。

ちょっと野木さんがどういう技術使いか、十月からの作品で勉強しよう。

 

ほんと、技術使いだと、見ていて別領域から侵入してきたりする。

野球で言うなら、設定をそのまま流すのがストレート(直球)、確かに160キロの直球はそれだけで武器。

しかし、そういるものでもないし、タイミングが取りやすいといくら160でも、1、2、3で撃たれてしまう。

しかし、技術は野球で言えば、スプリット(フォークボール)、直球と同じ投げ方で直球と思いきや落ちていく。

変化球は技術、右に曲がったり、左に曲がったり、タイミング(チェンジアップ)を外されたり、落ちたり、

森下さんのポテンシャルの高さはほんと凄い。

東大出だから知識、教養、語彙力は保証済みだし、おそらく周りにいる人も高いポテンシャルをもっているから、おのずとポテンシャルは高くなっていく。

ここからの四話、楽しみ。

ああ、全部録画してとっておけばよかった!

 

ちなみに本日は、ちょっとシナリオを弄ったが、どうも直球のドラマは面白みに欠ける。

あとネタ二作の柱というか、流れを書いた。

でも、あとちょっと小説をシナリオにしてから寝るか。

 

それにしても森下さん、去年まで「直虎」やっていたのに、もう書いてるのか、凄い人だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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