蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

超高齢社会

2014年01月25日 11時37分30秒 | 介護生活を楽しむ!木もちeーデッキプロジ
「高齢化社会」ってどういう定義なのだろうかと思い調べてみると
総人口に対して65歳以上の高齢者人口が占める割合を高齢化率を指すそうです。


世界保健機構(WHO)や国連の定義によると

高齢化率が7%を超えた社会「高齢化社会」
14%を超える「高齢社会」
21%を超える超高齢社会」というそうだ。

日本の場合・・・・
1970年から高齢化社会になり、
1994年高齢社会
2007年高齢化率21.5%となり、超高齢社会に入った。


『平成23年版高齢社会白書』によると、
2013年時点の高齢化率は25.1%で、
今後も日本の高齢化率は上昇傾向が続くとみられ、
世界に注目されているそうです。現役世代1.3人で1人の高齢者を支える社会の到来(参考資料 内閣府H.P
(もっとも高齢者といってもイキイキ元気に過ごされている方も多く、一概にひとくくりできませんが)



5年前に、築80年の家をリノベーションし、
木もちeーデッキの可能性を広げ、
もっと施工効率をあげるために木もちe―外壁の部材などの
開発のきっかけになったこの家は[実験台の家]と称し、
この家のリノベを通しさまざまな商品が生まれ、
[実験台の家]は、木もちe―シリーズの売上に貢献しました。


今度は「超高齢社会に向けて、木もちe―デッキ、外壁を使った半同居型スタイルの提案を行おうとしている
主人は52歳、私は46歳、娘は7歳。この年でそんな挑戦するの
まぁ高齢出産だったのでしょうがないですが・・・
正直言って、個人的にはすごく不安があります。
「家族は協力してくれるだろうか?」
「自分の方が倒れるのではないか?」
「津浪浸水地域に立つこの家は、流されたら何も残らないのに」
など自分の気持ちを整理してみると・・・誰もが思う当たり前の不安だということに気づきました



不思議なもので「やる!」と決めた途端
「高齢化社会」を社会問題から日々の問題として受け止められるようになり、
日々の新聞やネット情報なども、そんなことをキーワードにした情報が自然と目に留まるようになりました。
考えてみると、半屋外空間「ウッドデッキ」は不思議な空間です。
ある意味無駄なスペースでもあり、
従来のベランダ素材比べ手入れも必要で「めんどくさい」ものだと思う。
なのになぜ?ウッドデッキが求められるのだろうか?
元気で時間的に自由が行き来ができる人よりも、
もしかすると・・・・・病気などで制約がある人の方が木もちe‐デッキの価値が実感できるかもしれない。



最近、介護施設からもウッドデッキの問い合わせが多く、
これを機会に半屋外の楽しみ方を、もう一度見つめなおしてみようと思っています。
[実験台の家]を手掛けた 丸京建設の親方は
「そりゃ、段々とずベッドにいる時間の方が長くなるんやで。日向ぼっこでも楽しく感じるんもんや。お年寄にしたら最高やろう。」
というつぶやいた言葉がずっと心に残っています。
誰もが通るかもしれない「老い」や「病気」を
デザインという力を通すと、どう変わっていくのか実践したいと思います。



「介護生活を楽しむ!木もちe-デッキプロジェクト」という言葉を聞き
・・・馬鹿じゃないの???と思わっている人が大半だと思います。
しかし、超高齢社会に入り、出産も高齢化し、更に少子化ならば
こういう発想も必要な時代になってくる!?
そんな気がします。

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