おいしいしあわせ

しあわせは いつもあたたかなキッチンから・・

笑顔(*^_^*)

2006年09月23日 | パン
今朝の朝食を食べながら
長男が いつも使っているバターナイフを見ながら一言。

「こんなに満面の笑顔で 笑いかけられたら
        多少のことはどうでもよくなるね。」

「ほんとだね~」とみんなで話しました。

やはり笑顔って大切。
なかなかそうも出来ないときも多いけど・・・

このバターナイフ 以前も載せたことがあるけれど
一本しかなくて
それぞれにバターナイフを使う我が家で
大人げなく兄弟取り合いになるナイフです。
もう一本買ってくればいいのですが つい忘れがち・・。
でもにっこり笑顔がやはり
なんとなくみんな好きなんですよね。(笑)

話は変わりますが 
ちょっと読んだコラムにこんな事がかかれていました。

六花亭の創業者の父を息子さんである現社長さんが
語られているお話を聞いて 書かれた物でした。

「ポケットマネーで買えなければ・・。一部のお金持ちだけでなく
たくさんの人々を喜ばせるお菓子こそ本物。」
と いつも最高のお菓子を追い求めていたと。

それは 修行に出された徒弟時代にわずかの給金で
味わった天丼にあったのではと 息子さんは考えるそう。

バブル期などに高額なお菓子が当たり前になったときも
頑として値段を上げず 
利益が出る合成甘味料には目もくれず本物を志向したとも。

そして 大きな工場を建築するのを憂えたこともあったそう。
「量産しても お客さんが食べるのは一個」と
徹底した品質管理を貫き
「いい菓子があるところには文化がある」と信じ続けたと。
ほんとうの もてなしの心が そこにはあると書かれていました。

なんだか読んでいて 胸が熱くなりました。
もちろん 六花亭さんのすばらしさは何度もここでも
書いているし 理解もしているつもりだけれど
改めて その原点に触れたようなそんな気がしました。

私がつくる日々のごはんも お菓子もパンも
あたりまえのように 
毎日何気なくつくってはなくなっていくけれど
愛すべき誰かが食べてくれる 「一個」として
心を込めて 作っていきたいなと改めて思うのでありました。


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2 コメント

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笑顔とお菓子は (赤い靴)
2006-09-23 17:33:47
絶妙のコラボ

こんなフレーズがmittenさんの記事から思いつきました。



六花亭・会長さんのお話。

こちらの新聞などにも出ていました。

なんかワタシ的にはホンダの本田宗一郎さんの姿や哲学とダブるんですよ。

全く違う世界のかたですし・・・

どちらも実際にお会いしたこのないかたたちですが



母から聞きましたが、六花亭が札幌のデパートに進出した当時

会長さんが昔修行をしていたSの入ってる

デパートには出店できなかったそうです。

当時の業界の掟だったのか六花亭側の遠慮だったのかはわかりませんが。

その頃から「六花亭の子は接客が素晴らしい。頭が良いし<笑顔>がすてき」と

母が絶賛していました。



<いいお菓子のあるところは文化がある>

日本各地に住んだ私の実感でもあります。



そして美味しいお菓子のあるmittenさんのには

いつもすてきな笑顔と和やかさがあるようです
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赤い靴さん (mitten)
2006-09-23 18:41:44
赤い靴さん こんばんは。



おいしいお菓子のあるところには

やはり笑顔がありますね。



そちらの新聞にも出ていたのですね。

さすがは全国に名前を轟かせる六花亭さんですね。

赤い靴さんの おっしゃるように

わたしもなんとなくだぶるのが わかる気がしますよ。どちらもジャンルは違えど

日本が誇るすばらしい経営者なのでしょうね。



どんなに会社が大きくなっても

かわらない買う側の立場にたって作られるお菓子と

謙虚な姿勢は わたしも人として生きる上で

見習いたいといつも思っていますよ。



私のは どちらかと言えば

タイプの違う3人男中心の(笑)バタバタ家族ですが

出来るだけ和やかに暮らせるよう 私も笑顔で 

がんばりたいと思います。

・・と言いつつ 子供達に小言いっちゃうんですけれどね。(笑
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