三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

1億1000万円についての議論

2012年12月25日 | 議会

統合病院市内再来受付システムについて当初予算の段階から議論してきました。

下記に要約を掲載します。

24年当初予算委員会録画でご覧いただけます。

24年3月総務文教常任委員会で(16日)

大西:遠方から来られる方の待ち時間の短縮と言う考え方でいいか?

職員:そうです。

大西:待ち時間の設定はどうしているのか?

職員:具体的にはシステムを作っていく段階で考える。

大西:病院そもそもの待ち時間に関して検討されたほうがいいのではないか。

   公民館の配置(10箇所)で1台幾らでトータル幾らを設定しているか?

職員:していない。

大西:システムを導入しているところや参考としているところがあるか?

職員:参考とする先進地は調べていない。

市長:市民との意見交換から出てきたので市としては分からない

大西:事例や先進地があれば教えて欲しい。

市長:これから調査に入る為の予算を計上しているものでそれを具現化していく際には説明する。



12月議会での修正に対する委員会での議論他を抜粋しています。

24年12月13日

総務建設常任委員会

他会派女性議員:目的となる根拠の数字を明示するべきであるとあるが、明示出

来るものか当局に聞く。

担当部長:待ち時間については診療科目や色んな要素が複合して決まってくるの

でそれについては今のところ分からない。

他会派女性議員:出ない数字は出ない。出ると思うか?公政会両委員に聞く。

公政会:数字を出せる状態ではないのでもう少し分かってからでもいいのではない

か。

公政会:あえて今、債務負担で挙げなくても25年10月まであるので、再度考えて 

頂きたい。

他会派女性議員:時間があるとおっしゃったが、開いてみないと分からないもの

全く時間はないと思う。統合病院については費用対効果のもと企業庁長もやられよ

うとしている。

 

 

 

大西:再来機について、統合病院との打ち合わせや調整の中でそのシステムを使

うとどれだけの時間の短縮されるか統合病院としたのか?

担当部長:詳しい打ち合わせはしていない。

担当部長:再来機の視察は神戸中央市民病院へ行った。



 

担当部長:1億1000万円は一括して契約する予定。統合病院の受諾業者と随意

契約が望ましいかと思う。

 

見積もりを取るのに現在幾らの待ち時間が想定されるかと言うことを相手方に示し

ていない。


 

下記は事業費概要他 

 

1億1000万円内訳 ハード事業 受信機・ネットワーク:3000万円、プログラムのカスタマイズ:3000万円、バスへの取り付けと補強:5000万円

 

バス18台(内予備3台):9ルート、2ルート、7ルート、吉川3台。公民館10台(内自由ヶ丘中公園1台含む)

 

年間ランニングコスト(メンテ、保守、通信費)500万円、更新は5年から10年

 

現市民病院受付は30分枠 

小野市は導入予定はない。三木市の福祉施策として行う。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
直通バス18台にびっくり (あああ)
2012-12-27 00:27:24
直通バス18台にびっくりしました。
予備3台なので15台が運行していることより運転手が15人。
■バス人件費(年間)
427万円(バス運転手平均年収)*15人(運転手数)*1.5(経費)≒9,600万円
■バス車両費(年間)
2,000万円(バス1台の価格カスタマイズ含む)*18台÷5年(償却期間)+500万円(通行料、燃料、車両維持)*18台=16,200万円
■直通バス収入(年間)平均で2人乗っている場合
150円*16便(往復便数)*15台*360日*2人(平均乗車人/便)≒2,600万円
■再来機の費用(年間)
11,000万円(導入費用)÷10年(10年更新)+500万円(年間ランニング費用)=1,600万円

■バスの赤字9,600万円+16,200万円-2,600万円=23,200万円
■再来機の費用1,600万円
■■合計(年間)24,800万円?■■
素人なりにおおよその額を計算しました。
大きく間違っていたらすみません。
まずバス18台にびっくりしましたが、やっぱりバス自体が大きな赤字です。

2億5千万?が毎年流れていきますが、「地域の説明会で必要との意見があったから」、「10分遠くなるから」だけで決めていのでしょうか。年間2億5千万?も流れることは一切説明していないので、単純にないよりあったほうが良いってのは大多数でしょう。費用効果の検討を事前にして財政上の問題はクリアしているのは当たり前でしょうから。ひどく作りの悪いザルになってしまうと思いますが、投資後の決算はどのように説明するのでしょうか。また、議会説明会はあるのでしょうか。

■利用者数 8便*15台*360日=43,200人
■1人当たり経費24,800万円÷43,200人≒5,800円
時間短縮の効果の少ない再来機を使い、バスに乗って病院へ行くのに6千円かけて300円の費用負担をいただく。・・・・・・?車で行く方は効果が少ないのでわざわざ院外の再来機を使わないでしょう。

赤字の粟生線を廃止か縮小したい神鉄や既存路線バスの客を奪う事にもなり、公共交通網の弱体化を後押ししてしまうのではないかと心配です。神鉄がなくなり田舎の路線バスがなくなり結果赤字バスに手を出す?三木鉄道廃止の失敗の反省もないようなのでそこまでの検討はしていないと思いますが・・・・。不便な場所に決めたんだから不便なんです。もっと高価な土地代を払って便利な場所に決めたほうが割安。思いつきだから計画性のないのがうかがえます。見える箱ものが早く必要であって未来の三木市のことを真剣に考えていないですね。駅前に計画して時間をかけて買収するべきだったんでしょう。

ここで計算したように簡単にできるので、市の担当はもっと正確な概算はつかんでいるでしょう。けれど不都合な情報なので表には出てこないでしょう。
若手議員さんのブログを見ましたがガッカリさせられました。早く気づいてほしいです。1人気づけば状況が変わるんですが。
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直通バスに2億円 (あああ)
2012-12-27 01:06:45
以前のブログで「直通バスに2億円」の記入ありました。
詳細の報告がありそうです。

わかっていない素人が計算しましたが、2億円の想定の乗車人数の数値が気になるところです。
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