蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

山武杉丸太

2009年02月03日 12時50分23秒 | 一枚板

今日は、山武杉丸太のご紹介です。
また、「製材機も無いのに丸太を買って。」と怒られそうですが、
21日、22日に尾鷲ヒノキ内装材加工協同組合で行われる
展示会用に買ってきました。


長さ3,900、末口50cmあります。
すでに真ん中で真っ二つに割ってあります。
二つに割った状態で買いました。


なぜ真っ二つに割っているかというと
節の具合が分かるからです。
芯からどこまで節があるかを見て、
どのように製材すれば節のない割角が取れるか分かるのです。


展示会で売れなかったら、知り合いの製材所に持って行って、
挽いてもらうつもりです。
「欲しいという物好きな人が絶対おるで。面白いやん。」
と内装材(協)の組合長が言ってましたので、
挽いてもらうことは無いと思いますが・・・。


奥に見えるのは、右から
4m~5mの吉野ヒノキ 4寸角 2~4方役物。
4m、巾30cm上の4.5cm厚ヒノキ 無節上小。
吉野ヒノキ 3m、5寸×尺2の差し鴨居、3方無節。
ブビンガ 3.4m巾1mの板。
ヒノキフリー盤です。


結構、材が揃ってきたので、新しい「山SUN通信」「ホームページ」では
いろいろご紹介できると思います。


何か、木材コレクターみたいですが、決して、お遊びではありません。
こだわりの材だけを取り扱う「材木屋」の仕事を始めるつもりです。


どこにでもあるような材には興味が無い、というだけなのです。
(どこにでもあるということは、それが一番売れるということで、
 無いと商売にならないという事になるのですが・・・。)
そんなの知ったこっちゃない。
自分が良いと思ったものだけ取り扱います。


展示会の前準備に行って、ついでに写真を撮ってきたので
紹介してみました。