三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

学校再編 三木市答弁 ver3

2018年12月16日 | 議会

議会答弁 以下 つづきです。


Q:中学校についてはスピード感を持って進めていくと言う話でした。

スピード感を持って進めると言う中で3地域、志染、星陽、吉川中学校区で一度に進める事はないと以前に話があったと思うが、三木市としては何処から先に進めようと計画されているのか。

 

 

A:(奥村教育振興部長)喫緊の課題としまして、志染中学校の統合、それから星陽中学校の統合、それから吉川4小学校の統合と、この3つの統合につきまして、総合教育会議で確認をさせて頂いています。

まず、星陽中学校でありますが、今回の議会でも答弁しました通り、吉川中学校それと三木中学校とそう言ったご意見が出されておりまして、こちらのほうからは、吉川中学校と統合するのが良いのではないかといった方針も示させて頂きましたが、今現在、様々なご意見をお伺いする中で、生活圏が三木方面であると言うような事もお伺いしています。そういったところで星陽中学校ついては少し時間がかかるのかなと思っております。

また、吉川の4小学校についても随分児童数が減っておりまして、複式学級が多くなっていますことから、スピード感を持って対しなくてはならないと思っておりますが、統合する学校先につきまして、今現在、みなぎ台小学校が適切ではないかという案を示しています。

此方につきましても地域の皆様のご意見をお聞きしながら、決めていきたいと思っています。

あと、教職員の人数も計算しなくてはならないと思っていまして、

まず、今、念頭に置いていますのは、志染中学校の問題、

続きまして、吉川の4小学校の問題、

そして星陽中学校の問題、

こう言った流れになろうかと思いっていますが、先程申し上げたように地域部会のほうで十分声を聴きながら、その時期についてもご意見を聴取したいと思っています。


私見)なんの説明もなく統合の順番が、まず志染中学校からの予定で考えているようです。

   説明不足に熟慮の無さを感じます。

 

 

Q:星陽について以前、教育長が吉川中学校と星陽中学校の中間点で新しい学校を建てるということも考えられる。

そうなれば地域の意見も考え方も変わってくる可能性がある為、時間を掛けて議論を行わなければならない。それで、仲田市長はそう言ったことも踏まえて確りと今後の議論を重ねていくべきである。と。

続けて有識者会議や地域部会で意見は聞くが例えば中間点である口吉川辺りでの学校建設もあり得るとしたほうが議論がしやすいと思う。と言ったお話をされていますが、これは議論されているのですか。

 

 

A:(西本教育長)まず初めに、担当部長が答えましたけれども、統合の順ですけれども大西議員ご指摘の通り地域の中で十分議論した中で、協議が整った上でと言うことでご了解頂きたいと思います。

それと、細川・口吉川・吉川の統合に関して総合教育会議の中で出た議論であったかと思います。

確かに地理的に考えた時に、距離的な部分と児童生徒数の部分で何処に義務教育学校・新しい小中一貫校を建てるかと言う議論になれば、距離、児童生徒数を勘案した上で、もしかすると中間点の位置に学校の位置がくると言う可能性もあると言うことでございます。

それらも含めてこの12月に行う総合教育会議でどの学校とどの学校を統合した場合、これぐらいの規模になるとか、あるいは位置がおおよそどのぐらいの位置になるかと言うような、より今までよりも具体的な案がお示し出来るような議論を今後進めていきたいと考えております。

 

 

Q: 62730年度2回目の総合教育会議だったのですが、それから地域部会等が開催されていますが、そこではこう言う説明はされているのですか。

こう言うことも踏まえてと言うことで総合教育会議の中でこういうご意見が教育長から出されて、市長もそれに同意されているので、これも含めた説明が地域部会の皆さんとか、学校再編検討会議の皆さんに説明されたのか、されていないのか、教えて下さい。

 

 

A:(西本教育長)それは説明していません。

小中一貫校、義務教育学校をつくるとしたら位置も非常に重要な選択肢のポイントだなと言うお話をした記憶はありますが、具体的にどこかと言う説明をした記憶はありません。

 

 

Q:学校再編検討会議や地域部会で議論してもらう中で、総合教育会議で出たこう言う意見が伝わってなかったとしたら、教育総合会議では意見として出たけれども、その他の会議では伝えていないので、意見としては何も出ない可能性のほうが高いので、総合教育会議でこういう意見が出ているのであれば、お伝えして頂いて議論をしていただくのが筋ではないかと思いますが如何でしょう。

 

 

A:(西本教育長)その件につきましては、先程らい申し上げていますけれども次回の総合教育会議でこういう考え方がありますと言う事務局案としてお示しする予定でございますので、それに基づいて今後、地域なり保護者の方にご説明申し上げたいと思います。


私見)よくある論点ずらしです。

6月の総合教育会議で教育長・市長が提案した内容を数か月間放置していますので、私は6月に議論された以降、速やかに地域部会や再編検討会議等で議論されるのが筋だと質問しました。

しかし、これからだと言う説明です。ここでも反省はありません。

 

 

Q:今後開催される、総合教育会議で中間点に建設したらいいと言う意見を出す。伝えるということですか。

 

 

A:(西本教育長)中間点になるかどうかは別として、おおよその位置。例えば細川、口吉川、吉川。細川が今三木へのご意向、要望が強い。その時に細川地区が三木方面へ行った場合の想定とすれば、児童数、生徒数はこのぐらいの推移になる。その中で学校の位置はどこがいいのかと言う議論まで深まれば良いと考えています。


私見)上記学校以外には、学校建設も含めた議論や提案がありません。

   市内全域で広く議論があってしかるべきかと思います。

   こちらでも役所の思慮の無さから大きく地域格差が生まれかねない事に危機感を感じます。 

 

Q:6月の総合教育会議では中間点で新しい学校を建てると言うことも考えられると言うことを仰っていて、教育長と市長がそう言うお話をしているのであれば、公式の場で学校再編検討会議であるとか地域部会の皆さんにお伝えするべきでしょと言うことを言っていて、進め方が今の段階でお伝えされていませんから、私は軽々にこう言う発言はされるべきではないと思っています。

三木市の学校再編のあり方自体が軽々に物事を決めているのかなあと思いかねないので、もう少し慎重に発言していただきたいなあと思いますし、今後、総合教育会議で出た意見は当然の事ながら、学校再編検討会議や地域部会や地域の皆さんに周知して頂きたいと思いますので宜しくお願い致します。


つづく


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