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我が家の場合 (プラケア)
2010-07-17 19:47:30
11月の3日が私たちの結婚記念日です。
25回目ともなると特に何をするわけではありませんが、私の好きなこの詩のようになりたいなと思っています。

『祝婚歌』
二人が睦まじくいるためには、愚かであるほうがいい。
立派すぎないほうがいい。
立派すぎることは長持ちしないことだと気づいている方がいい。
完璧をめざさないほうがいい。
完璧なんて不自然なことだと嘘ぶいているほうがいい。
二人のうちどちらかがふざけているほうがいい。
ずっこけているほうがいい。
互いに非難することがあっても、非難できる資格が自分にあったかどうかあとで疑わしくなる方がいい。
正しいことを言うときは少し控えめにするほうがいい。
正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい。
立派でありたいとか、正しくありたいとかいう無理な緊張には、色目を使わずゆったり、ゆたかに光りを浴びている方がいい。
健康で、風に吹かれながら生きていることの懐かしさに、ふと、胸が熱くなる。そんな日があってもいい。
そして、なぜ胸が熱くなるのか、黙っていても二人にはわかるものであってほしい。

吉野弘

この詩は吉野さんが嫁ぐ姪に贈ったそうです。
和尚さんのブログ見てたら思い出しました。
 
 
 
いいですね。 (和尚)
2010-07-18 22:34:42
プラケアさん>うんうん、そうそう。痛いほど納得です。わはは。
 
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