天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 9、ダマスカス市内へ

2009-08-30 | 旅行
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 8、ダマスカス国際空港の前払いタクシーには要注意!からの続きです

空港のカウンターで手配した前払い制タクシー(実は極悪ぼったくりタクシーなのだが…)で、ダマスカス市内へと向かいます。

空港は砂漠というか荒野の只中にあるのですが、一直線の空港道路を時速100キロでぶっ飛ばせば市内までは30分ほどで到着。
道路が混み合ってきました。



ホテルでチェックインする際に、前払いで要求された宿泊費がバウチャーに記載されたUSドルの金額より多少高額になっているというゴタゴタがありましたが、よくよくホテルマンの話しを聞くと本来ユーロ建てになっている宿泊費を当日のレートでドルに換算した為に誤差が生じていたことが判明、理由が分かればホテルマンも代金の端数を負けてくれたりして結構親切。

 
これが、ダマスカスでの宿「Al Majed HOTEL」の部屋。ちゃんとメッカの方向を示す矢印がありますね。
日本のビジネスホテルより安い宿代でダブルベッドにバスタブ付きの部屋なので申し分ありませんが、如何せん窓がない「塗り籠め部屋」だぁ~
独りで部屋にこもってると鬱になるので、早速街へと繰り出します!


Al Majed HOTELはダマスカスの中心街の大通り「5月29日通り」から1本裏の路地というかなり便利なロケーションにあります。
5月29日通りをぶらぶら歩いてみました。夕暮れ時の都市の街角、行き交う人も多くて賑やかです。


5月29日通りの突き当たりはシリア中央銀行本店。
この付近は中央銀行ビルをはじめとして大通りに沿ってビルが建ち並び、近代的な風景です。
ここから左手に折れると、道は上り坂。
旧約聖書にも登場する(カインがアベルを殺した場所とされる)カシオン山へと続いています。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 10、ダマスカスの夕暮れ散歩に続きます

地球への長く険しい道~HAYABUSA The Voyage Home~

2009-08-30 | 宇宙
写真:小惑星探査機「はやぶさ」の小惑星イトカワの地表サンプルを納めた回収カプセルの模型。
独特の形状から「中華鍋」と呼ばれる。
来年6月、この「中華鍋」の実物が真夜中のオーストラリア・ウーメラ砂漠に舞い降りる。


来年6月の地球帰還を目指し、今日も宇宙(そら)を独り旅し続ける“奇跡の宇宙船”小惑星探査機「はやぶさ」
実はこの夏休み、はやぶさ君にトラブルが発生していた…!?

JAXA/ISAS宇宙科学研究本部のサイトで毎週更新されている今週のはやぶさ君の2009年8月27日更新分によると、何と8月13日にはやぶさ君がセーフホールドモードに入っているのが発見されたという。
「はやぶさ」に何らかのトラブルが発生したのだ!

その後、夏休みを返上しての宇宙研はやぶさ運用チームの臼田さんによる情報収集と原因究明が行われた結果、
「はやぶさ君の姿勢を監視している機器にシングル・エラー・アップセット(SEU)が起こり、間違った情報を出し、これを異常だと判断した はやぶさ君がセーフホールドモードに移行した」ようだということが判明した。
その後、宇宙研の「軌道の魔術師」に率いられた軌道計算グループによって、セーフホールドモードに移行した際にはやぶさ君が勝手にイオンエンジンを止めてしまったことから誤差が生じてしまった軌道計画の修正に取り組み、「お盆の後半から一週間、検討に検討を重ねた結果」、
「はやぶさ君の新しい軌道計画が作られました。幸いにして、はやぶさ君は、予定通り地球に帰ってこられるはずです。」というのだ。

トラブルを見事に、何事も無かったかのように乗り越えてしまうはやぶさ運用チーム…
「はやぶさ」も充分過ぎるほど奇跡な宇宙機だが、それを支える運用チームも凄い、凄すぎる!

それにしても、僕がエジプトのカイロ市でパスポートを失い、「日本に帰るために」四苦八苦していたまさにその頃、宇宙と相模原キャンパスでははやぶさ君と運用チームの皆さんも「地球に帰るために」懸命の努力の日々を送っていたなんて…
つらい思いをして闘っていたのは僕だけじゃなかったんだなぁ…
おこがましいけれど、僕とはやぶさ君との因縁めいたものを感じてしまいますよ。

そんな訳で…

「同じように苦労を味わった旅人同士、僕の『はやぶさ』への想いはますます強くなった…
長旅を終えて故郷に帰って来る旅の仲間を出迎え、苦難の旅路を労い、心からの祝福を贈らずにはいられない…!
僕は、彼を出迎えに行きたい!会いに行きたい!!」

新しいパスポートを作ったら、最初に行く国はオーストラリア。
来年6月、僕は夜行長距離バスを乗り継いで真夜中のウーメラ砂漠に降り立ち、宇宙(そら)を見上げたい。

奇跡の宇宙船を、旅人を、友を出迎える。ただそれだけのために!!

平成21年11月26日 追記:関係者様のご迷惑となるかと思われますので、ウーメラへの渡航は自粛します。
経緯をこちらに記載しておりますのでご参照下さい。
そこへ行かずとも、我らの想いは届く… ~HAYABUSA The Voyage Home~
天燈茶房亭主 mitsuto1976 拝

映画「宇宙へ。」を観てきました

2009-08-30 | 映画・演劇・コンサートを観る
金曜夜のレイトショーで観てきました、
宇宙へ。



NASAの50年間の宇宙活動の、集大成ドキュメンタリーなんですが…
「ああ、やっぱり宇宙(そら)を目指すことって素晴らしい!!」と素直に感動。
宮迫博之の日本語版のナレーションも落ち着いてて違和感無かったし、ゴスペラーズの主題歌もいい感じ。



でも、やっぱりフォン・ブラウンのNASAと宿敵セルゲイ・コロリョフ率いるソ連との、月を目指すロケット野郎たちの熾烈な宇宙競争も描いて欲しかった…!

エンディング近く、朽ち果てたロケット打ち上げ施設をバックに語られるナレーションが珠玉。
「それでも、我々は宇宙を目指す!何故なら、僕らは、人類はまだ滅びたくないから!」と強く思わずにいられない。

「宇宙へ。」おススメです。
そのうちDVDにもなるでしょうが是非映画館で観てみて下さい。

九州新幹線工事進捗レポート2009-8:八代市鏡町・鏡川橋梁付近

2009-08-30 | 鉄道
随分お久し振りの、ご近所の九州新幹線工事進捗レポートです(写真は御馴染、熊本県八代市鏡町の鏡川橋梁)。
このところ特に目に見えた変化が無く、レポートできるネタが無かったのですが、遂に動きがありました!


架線が張られています!
但し、上り線側のみのようですね。
今のところ、八代郡氷川町付近から八代市千丁町辺りまでは既に上り線に架線が張られているようです。
また、防護壁も所々パネルが1枚増し積みされて高くなっています。



新品の架線は、銅の地金の色をしています。
文字通り「銅色」に輝いていますよ。