歴史美術の杜関係の時系列をおった資料の一部です。
ご参考下さい。
22年9月15日教育委員会定例会
歴史美術の杜構想策定について説明された。
基本方針 3点
内②、既存施設を活用し、三木の歴史遺産の展示や体験を通じて、歴史を実感できる
(仮称)歴史博物館を設置し、美術館と一体的な活用が図れるように整備する。
基本コンセプト 4点
内①、図書館を(仮称)歴史博物館として整備し、美術館と一体的な活用を図り三木市の歴史文化を市内外に情報発信する
整備の方向性は、現存の図書館を(仮称)歴史博物館として整備し、美術館と一体的な利用をはかり、ここにくれば、三木城をはじめ、三木市の歴史を知ることが出来るような展示、紹介を行うとともに、大学等と連携して・・・。
議事録
委員:・・・。図書館も併設した施設に出来ないのか?
事務局:そのことについては検討委員会の中で考えていこうということになろうと思うが、現時点では図書館を移転し、空いた施設を活用するという前提でこの計画を進めることとしている。
23年3月16日教育委員会定例会
委員:3月広報で発表された件について、この構想は只単に施設を移転するだけの構想ではなく、また、公表された案も我々教育委員が最終決定したものではない
委員:3月に広報された案がいいというような物ではなく、議論を進めていく上で、何らかの案を出さなければならないということで、提案したものである。
平成22年第305回 9月定例会
立石議員の質問に対し
教育長(松本明紀)
(仮称)歴史博物館の設置方針について
歴史・美術の杜構想につきましては、三木城址を人が集い憩うエリアとして、三木市の歴史、文化の情報発信の場として整備するとともに、文化振興の拠点の一つに位置づけ、地域の活性化につなげられるような整備をしたい
三木城址の国文化指定の予定を受け、上の丸公園にある本館の状況も大きく変わることから、移転も含めた活性化を考えていかなければなりません。
平成23年第307回 3月定例会
図書館を教育センターに移転というのが決定したのか
教育長(松本明紀)
図書館を歴史博物館として活用するとともに、図書館利用者の利便性の向上を図るために、図書館を教育センターに移転をしたいと考えている。
平成23年第309回 6月定例会
教育長(松本明紀)
指定に際してその情報発信の施設をつくるという大きな夢がございます。そのために、現状のいろいろな施設を調査した関係で、いわゆる発信施設として一番適切なのが現図書館を歴史博物館にするという方向
松原議員に対して
教育長(松本明紀)
5月末で市所有地や国有林を除く146人のうち43名から同意を得ている。
平成23年第310回 9月定例会
先に泉議員の質問に対して
教育長(松本明紀)
文化庁から現図書館を活用し、歴史博物館を設置しても、現図書館自体の耐用年数が過ぎれば、上の丸公園から移設する必要があるとの指摘がありました。
6月議会で御承認いただきました教育センターの建築物構造検討委託料500万円につきましては、現在執行を保留しているところですが、アンケートの結果を踏まえて、仮に教育センター以外の場所への移転、あるいは新築するなどという結論になった場合は、その際の調査設計委託料などに充当させていただく予定
リニューアルの場合は、費用は1億1,000万円を見込んでおり、内訳は実施設計費500万円、建物改修費4,500万円、展示工事費6,000万円となります。新築の場合は、4億8,000万円を見込んでおり、内訳は実施設計費1,800万円、地質調査費200万円、造成等整地費2,000万円、建物建設費2億8,000万円、展示工事費6,000万円及び土地購入費1億円を見込んで
図書館を新設した場合の施設の内容についてですが、総面積は現上の丸公園の図書館と同程度の1,900平方メートルの平家建てを考えております。
次に、費用の内訳は実施設計費に1,500万円、土地造成費に2,500万円、建築工事費に3億8,000万円、合計4億2,000万円を予定をしております。
なお、新築場所が市の土地、市有地でない場合は用地購入費として1億2,500万円が別途必要になる予定でございます。
大西の質問について
教育長(松本明紀)
図書館を博物館にリニューアルする経費として1億1,000万円、
遺跡の調査を行い、堀跡などを復元するための整備費として2億8,000万円を予定
なお、その2億8,000万円の75%は国庫補助金等を活用する予定
図書館を歴史博物館にした場合に係る運営経費
光熱水費などの管理費については、現図書館の管理経費と同額の年間850万円を見込んでいる。学芸員等の人件費及び企画展示、講座、体験学習を現時点では開催していきたいと考えておりまして、その経費が必要になる。
5つ目の地元の意見、要望等について
歴史・美術の杜構想検討委員会において、地元の代表委員の方に入っていただいておりますので、その方々からもらっております。その中には、歴史を後世に伝えるような整備やナメラ商店街の活性化につながるような構想づくり、城址までのわかりやすい案内表示の設置などの意見がある。
今年度予算の勤労青少年ホームの建設関連委託料1,000万円については、これも関連をしまして市民アンケート調査を踏まえた最終決定をしていませんので、執行を留保しているところでございます。
3月議会において本年度予算にいわゆる私どもが図書館を移転して教育センターを勤労者青少年ホームに移転するということにつきまして、これは玉突きになりますので、どうしても早く取りかかるところから事業を進めなきゃいけないということで、まず勤労青少年ホームの調査、実施設計の1,000万円を可決していただきました。
図書館を教育センターへということについては、再考をする必要があるなということを私、判断しましたものですから、これは図書館を使う人だけじゃなしに、いわゆる大きな予算を伴うものですので、広く市民の意見を聞くべきだというふうなことを7月に判断をしたわけでございます。よって、500万円については執行してしまうと教育センターに移転をしない場合に予算の使い方として不適切という判断をしましたので、留保しているところでございます。
学芸員等が何人必要という結論は今出してませんので、具体的ないわゆる人に係る経費は今のところちょっとお答えを差し控えさせていただきます。
本丸は忠魂碑等のあるところで、二の丸は図書館等があるところです。その面積が1万9,600平米あります。市有地は約1万6,000平米、神社庁名義は約3,400平米であります。その残る民地が200平米です。その200平米の中に国指定については1次、2次、3次というふうに、3次までいくかどうかわかりませんけれど、1次で組み立てができたら申請しようと思っています。ですから、その200平米の中には1次で申請しない民地が一部入っております。ですから、2次で申請するときにその所有者と指定の中に入れてもいいかどうかという議論をしていくことになります。
大西
現在の図書館を改装して歴史博物館にすることは可能なのかどうかお聞きします。
教育長(松本明紀)
国の法律的な意味において、今指定をしようとするところの建物を改造して、歴史博物館にするということについて違法とか、そういうことは全然ありません。文化財指定に当たっては、文化庁の調査官がいわゆる審議会が開かれますので、審議員さんに三木の文化財指定については、上の丸城址とそれを取り巻く付城は歴史的にも随分意義があると、それはもう衆目の一致するところですので、推薦をすると、説明をするというふうな運びになります。そのときに文化庁の方がこうおっしゃるというふうに今申し上げたわけですけれど、20年もすれば図書館の耐久年数が過ぎたら移転をせざるを得ないのにつくってのですかというふうなやりとりをしているだけで、それがマルとかペケというふうな問題ではないことをお答えをしております。
平成23年第311回12月定例会
教育部長(椿原豊勝)
歴史資料館についての、年間入場者数見込みと、ターゲットについて
来場見込みは、隣接する堀光美術館につきましては、現在年間1万5,000から6,000の間で推移しております。資料館としましても、年間入場者数を同等の目標数で考えている。
ターゲットにつきましては、市民の方に親しんでいただく、また、市内外の方にも来訪していただく資料館を目指す。教育施設ということもございますので、学校の子供たちにも来場してもらう。
教育部長(椿原豊勝)
教育センター移転ということを断念しておりますので、断念して第5回を10月に開催して、その中では数値目標についてはまだ協議をかけてみておりません。したがいまして、今後の第6回ないし第7回の中で具体的にそのような数値目標を検討して、その後、それをもとに適正規模等を考えていきたいというふうに考えております。
教育長(松本明紀)
歴史美術の杜構想にかかわります地権者同意の状況
11月末現在の同意面積率の状況は、全体で58%。内、三木城址では80%、平井山本陣跡地では30%、引き続き地権者に対しまして重点戸別訪問を実施し、文化財指定の申請に必要である面積率80%以上の同意の取得に鋭意努める。
H18年6月策定 三木市立図書館活性化構想 図書館のリニューアル
第2次三木市立図書館活性化構想検討委員会(第6回)会議録
教育長:第一候補地として文化会館駐車場 最終的には2月の定例教育委員会で新設の場所について協議し出来れば決定する予定。
館長:事業費4億2千万円の内訳、建設工事費3億8千万円、実施設計費1500万円、造成費2500万円の想定
延べ面積は現図書館と同規模の約1900㎡
大西 備考 1900㎡/575坪 70万円/坪
館長:ワンフロアーということで1階の開架スペースにジャンル別、あるいはコーナー別に試し読みができる席がゆとりをもって配置されているイメージです。
委員長:前回の委員様の意見を集約させていただいたということですね。
修正版については、事務局から各委員の皆様に送付します。
第2次三木市立図書館活性化構想(案)
P4推進計画
新設図書館は市民がゆったりとした自分自身の空間の中で過ごせるよう、ワンフロアーで利用しやすい開架室や視聴覚利用席を設置し、高齢者
や子育て世代に配慮した施設とする。
現実性のある夢ならまだ良いですけどね。
計画案を見ても、結果へ到る根拠がなく、ただ成功すると思い込んでいる感じがしました。
そして、伝統とか言っておきながら、「みゅーじあむ」ですからね・・・・。
仏作って魂入れず。ではありませんが、
この案では、ビジョンがない上に提案内容があまりにお粗末で、魂を入れる仏すら示されていない状況ではないかと思います。
何をしたいのか?
現図書館を解体(表現的に)してまるっきり用途の違う資料館を作るのが目的にしか思えない経緯があります。
それと、市長就任当初に計画したが議会で否決された文化会館駐車場に再度、箱物の建設をしてその時の思いを実現させたいのか?
何にしてもビジョンがあまりにも貧困なので活性化の役にもたたないのではないかと考えてしまいます。