今日は雪より雨に、島岡美延です。
この変わりやすい天候を繰り返して、春へ。
かつて、天童荒太さんにインタビューしたことがあります。
衝撃的な物語を静謐な筆致で紡ぎだす彼は、どこまでも静かに話す人でした。
直木賞受賞作が、堤幸彦監督により、映像化されました。
映画『悼む人(14日公開)』をご紹介します。
巡礼のような旅を続けている静人(高良健吾)。
「誰に愛され、愛したか、どんなことをして人に感謝されていたか」を記憶していく。
人が不慮の死を遂げた場所にひざまずき、手を掲げ、胸に当てる儀式・・・。
ある男性(井浦新)の死を悼んでいた時、出会った倖世(石田ゆり子)は、その妻で、彼女が「愛ゆえに殺めた」という。
魂の救いを求めて、静人に同行する倖世。
一方で、静人の実家には、末期がんと闘う母(大竹しのぶ)、別れた恋人の子どもを身ごもった妹(貫地谷しほり)がいた・・・。
誰もが命について考えたくなる、俳優陣、渾身の演技。
現実に起きた理不尽な事件にも想いを寄せたいです。
この変わりやすい天候を繰り返して、春へ。
かつて、天童荒太さんにインタビューしたことがあります。
衝撃的な物語を静謐な筆致で紡ぎだす彼は、どこまでも静かに話す人でした。
直木賞受賞作が、堤幸彦監督により、映像化されました。
映画『悼む人(14日公開)』をご紹介します。
巡礼のような旅を続けている静人(高良健吾)。
「誰に愛され、愛したか、どんなことをして人に感謝されていたか」を記憶していく。
人が不慮の死を遂げた場所にひざまずき、手を掲げ、胸に当てる儀式・・・。
ある男性(井浦新)の死を悼んでいた時、出会った倖世(石田ゆり子)は、その妻で、彼女が「愛ゆえに殺めた」という。
魂の救いを求めて、静人に同行する倖世。
一方で、静人の実家には、末期がんと闘う母(大竹しのぶ)、別れた恋人の子どもを身ごもった妹(貫地谷しほり)がいた・・・。
誰もが命について考えたくなる、俳優陣、渾身の演技。
現実に起きた理不尽な事件にも想いを寄せたいです。