ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

3ヶ月経ちました!

2007-09-20 23:54:58 | しごとのこと
当初考えていた倍以上もの期間、タイに滞在してしまって、だいぶ出遅れてしまったのだがー。
でも、2年間海外に暮らしていたことは満足しているし、何事も結果オーライ主義のわたしには、目標がはっきりした現時点で結果オーライなのです。
これまでのすべてを『経験』とよんでしまえば

職場復帰して3ヶ月経ちました。
今の病院は決して近くない。通勤に一時間近くかかる。しかも正社員じゃない。自給も安い。
それでもわたしがこの病院を選んだ理由は、近所の10分もかからない給料のよい病院を選ばなかった理由は、今の病院での仕事内容が協力隊への道に直結すると思ったから。
家の近所には、「機器管理者」として募集している病院はないのです。
今の病院は、「機器管理」オンリーで仕事ができるのです。

通常、臨床工学技士はというと、透析室が仕事場となり、人工心肺・心カテだったり独占業務があるのだけど、今の病院はそれ自体ないです。
それでもそれなりの規模を持つ国公立病院なのですよ。
だから、取り扱う医療機器の種類も豊富にあるのです!ただ、古いけど、、

面接のときにも言いました。
「わたし、海外青年協力隊に行きたいんです!」
そしたら麻酔科の先生が、
「途上国には、日本が支援した機器なんかでもメンテされてなかったり、ほったらかしになってるもんなー。それでいつ行くとか決めてるの?」
「今すぐ!ではないですけど、試験を受けようと思ってます。」
「そうなんやぁ~。。じゃあ、機会があったらいつでも行くってことやな。。」
「はいっ!!」
そんな元気よく返事したって、面接にはフリでしょ・・・。

それがどういうわけか翌日採用通知。
「この病院にも、メンテの必要な機器が散乱してるから、まぁボチボチやっていってな!あせらんでええで。」
と言ってもらい、ガンバローと思ったのです


ちなみに今日は忙しかったー。
一人だったから(院内に技士はわたしを含め二人)

午前中は救急車の使用後点検。わが病院は県下に2つしかない新生児病院なので、独自に新生児専用の救急車を保持しているのです。
使用後の呼吸器、回路を変えてもリークが生じる。新生児用の呼吸器は、今まで見てきた成人用のとは違って、フローも少ないうえ回路も小さいから、どこからリークが生じているのか特定するのが困難だった。
結果、テスト肺から漏れてると判明。なんのこっちゃない、すぐ解決できたけど、これだけのためにベビーセンターと救急車を2往復。あせります
点検中に要請が入ってそのままピーポーピーポーってこともあったからね、、。

午後は、ベビーセンターで4つの点検依頼機器がボンと置かれてて、一番困ったのは光線治療器。初めて目にする機器で、とりあえず四方八方から機器を観察。
現場の看護しさんから使い方聞いて、不具合の点を聞いて、さて点検・修理始めますか。
「突然電源が落ちた」って情報から真っ先にうたがったのだけど、まずコンセントは断線していない。となるとヒューズか??案の定、ひとつが溶けてて真っ黒け。さらにもうひとつは定格外のものが入ってたーー。
なんだよもうっ

それがさ、協力隊の派遣先の病院で取り扱う機種の中に光線治療器も入ってるんだよね。これには驚き!
ウズベキスタンの病院だったけど、取り扱い機種からしてベビーセンター配属か?!

どんな機器もうのみにできません!!
やっぱり今の仕事、途上国で直結しそうだ