美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

映画「山桜」の姿と心

2008年06月10日 07時45分47秒 | 姿勢&見た目
昨日は、映画「山桜」の篠原哲雄監督にお会いして、とても嬉しかった島岡美延です。初の時代劇に挑戦した監督と主演・田中麗奈、秘めた想いの相手に東山紀之。居住まい、たたずまいの美しい日本人の姿を見ることが出来ます。藤沢周平原作の物語には、自分も苦しい立場ながら「仲間や相手のことを深く想う」人々が出てきますが、これを「私達が失ってしまったもの」とあきらめたくはありません。

日本人は昔に比べて「自己表現、自己主張」をするようになってきました。ただ、周りとの調和を考えない「自分さえ良ければ主張」が、世の中を不満と不安でいっぱいにしているような気がします。
田中麗奈といえば、築地の娘を演じた映画「築地魚河岸三代目」も公開中。こちらは現代の話ですが、どこか懐かしい香りがたっぷりつまっています。江戸時代から昭和、平成・・・日本人の「幸せ」の形はどこへ向かっていくのでしょう。
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新聞のない朝に想う

2008年06月09日 08時13分57秒 | 日記、その他
新聞休刊日の今朝は、今にも雨が降りそうな月曜日、島岡美延です。手元には、昨夜、駅で受け取った号外が1枚。1~3面に秋葉原で白昼起きた、あまりに衝撃的な惨事、そして4面に北島選手の世界新記録・・・。
インターネットの新聞サイトで、様々な状況を知りました。亡くなった7人の方の住所、年齢・・・、何の共通点もありません。街にあふれる人々の誰もが被害者になっていた可能性を考えると、恐怖とやりきれなさに胸が押しつぶされそうです。奇しくもなのか、容疑者は知っていたのか、6月8日は大阪の小学校で痛ましい事件が起きてちょうど7年だったそうです。
「誰でもよかった」という言葉をいつから私達は、聞くようになったのでしょう。また、7人という「人数」ではなく、理不尽に絶たれた「それぞれの人生」に想いをはせることを忘れてはいけないのだと思います。
そばにいる人の手をつないで、お互いの命の重さ、温かさを確かめましょう。
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重力に逆らってみよう

2008年06月08日 08時35分06秒 | 姿勢&見た目
日本の男子バレー復活、特に荻野主将の涙に感動しました、島岡美延です。これで男女ともにオリンピックの応援が出来ます、本当によかった! 私の手にもボールを「ブロックする快感」がよみがえったような気分でした。
突然ですが、最近、重力に逆らって「地面を蹴って飛び上がったこと」ありますか!? 運動を定期的に行なっている人でも「真上にジャンプ」する機会はあまりないかもしれません。うつむいて足元ばかり見ている人、ちょっと「上を向いて」みましょう。ついでにジャンプをして地球と「離れて」みると、非日常を味わえるかも・・・!
宇宙では星出彰彦さんが子供の頃からの夢を叶えて無重力空間で大活躍中、70代で二度目のエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんは、山頂では宇宙に手が届きそう、と語っていました。「高いところ」を思い描くとき、気持ちが大きく晴れやかになります。深呼吸しながら、身体を思い切り伸ばしてみませんか?
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雰囲気はすべて「店の味」

2008年06月07日 08時30分58秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日は、近くにオープンした創作料理の店でランチをしました、島岡美延です。桜海老のぺペロンチーノは美味しかったのですが、少々気になったことが・・・。

内装もナチュラルな雰囲気でお客さんは女性ばかり。10人ほどのグループが帰ったあと、店員がそのテーブルや椅子の配置を元に戻し始めたのです。その大きな音! 平日のランチ終了に近い時間帯だったとはいえ、まだ私達を含む何人かが食事中。お客がいなくなってからでよかったのでは? どうしてもやる必要があるなら、会話が途切れないよう、静かに作業してほしいと感じたのでした。
そして、もっと気になったのは「ご注文は以上だったでしょうか?」「お水のおかわりは大丈夫だったでしょうか?」という「過去形で確認する言葉遣い」です。「ご注文のほう」「コーヒーのほう」という何でも「~のほう」をつけるのも困ったもの。店員の言葉遣いも味のうち、オーナーの指導力も店の顔です。
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「終わらせる」難しさ

2008年06月06日 08時17分11秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
アメリカ民主党は一つの結論にようやく達したようですね、島岡美延です。涙、笑顔、挑発、粘り・・・様々なシーンが取り上げられましたが、ここまで戦い続けてきた彼女を支えたもの、また実際はどんな葛藤があったのだろうと気になります。

私達の日常ではどうでしょう。会議などオフィシャルな場面から、恋人・夫婦のプライベートなやりとりまで、始めた「議論・けんか」を上手に収めることが出来ていますか? きっかけは、ささいなことが、売り言葉に買い言葉でエスカレートし、気づいたらどっちも後に引けなくなる・・・。
本当に信頼している間柄なら、意見を交換し合うことは、さらなる相互理解につながるはず。ただの感情のぶつけ合いでは、一つ一つの言葉が相手を傷つける凶器になってしまいます。「ごめんね」「こっちこそ」の言葉をお互い素直に口に出していますか? 「ケンカするほど仲がいい」関係を築いている人は幸せです。 
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誰もが自分のこととして

2008年06月05日 14時05分06秒 | 日記、その他
今日はゲストとお話して、涙をこらえるのに必死でした、島岡美延です。一昨年6月3日、エレベーター事故で亡くなった市川大輔さんの母・正子さんと、高校の野球仲間の「赤とんぼの会」の保護者の方でした。
今年1月から集めた13万人以上の署名を警察庁、国土交通省、検察庁に提出されたのですが、「なぜ事故が起きたのか、原因究明を専門に行なう機関を作って欲しい」というのが署名の趣旨です。警察は「誰に責任があるか」を捜査するところで、原因究明機関ではないからです。
航空機墜落、列車衝突などの痛ましい事故を経て、それらの調査機関は出来ていますが、日常にひそむ事故の究明機関が存在しないというのが現状とは・・・。
学校の先生になって部活指導もしたいという夢を持っていた大輔さん。彼の事故を無駄にしてはならないと、これからも署名活動は続けられます。「赤とんぼの会」のサイトから署名用紙をダウンロード出来ますので、どうぞ力をお寄せ下さい。
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ナマの舞台の醍醐味

2008年06月04日 08時02分52秒 | オススメ
足取りも軽やかになるような舞台を2本見てきました、島岡美延です。新宿シアタートップス「小林秀雄先生来る(今日まで)」、そして赤坂レッドシアター「おしるし(8日まで)」です。
小林秀雄になりきった大谷亮介さん(「相棒」レギュラー)が劇中で行なう講演は、心に沁みて、小林秀雄の本も改めて読みたくなりました!
そして「おしるし」は、重田千穂子さん(「お江戸でござる」のおシゲちゃん)が高齢出産に挑むお話。プロデューサーが自身の38歳出産体験をぜひ芝居にしたい、と取り組んだ作品で、演劇界注目の若手、田村孝裕作・演出です。舞台は、産婦人科のコミュニケーションルーム。49歳の姉が弟夫婦のクリニックに「初出産」をまかせたい、とやってきます。登場人物は、みんな様々な事情を抱えている様子・・・。考えさせられ、そして笑わせてくれた濃厚な2時間弱。
やっぱり「生まれてきた」って素敵なこと。幸せになるため、今日があるのです!
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「待つ・見る」ことが稽古

2008年06月03日 08時14分32秒 | 姿勢&見た目
早い梅雨入りになりました、台風も近づいていますので強風にも注意ですね、島岡美延です。新聞の企画広告記事で、歌舞伎俳優・市川團十郎さんの言葉に思わずうなってしまいましたので、ご紹介しましょう。

「踊りの稽古では、待つ時間に意味があり、他の人の稽古を観察して、自分の番になったらそれを置き換えてやってみるのが学び。自分の稽古の時間だけやってきて、さっさと済ませて帰るのでは、大切な学びがこぼれ落ちてしまう・・・」
このインタビューは「仕事力」というテーマに沿って連載されたものですが、「上手な人に交じらなければ、上手にならないのは仕事も同じ」とも語っています。
観察して、気づいて、学ぶ。お手本になる人、また反面教師だって、その「観察」から学べることはたくさんあります。姿勢のことも意識して観察すると、確実に変わってきます。ショーウィンドウに映るあなた自身がいつかお手本になるかも!
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「気をつけ!」はNG

2008年06月02日 08時08分57秒 | 姿勢&見た目
晴れの日が貴重な季節に突入しそうですね、島岡美延です。昨日は、6月の姿勢テーマは上半身と書きましたが、その姿勢の作り方について確認してみましょう。

教室で「いい姿勢になってみましょうか」というと、たいていの人は丸まっていた背中が伸び、背が高くなります。座っていても、上体が起こされるような感じですね。ただ、「気をつけ!」の姿勢にならないようにしましょう。整列のための「気をつけ姿勢」は、肩に力が入って、頭の位置が高くなると同時に肩も高くなって、首が縮まったようになりがち。胸も張りすぎることが多いようです。
美しい上半身を作るには、一度、肩をぎゅっと上げて、ストンと落とします。腕が身体の前にだらんとしている人は、肩を下ろすときに、少し後ろに引いた位置にすると、腕は美しく身体の横に下りてきて、首も長く見えます。
あごは少し引いて、視線は正面へ、身長が1ミリでも高くなるイメージを持って!
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目指せ、上半身美人

2008年06月01日 08時04分40秒 | 姿勢&見た目
6月のスタートは、快晴の日曜日となりました、島岡美延です。梅雨入りも間近、貴重な青空となりそうな今日は、ジューンブライドの笑顔も各地で見られそうです。さて、今月の姿勢テーマは「上半身に自信を持つ」です。もちろん、身体は全身の骨格が影響しあっていますので、脚や骨盤が重要なのは言うまでもありません。6月ですから「花嫁のデコルテ」をイメージして、あえて上半身に注目してみましょう。
上半身の悩みといえば、「猫背」とそこから来る「前に突き出たあご」、「身体の前にだらんとおろした腕」、また反り腰からくる「胸の反らしすぎ」・・・、上半身がキマらないと、ウェディングドレスも映えませんね。
目の前の相手と話す場合、大抵は上半身しか見えていないもの。左右に揺れたり、傾いていたりする上半身、食べるときに首を前に突き出すしぐさ、などカッコいいとはいえません。写真にも自信が持てるよう、上半身美人を目指しましょう!
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