ダメでもともと!

面白いドラマを書いて、「一声」かけていただく。だめでもともと。

第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞オリジナル配信ドラマ部門「初恋島」 人物表

2019-03-11 18:20:06 | テレ朝落選作「初恋島」

人物表

 

笹原ひとみ(25)(5・15・18・20)

笹原尚登(25)(5・15・18・20)

 

老師(80)

飯塚良樹(28)

安田丈治(30)

牧野祐介(30)

牧野萌絵(32)

 

藤谷美香(23)

 

今井卓(35)

 

この「初恋島」は、2018年9月に書いた作品。

正直、「初恋」は、初めての恋、初恋というと中学ぐらい、もしくはちょっとSFチックにするなら、眠り姫みたいに、植物人間というの暗くなるけど、どこも悪くないのに眠り続ける奇病にかかった少女が突然、目覚めた、から始まる恋というのも・・・

そこでふと最近振り返って考えたのは、たとえば、俺の年代での未婚率って高い、から、ふと思ったのが、なんらかの形で「初恋の人と結婚しなければ死刑」、たとえば政府がらみとか、考えても見た。

なら、「最後の恋」は、なんとなく余命いくばくもない中での恋、もしくは死んでしまう、「大恋愛」のように、

「初恋と最後の恋」主人公にとって初恋も相手は余命いくばくもないなら、たとえば少年にとっては初恋だが、すくなった相手にとっては嫁いなく最後の恋になり、そこに年の差があり、戸惑いながらも進んでいくドラマとか、

どうにも、やはりネタがこすられすぎ、というのが、俺の中で飽きがあった。

そこで、テレ朝のコンクールの文言に、(テレ朝からコピペ)

【作品テーマ】
A)「初恋」 B) 「最後の恋」 C)「初恋&最後の恋」

*上記テーマを1つ選択の上、そのテーマに沿ったドラマ作品にてご応募ください。テーマの解釈は自由です。

の、「テーマの解釈は自由」で、自由というか、ありがちかもしれないが、自分なりにそのとき思って書いたのが「初恋島」

2018年の新作になった。

「万華鏡」を読んだ二人に読んでもらったら、「万華鏡より面白い」とは言ってくれたが、「テレビドラマ向きではないのでは?」と言われた。

だから、ネット配信ではないのかなぁ~という点から、オリジナル配信ドラマ部門に応募した。

 

「あの頃の~」は、面白いと思った人はいるのかなぁ~

ほんと技術らしい技術もなく、ただ流して、それなりにまとめたっていう感じのエンターティメント性がないドラマ。

読んでもらっている読書家さんは、「読んだ作品の中で一番悪い!」と切られ、もう一人の人は、「こういうドラマ、アンビリバボー的なものでありそうでよね」と言われて、まぁ、評価は「初恋島」に軍配が上がった。

けど、一次落ちなんだよね。

理由は解釈からくる素材の扱い方だろうな。

とても10代にはちょっとよろしくないだろう。

けど、エッチなシーンが出てくるわけではないのだが、それを匂わせるものはあるというか、そういう解釈をしたから、

軸、テーマが嫌われたということかな。

一応、全七回と刻んだが、まぁ、読まれるものでもないので、というか、シナリオは読めんよ!

だからといって、これを小説にしたいとは思わない。

もう自己陶酔を作るに向けて、昨日から書き出している。

 

楽しんでもらえれば、幸いです。

テレ朝は四月上旬に結果発表とあるから、どんなドラマなのか?

範疇か、別次元からのアプローチを見せてくれるのか、

 

 

 

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第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞テレビドラマ部門「あの頃の僕を探してくれ」 第七回(全七回)

2019-03-11 07:52:23 | テレ朝落選作「あの頃の僕を探してくれ」

「最終回」

 

〇レストランの外観(夜)

 

〇同・店内

  食事も終わり、テーブルにはデザートと珈琲がある。

  亜希、デザートに手を付けず、神妙な面持ちで、

亜希「深見君」

  学、顔を上げて亜希を見る。

学「……」

亜希「私、やめた方がいいと思うの。そしてもう会わない方が良いと思うの」

学、動揺し、間髪入れずに、

学「なんで!? どうして!? そんな、大塚さんがやめる必要なんてないよ!」

亜希「でも、私、関係ない深見君に迷惑をかけてる。これ以上迷惑かけたくないわ」

  学、焦りながら、

学「そんなことない! 大塚さんがいるだけで俺は助かってる! 迷惑だなんてそんなこと言わないでくれ! お願いだからこのまま傍にいてください! いいでしょ!?」

亜希「でも」

学「俺は迷惑だなんて全く思ってないし、大塚さんを困らせるてることは俺が必ず解決するから! だから、このままいてください! やめるなんて言わないでください!」

亜希「……」

  亜希、伏し目がち。

 

〇小林家の外観(夜)

  正雄の怒号が聞こえる。

正雄の声「いいから連絡しろ!」

 

〇同・居間

  正雄と小林大輔(35)が立って話をしている。

正雄「お前が学に働きたいって言いさえすれば、すべてことが済むんだ!」

  大輔、立ち尽くしている。

正雄「もう司法試験を受けるのはやめろ。お前には受からないよ。もうあきらめろ」

大輔、下唇を噛みしめる。

正雄「いい加減、俺に心配させないでくれ。親の苦労も少しは考えろ。わかったな」

大輔「……」

正雄「いいな。必ず連絡するんだぞ」

  正雄、居間から出ていく。

  大輔、下唇を噛み、微かに震えている。

 

〇ファミレスの外観

 

〇同・ファミレス店内

  学と浩司が向かい合って座っている。

  浩司の前に、いかげそとビールが置いてある。

  浩司、笑みがこぼれる。

浩司「そうですか! お支払い頂けますか!」

学「それで奥さんと正式に離婚していただけますね」

浩司「勿論、私の提案をすべて受け入れて頂けるのですから。いや、よかった。やっぱ話せる人に話すと物事はすんなり進むものですな」

  浩司、笑い喜び、ビールを飲む。

  学、冷めた表情で浩司を見る。

学(心の声)「汚いな、俺は。彼女の知らないところで勝手に彼女の人生を決めようとしている」

  学、微かに口元が微笑んでいる。

 

〇オフィスビルの外観(夜)

 

〇同・オフィスフロア

  学、カバンにタブレットを入れて席を立つ。

  亜希、学を見る。

 

〇同・地下駐車場

  学、エレベーターを降りて、地下駐車場にやってくる。

学(心の声)「あとは大輔だけだ」

  学、自分の車(セダン)に行き、ドアを開けようとする。

  すると車の陰から人が飛び出してきて学にぶつかってくる。

  学と謎の人がその場で固まる。

  学、手で腹を触るとナイフが刺さっている。

  学、血のついた手を見る。

  そして、その手で謎の人がかぶっている帽子を取る。

  謎の人は大輔。

学「大輔!?」

  大輔、憎悪の眼差しで学を見て、

大輔「どいつもこいつも俺をバカにしやがって!」

学「大輔!?」

  大輔、ナイフを引き抜く。

  そして、ナイフを落とす。

  ナイフが地面に落ちた金属音がする。

  大輔、その場から立ち去る。

 

〇同・学の車の車中

  駐車場に駐車してある学の車の運転席に学は座っている。

  シャツは血に染まっている。

  学、体ごとシートにもたれている。

学「報い、かな……」

  学、微笑み、目を閉じる。

  学、頭の中で学を呼ぶ声が聞こえてくる。

亜希の声「深見君」

  十四歳の亜希の声。

 

〇(回想)中学校の教室内

卒業式を終えたクラス。

学生たちはところどころに固まっている。

学(14)、一人、窓側の自分の席に頬杖をして座っている。

気持ちが沈んでいる。

机には卒業証書の入った筒が置いてある。

そこへ亜希(14)が声をかける。

亜希「深見君」

  学、振り返って亜希を見る。

亜希「どうしたの? なんか元気ないね」

学(心の声)「君と離れるのが辛いんだ」

  学、心を悟られぬように、

学「そんなことないよ」

亜希「うそうそ」

  亜希、微笑みながら、離れていく。

  学、亜希を目で追う。

  学を呼ぶ声が聞こえる。

亜希の声「深見君!」

  三十四歳の亜希の声。

 

〇(元に戻る)学の車の車中

  学、うっすらと目を開ける。

亜希「深見君!」

  学、亜希がぼやけて見える。

亜希、ドアの傍にしゃがみこんでいる。

亜希「深見君! しっかりして」

  学、ピントが合い、亜希が見える。

学「亜希……」

亜希「深見君!」

  学、亜希の手を掴み、小さな声で呟く。

学「亜希。あの頃の僕を探してくれ。ただ君のことだけを考えていれば幸せだったあの頃の僕を」

  学、ゆっくり落ちていくように目を閉じる。

亜希「深見君! 何?」

  学、小さな声で呟く。

学「そして、もし、あの頃に戻ることが出来るのなら、好きだと言えなかった思いを、僕は」

  亜希、両手で学の手を握り返す。

  学、目をつぶっている。

 

〇中学校の教室内

  亜希(14)が教室で女生徒とはしゃいでいる。

  学(14)、亜希の後ろに立ち、

学「大塚さん」

  亜希、学の方を振り向き、無邪気に微笑んで、

亜希「ん? 何?」

  学、モジモジして、

学「いや、あの……」

亜希「ん?」

  学、深呼吸して、意を決して、

学「大塚亜希さん!」

  と大きな声。

  生徒たちが静まり、学と亜希を見る。

亜希「はい」

亜希、真顔。

女生徒が告白を察して口に手を当てる。

立ち尽くす学と亜希。

学の顔。

亜希の顔。

学と亜希から、少し離れて生徒たちが囲っている。

  遠目からの学と亜希の姿。

 

             〈終わり〉

 

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