重力に感謝してみる

寒い12月のスタート、島岡美延です。「それは年明けに」という気分にもなる不思議な1ヶ月。でも慌しいのは嫌いじゃないです。
そんな今月の姿勢テーマは「重力に感謝してしっかり動く」です。
先日、宇宙飛行士の古川聡さんが、167日ぶりに地球に帰還し、その後ツイッターで次のようにつぶやきました。
「気分は最高だが身体はまるで軟体動物のよう。身体の重心が全くわからず、立っていられない、歩けない。下を見ると頭がくらくらして気分が悪くなる」
私たちは「重力があるから」こそ、日々、身体を鍛えることが出来ているのです。
立つ、歩くという活動時には、必ず「抗重力筋」と呼ばれる、背中や腰、足の筋肉が働いてくれています。
また、骨も「反重力運動」つまり、立ったり歩いたりすることで刺激が加わり、それによってカルシウムが蓄えられることになります。
古川さんは、これから四ヶ月半の訓練で、バランス感覚を鍛え、「歩ける」身体を取り戻す予定だとか。
地上で生活できる私たち、今日もしっかり前を向いて、動いてみましょう！