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第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」 第一回(全八回)

2019-02-23 12:15:31 | 第30回ヤンシナ二次通過作「万華鏡~小野寺家の恋愛模様~」

「第一回」(全八回)

 

〇小野寺家の外観

  大きな二階建ての家である。

  ガレージには白いベンツと黒いベンツが止まっている。

 

〇なぎさの部屋

  ハンガーラックに高校の制服が掛けてある。

  小野寺なぎさ(18)、机に向かって万華鏡を作っている。

  机の上には万華鏡を作る道具、紙筒、表面反射鏡、アクリルケース、ビーズなどが置いてある。

  なぎさ、紙筒を覗いている。

  万華鏡の中の幾何学模様。

なぎさ「……綺麗」

なぎさ(N)「しかし、人間が織り成す模様は万華鏡が作り出す幾何学模様より、もっと美しいかもしれない」

 

〇なぎさの部屋(夜)

  なぎさと吾妻弓美(28)が向かい合っている。

  弓美、模試の成績表を見ている。

弓美「よく頑張ったね。特に苦手な古文が良くなってる」

なぎさ「先生に喜んでもらおうと頑張ったんだよ」

弓美「ありがと」

なぎさ「そんなの言葉より、ご褒美頂戴」

  なぎさ、弓美に甘える。

  弓美、微笑みを浮かべながら

弓美「そうだなぁ」

なぎさ「ご褒美、ご褒美」

  弓美、苦笑いを浮かべて、

弓美「じゃぁ、ディナーでもごちそうしようか」

なぎさ「ほんと!」

弓美「友人が恵比寿でイタリアレストランをオープンしたから、連れてってあげる」

なぎさ「やったぁ!」

  ドアをノックして小野寺紗世(44)、が、ジュースとケーキをお盆にのせて入ってくる。

紗世「楽しそうね」

なぎさ「ママ! 今度、先生がディナーに連れてってくれるの」

  紗世、弓美となぎさの前にジュースとケーキを置く。

紗世「そう。良かったわね」

  紗世、それとなく弓美を見る。

  弓美、訳ありな感じで伏し目がちになる。

 

〇恵比寿の街並み(夜)

  街の喧騒。

  ネオンが輝いてる。

 

〇イタリアンレストラン店内(夜)

  店内は薄暗く落ち着いた雰囲気。

 

〇同・なぎさと弓美のいる席

  なぎさと弓美が料理を食べている。

  なぎさ、フォークでパスタを食べ、弓美は、パンをちぎってスープにつけて食べている。

弓美「美味し?」

  なぎさ、満面の笑み。

弓美「良かった」

  なぎさ、食べながら微笑みがこぼれる。

  すると、突然、なぎさの食べる手が止まる。

  そして、ポカンと口を開け、驚きの表情を浮か呟く。

なぎさ「ママ!?」

  弓美、なぎさの視線を追い、背後を振り返ってみる。

  すると、なぎさの母、紗世となぎさの同級生でイケメンの安達拓馬(18)がウェイターに連れられて店内に入って来る。

二人は仲睦まじく、ただならぬ関係であることが見てとれる。

  そして、予約席につく。

 

〇同・予約席

  紗世と拓馬が向かい合って座っている。

  ウェイターにメニューを渡す。

  ウェイターは下がっていく。

紗世「今日は久しぶりに楽しかったわ」

拓馬「僕もです。しばらくはもう試験がないから、いつでも会えます」

紗世「でも、来年受験でしょ」

  拓馬、紗世の指を触る。

拓馬「大丈夫です。勉強と恋愛のバランスがうまく取れてる方が成績がいいんです。俗にいう文武両道ってやつです」

紗世「(微笑み)武じゃないわよ」

  紗世も拓馬の指を触る。

拓馬「じゃ、文愛ですね」

  紗世、微笑む。

  お互いの指を愛撫しあっている。

 

〇同・なぎさと弓美のいる席

なぎさ(心の声)「どういうこと? どうしてママと拓馬君が一緒にいるの!?」

弓美「……」

  弓美、深刻な顔をしているなぎさを観察している。

なぎさ(心の声)「拓馬君はいづみと付き合ってるんじゃなかったの!? まさかママと付き合ってるんじゃないわよね? 何がどうなってるのよ!?」

弓美「……」

  弓美、伏し目がちになる。

 

〇万華鏡の中の幾何学模様

  回転し幾何学模様が出る。

 

              つづく

 

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