蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

できちゃったかも!

2011年04月19日 16時34分08秒 | 小川耕太郎
子供の話ではありません。


もう7年以上前になると思いますが、
蜜ロウワックスのエマルジョンタイプを作りたいと思い始め
一人事務所の台所にこもって試作を繰り返しておりました。
何の化学的知識もないくせに、界面活性剤などを使わずに乳化させようとしていたのです。


できるはずがありません。


でも、何か思いつくことがあると台所にこもっていました。


「蜜ロウピカルン」などという名前も考えました。
蜜ロウワックス仕上げ無垢板だけでなく、化学塗装された一般的なフローリングにも使える
クリーナー兼用ワックス。


水で溶いて使えるワックス。
しかも、成分は蜜ロウとエゴマ油と水だけ。


「そんなもの出来るはずがないでしょ。」と何度も言われました。
「何か界面活性剤を入れなさいよ。すぐに出来ちゃうよ。」とも・・・。


その度に、「そんな物を入れるんだったら作らない。」と答えていました。


高校生の頃、数学の問題を解くときに、与えられた条件の一つがなぜか気に入らなくて
その条件を使わずに解を得ようとしていました。
友人と先生が、「条件を使わないと解は得られない。」と言いましたが、
「気に入らないから使わない。」と答えて
二人をあきれさせたことがあります。


数学の先生は、そういう考えをする人間がいることにビックリしていました。


さて、その「蜜ロウピカルン(仮称)」ですが、
できちゃったかもしれません。
いや、できてると思います。


そう、天才なのです私。


思いこんだものを曲げない天才。


いろいろな人に会い、
その人に関係のないような話でも
出来る限りの話をする天才。


そのうちに解を見つけられる人を偶然に見つけだし、
その人に解を出してもらう天才。


そして、いつの間にか思いこんだものを実現させちゃう天才。


そう、私のところには必ず神様が降りてきてくれるのです。


来年までには「蜜ロウピカルン」を商品化します。