ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

暗闇のなかの、光。

2011-04-04 12:17:20 | 日々のこと
きのうのオティムさん
「もしもし、my sweet heart!」
電話に出た第一声がこうで笑えた。
なんだか最近のイヤイヤごとが一気に、吹っ飛んだ。

この週末はおかあさんの田舎に
ブレンダ、ウィルフレッド、デニスくんとおばあちゃんに会いにきてるらしいです。
おばあちゃんがあなたに会いたいと言ってるよ、て言っていました。
私はまだ、会ったことありません。
今度ウガンダに戻ったら、おばあちゃんに会いに連れてってくれるかなあ。
まだ70くらいの若いおばあちゃん。

オティムさんは長男じゃないのに、一番上のしきり兄さんに思えて仕方ない。
だいたい、出かけるときは兄弟も乗せて一緒に、です。
まだ学生のいもうとたちには、おこづかいだって渡します。
みんなそれぞれ、違うところに暮らしているのにやたら、ホウレンソウができています。

私が言うのもなんですが、オティムさんはほんとう、優しい。
何よりも兄弟、家族のことを一番に考えている。
(私はなりきれていないので後回しであるよ・・)

そういうウガンダ人がほんとう、素晴らしいと思う。
私にはそういう、環境になかったから。

オティムさんの写真を見た日本の友人や知人はみんな揃って
優しそうな顔しているね、と言っていました。
私は第一印象も含め顔を見て優しそう、とは思ったことがなかったので驚いたけれど
オティムさんがほんとうに優しいのを知ってる私は
お顔にちゃんとそういう優しいオーラが出ているんだ、と嬉しくなりました。

***

オティムさんとウィルフレッド(兄)と、カンパラからビレッジに帰るおとうさんを見送りに行った。
私たち3人は、窓際に座っているおとうさんに下から手を振った。
あの、じかんの流れを一年半経った今も鮮明に、覚えている。

日本には、世界中の人が欲しいと言う日本車がある。
機能満載でかつコンパクトなパソコンやデジカメがある。
高品質なのに安いユニクロがある。
(あっ、↑これらはオティムさんが日本で買って帰ってきたもの、ね。結構、やるでしょ・・・・・・)

時間通りにやってくる電車にも乗ったでしょ?
新宿のワシントンホテルにも泊まったでしょ?
乳児死亡率の低さにも驚いたでしょ?

日本の素晴らしいところいっぱい言ってたけどもうひとつ、
日本には住めない、ともはっきり言った。
私はそれがなんなのか、を知っている。
そしてそれが私の求めているものと同じ、ってことも。

このへんはいい関係、かと思います。




もう辿り着くのはそこ、しかない

ってことも。

(写真はウガンダではなく、京都ですよ。)