「100年安心」なことって

ちょっとひんやり、今夜の星空は難しそうな「七夕・小暑」の朝、島岡美延です。
昨日の女子レスリング世界選手権代表の決定戦、「2020東京大会への本当の厳しき戦い」が始まることを実感しますね。
さて、参議院選挙の候補者はどれだけ厳しさを感じているかしら。
年金などの社会保障を最大の関心事と考える有権者が多いようですが、あらためて「100年安心」って何でしょうか。
思えば、“消えた年金問題”が発覚し、組織が変わり、いまは「ねんきん定期便」というお知らせが届くようになっています。
でも、それが「100年安心」だと、どうやって証明する？
そもそも「100年安心」と言っている本人たちが、100年後まで生きている確率は、ほぼゼロ。
100年前、1919年の人々のことを想像してみます。
生きている間に、関東大震災、第二次世界大戦などに遭遇すると、誰が予見できたでしょう。
日本国憲法ができ、テレビが生まれ、携帯電話の存在など、想像すら困難？
2019年を生きる私たちは、どこまで未来に責任を持てますか。