蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

木もちeー外壁は一人で水平がとれ、張れる!~工事現場から~

2009年11月13日 15時37分33秒 | 木もちeー外壁
木の外壁が普及するには、どうしたら良いのか?
まずは
①施工時間の短縮
②雨じまいの良さ
を考え抜き、商品化したのが「木もちeー外壁」

▲一番下の板だけ水平をとれば、上からストンと落としこめます。







▲下の板の実の部分にしっかり入れている写真です。

   ↓


▲釘止めをしています。木もちeー外壁は隠し釘の溝が加工していますので
 外壁をうった釘がみえません。



▲製材所と小川耕太郎が考え抜いて、形状を工夫しました。




▲横からみるとこんな感じになります。
 実際使ってもらった大工さんにも好評でした。


今、外壁のカタログ製作の為に、資料収集しているのですが、
海外の商品と比べると、日本の木造住宅の製材加工技術が細やか!
多分、日本は湿度が高い国だから
少しでも木材を長持ちするために
木材の加工技術が発展したのではないかと思います。



昔から伝わる加工形状が多いですが
まだまだ製材は、未開発な分野だと思われます。
今こそ!製材所の腕とその技術をPRを徹底し普及させる時!



▲木もちeー外壁を張る前

▲木もちeー外壁を張った後

落ち着いた外装が魅力。




木もちeー外壁
必ず今の需要にあった商品になります!
この商品を手にしたとき
本当に感動し、血が騒ぎました。


今週末、主人とスタッフの藤井と製材所のN君が
岡崎市へ展示会にいきました!
お陰様で木もちeー外壁が大好評だったとか
お客様のお話では
「アンティーク感覚が好まれる時代だから、こういうニュアンスの
建材はいいよね」と教えていただきました。


話は変わりますが、
木もちeー外壁第一弾の物件は
2世帯住宅のお客様でした。
内装は、それぞれの世代で選択できますが
年齢を問わず好まれるのは外観は
やはり木。



木もちeー外壁に興味のある方はお気軽にご相談くださいませ。


小川百合子



建具屋さんを訪ねました。

2009年11月13日 11時44分33秒 | 一枚板
ひょんなことから、古い家を譲り受け
今、リフォーム中。何回も増築をしている家を元に
リフォームしますから、どうしても建具などが規格サイズにあいません。
そこで、尾鷲にある建具屋さんに建具を発注することになりました。


▲尾鷲市にある建具屋さんの作業場。熊野古道がすぐそこ!馬越にあります。

残念ながら、丁度職人さんがでているときに、お邪魔したので
留守でした。今回は作業場から製材した材をお伝えします。


小川社が扱う、一枚板をリビング、食卓、キッチン、トイレ、洗面などを
仕切る建具にはタモ材をつかうことにしました。
タモ材は木目が緻密で面白い木目がでます。
家具なのでもよく使われています。

▲リビングと食卓を区切る建具の材料。タモ材


▲タモ材
小川社で扱うタモ材リストはこちらをご覧下さいね。



続いて、杉の浮造り板は、
2階の仕事部屋、子ども部屋、寝室の建具に使う予定。浮造りとは?
杉の年輪の凹凸を際出せる加工です。
杉の素材感がよくでる加工技術です。
天井板や腰板などに浮造り加工を使用する家もあります。



▲2階の仕事部屋、寝室、子ども部屋を仕切る建具の材料 杉の浮造り板


▲杉の浮造り板のブロック
今回、家で使用する 杉の浮造り板はこの位使います。


将来的に主人の両親とも同居できるよう
建具で空間を区切れるように、リフォームしています。
例えば、最近はリビングの延長に和室がある家が多いですが
そこには、板戸で建具をつくっておくと
明かりや多少音が遮断されますので、板戸で閉める寝室にもなります。


最近は、マンションなどの内装リフォームで
無垢材の建具をつける人が多いそうです。


素材を選ばれる際には
是非!小川社の一枚板ショップをご覧下さい。ホームページで紹介されていただいているのは
ほんの一部です。現在のところ、木材で相談に応じられるのは
小川耕太郎しかおりませんが、お気軽にご相談くださいね。