すれ違うけど、なんかいい

低気圧と前線に翻弄されるGW後半、島岡美延です。5月らしからぬ記録的な大雨になっています。
新宿南口・紀伊國屋サザンシアターで芝居を観てきました。加藤健一事務所公演『川を越えて、森を抜けて（6日まで）』です。
竹下景子を「80代のおばあちゃん」にしてしまったこのコメディ、GWにおすすめ！
アメリカ・ニュージャージー州の小さな町。ニック（山本芳樹）は、母方の祖父フランク（加藤）、祖母アイーダ（竹下）と、父方の祖父ヌンツィオ（有福正志）と祖母エンマ（一柳みる）と、毎週日曜日には一緒にディナーを囲む。
昇進でシアトルに行くことになるニック。「私たちを置いていくのか」と、孫を町に引き止める「お見合い計画」を思いつく、ばあちゃんたち！　エンマの知り合いのケイトリン（小山萌子）を紹介されたニックだったが、なんとディナーの後に発作で倒れてしまう。
人生の転機に何をどう決断すべきか・・・。
世代間のすれ違いに切ない笑いがこぼれ、思ってもみない結末が！　明日へと踏み出したくなる家族の物語です。