蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

長期出張からようやく帰りました。

2017年07月20日 10時21分42秒 | 耕太郎の出張報告
7月8日からの長期出張。
クタクタになって帰りました。


テレビショッピングの打ち合わせ、不燃木材の開発会議、
早稲田大学バンザイ同盟の送別会などをやって、13日に帰宅予定でしたが、
14日の午後に広島に来れないかという電話が入り、
急遽予定を変更して長期出張になったのです。


というのも、2か月ほど前に、
積水ハウス様から突然「木もちe-デッキ」の見積り依頼がきたのが始まりです。


広島県が行っている廃校リノベーション
という事業があります。
三原市の和木小学校、庄原市の小鳥原小学校、江田島市の沖保育園の3つの廃校を
リノベーションして、地域の交流拠点にしようという事業です。


建築家で東京大学教授の隈研吾先生が監修していて、
東京大学の隈先生の研究室が中心となって計画を進めていました。
ウッドデッキは国産材で行こうという隈先生のご意向があり、
生徒たちが色々と国産ウッドデッキ材を調べ、
弊社「木もちe-デッキ」が使われることになったそうです。


そこで、6月に隈先生の教室を訪ね、平野助教授とお打合せをして、
第一棟目は現場に立ち会いますという話をしておりました。
その現場立ち合いが急遽14日になったのです。


三原市の和木小学校に行くと、デッキ工事が始まっておりました。




こういう丸いウッドデッキが大小いくつも重なるようなウッドデッキになります。


お打合せの際に提案した通り、大引き上に基礎パッキンをはさんで工事をしていただきました。




こういった細い材やオーバーハングが出てくるので、
その対処法を提案して、その方法で工事をしていただくことになりました。






左から、大学院生、私、平野助教授、工務店さん、積水ハウスの御担当者、




せっかく隈先生のところとつながったわけだから、一番最初に書いた「不燃木材」を何としても作り上げ、
東京オリンピックの競技場に採用してもらえるようにしたい。


ホウ酸の結晶が出てこなくて、接着できて、構造材も作れる不燃材を目指しています。




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