蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

一本の丸太から、何枚の建具がとれるのだろうか。--後偏--

2010年04月16日 14時40分28秒 | 一枚板

一本の丸太→どのように製材したか→製材した材は何に使われたのか

こんな専門的な話?と思う方もいらっしゃるかも知れませんが
日常でいうと一本の大根を想像してみてください。
葉は漬物、青首は大根おろし、中央はふろふき大根、
下の細い部分は味噌汁の具、皮はキンピラ。など
一本の大根を適材適所に使い、料理をすると美味しいし、経済的です。



木も同じようなことがいえます。



▲山武杉(市場で購入したとき、1/2にきっていました) 木材市場で80,000円/1本で仕入れました。



今回の古民家改修では、この山武杉を建具に使うことにしました。
この丸太を知り合いの製材で下の写真のように荒挽きしてもらい、
倉庫で乾燥させていました。




▲図①と②の柱 2本
(4m×18cm×18cm角(芯去り))×2本




この形状が4本



この4本の材を更に丸京建設様
製材所で上の絵のように製材してもらいました。出来た柾目板が下の写真。

一般に、なぜ柾目を建具につかうのか?というと
柾目は木の収縮が少なくないので狂いが少なく、隙間が空いたりしないからです。



きれいでしょ。山武杉に心底惚れてしまいました。
いつの日か絶対、原木市場で最高の丸太を仕入れてやる。




▲2階寝室。布団収納の折り戸2枚組




▲仕事部屋の書類収納ドア 1枚



▲屋根裏収納部屋 ドア1枚



▲トイレ引き戸1枚   脱衣所及び洗面所の引き戸1枚



▲子ども部屋 押入れ2枚


▲仕事部屋に入る引き戸 1枚


▲ウォークインクローゼットに入る引き戸 2枚


▲子ども部屋へ入るドア×1枚   寝室に入るドア×1枚


▲食堂の出窓下 収納引き戸×4枚
                     以上です。



柱2本は今回の家では使いませんでした。



製材の費用は建築費とゴッチャになってしまいはっきりとは分かりませんが、
数万円程度でしょう。おそらく残った柱などで製材代は賄えると思います。



ですから、長さ4mの柾目板約30枚で原価80,000円程度につきました。
あくまでも原価なので販売するとなるともっとしてしまいますが・・・。



いかがですか?
こういう柾板を特注すると結構高くつくので、
良い丸太さえ見極められればありでしょう。



最近は、ここまでこだわる人は少なくなっているけれど、
凄く楽しいですよ。多少リスクはありますけどね!










小川耕太郎 厳選。一枚板でつくる建具~中篇~

2010年04月15日 11時12分17秒 | 一枚板


昨日のブログでは、一階部分の建具をご紹介しました。
今日は、2階の建具。
2階は天井を抜き、天井高がとれたので、ちょっとスッキリした印象の材を使いました。
床が全て杉赤身無節上小節なので、建具も杉赤身で統一しました。



材は山武杉。
丸太で一本購入し、
丸京建設の製材所で製材。



板の部分は建具に、柱の部分は床柱に使いました。
一本の丸太を製材すると、どんなものがどのくらいとれるか!
というお話は、次回のブログでお話します。



2階は、仕事部屋 子ども部屋 寝室 ウォークインクローゼット。
4つの空間に分かれています。



1階と部屋の用途が異なるため、すべて壁で仕切られています。
2階は天井を抜き、梁を見せるようにしました。
空間をスッキリ魅せたかったので建具もシンプルな形にしました。



▲2階入り口
●木材:山武杉 ●原板価格 10,000円/1枚
2階ホールが妻の仕事部屋(8畳)になっていて
階段とそ間にこの建具が入っています。



入るとすぐに仕事部屋。

▲仕事部屋から洗濯ものが取り込め、
 写真右、半分がガラスになった建具を開けると家族のウォークインクローゼット。


▲ウォークインクローゼットの建具
●木材:山武杉  ●原板価格:10,000円/1枚



会社へ行くときは、ここを開けっぱなしにして湿気がこもらないようにします。
この形状の建具は、1階にも随所につかっています。違うのは下半分の材。
1階は秋田杉のうづくり。2階は山武杉



同じ国産の杉でも、
産地や加工の違いによって表情が変わります。



▲仕事部屋から入る子ども部屋(左)、寝室(右)のドア。
非常にシンプルな形。木目もスッキリみえます。
●木材:山武杉  ●原板価格:15,000円/1枚



▲子ども部屋_押入れ建具
●木材:山武杉 ●原板価格:15,000円/1枚



いかがですか?
建具の素材も部屋の空間に併せてコーディネートすると面白いですよ。



原板価格は、かなり工夫をし、安くご提供しています。
既製品の建具とは表情が違いますよ!



小川耕太郎がお客さまの趣向と予算に応じ
アドバイスをして販売しています。
一枚板ネットショップでは、
一部の商品が掲載しています。



予約さえいただければ、
一緒に倉庫へいき板をご覧いただけます。



建具屋さんの製作費用は、
職人さんによって違いはありますが
決して高くはありません。



出来るだけ同じパターンで発注し、
ポイントで違う建具にするとかなり安く出来ます。



最初は、勇気がいりますが
町の職人さんとお付き合いすると
意外な価格でオリジナルの建具ができ、面白いですよ。



只今準備中ですが、
予約していただければ
家を公開し、地域の職人さんとの中継点になっていきたいと考えています。



国産の木
ニッポンの職人さんも
活かす場でありたいと思います。










小川耕太郎が厳選した板を持ち、建具屋さんに製作依頼。~前半~

2010年04月14日 14時21分20秒 | 一枚板


自邸のリフォームは「実験台の家」と称し
ほとんどの工程を職人さんに製作してもらいました。



例えば、その中のひとつ「建具」は、
地元の建具屋さんに手元にあった木材を渡し、
こういう形に仕上げてくださいと指定して製作してもらいました。

▲三重県尾鷲市馬越 高浜建具屋



正直に言うと、材と形は指定したけれど、
どんなイメージになるのかは自分でも分からなかった。



ただ、1階は和の材(秋田杉うづくり板)を使い、
和にも洋にも見えるようにしたかったので
建具桟を全てタモ材に統一することにした。



▲玄関をあがったスペースに収納建具 ●板:杉のうずくり 
●原板価格10,000円/建具1枚


▲一階の建具に使われた、杉のうずくり板。パレット全部で60,000円



玄関+靴箱+玄関から食堂へ入る引き違い建具→ドア作家の「幾何学堂」小坂さんが製作。
彼の作品は、とても重厚ですがそれに調和するように、
高浜さんの製作した収納建具ができました。


▲玄関から収納建具までの空間




▲玄関と食堂をしきる建具  ●板:チーク+タモ  
●原板価格 15,000円/建具1枚
この建具のチーク材は象嵌細工に使われる材で、1500枚を安く仕入れた。



▲食堂の収納建具 ●板:山武杉 ●原板価格 7,000円/建具1枚




▲食堂全体




▲玄関ホールからリビングに入る建具(幾何楽堂、小坂さん制作)と
 食堂とリビングの間を仕切る建具



明かりとりの為、半分ガラスを使用。
フローリングが多いので角を丸く加工し、洋風にも合うようにしてもらいました。
下半分は秋田杉のうずくり。



この建具は我が家の基本パターンです。シンプルな形なので制作費もリーズナブル。
この形は全部で9枚つくりました。●原板価格 5,000円/建具1枚(ガラスを除く)



▲リビングと和室を仕切る建具


▲閉めるとこんな感じになります。●板:秋田杉のうずくり タモ(格子)
●原板価格 12,500円/建具1枚



建具の材は私の厳選材。おおまかな形状は百合子が建具屋さんと打ち合わせをして決めました。
打ち合わせのときに、参考にした雑誌は「東京人」「チルチンびと」です。




以前、雑誌で「新居に購入するソファーの予算30万が一番人気。」という記事がありました。
我が家は今は家具はいらない。その予算で建具を手作りでつくってもらいました。
家具に比べると、建具はかなり安くすみます。
(もちろんデザインによって費用は異なります)



空間の印象がガラっとかわり、建具を閉めると
エネルギーコストも抑えられますので
結構、実用的です。



家をリフォームして思ったのですが
インテリア感覚で、
好きな板をもって地域の職人さんに
好きな建具をつくってもらう!くらいの
気軽な窓口があってもいいのではと思います。
町の職人さんの技術を、家の一部でも生かしたい。



そこで小川邸では、前もってお電話をいただいた方に限り
家を見学することを考えています。
只今準備中です。


小川耕太郎厳選、一枚板でつくる家具と棚。

2010年04月12日 16時04分10秒 | 一枚板
自宅をリフォームしてから
一枚板の問合せが多くなりました。
一枚板は樹種によっても表情が異なりますが
厚みによって、かなり空間の印象が変わります。




今日は、一枚板の施工例の一部をご紹介させていただきます。
ここのお宅は、さりげなく一枚板を使われ
空間に重厚間を与えています。
建具屋さんに製作を依頼されました。
全体的に開放感のあるステキなお宅です。
部分的に使われた、一枚板の使い方がとても現代的。
なんというのか、重厚間と開放感とのバランスが素晴らしい。

▲飾り板 木曽ヒノキ材 長1000×中径180×厚45
和室の中にさりげなく、飾り板をつけていらっしゃいます。板に厚みがあるので
重厚間を与えます。



▲飾り棚 ケヤキ材 長1000×中径250×厚30
玄関を入るとこの飾り棚が見えます。飾り棚のサイズも控えめで
かえってお洒落な印象を与えてくれます。
このくらいのサイズの棚でしたら、
一輪挿しも映え
飾りつけも楽しめるのではないでしょうか。




▲一段高さをあげて、リビングの一角にある書斎コーナー。ヒノキ材 
 床下収納の板と階段板を一緒の材でコーディネートしています。


▲厚120mmのカウンター  杉材
このくらいの厚みがあると、とても重厚な印象を与えてくれます。



▲キッチンと食卓のコーナーを使った電話台カウンター。木材の流線を上手に生かしています。下の棚との間にちょっとしたものが置け、便利です。



▲横からみたところ  壁にはコルクが貼られ、ボードとしても使えます。
生活動線の細かい部分を考え、とても使いやすそうです。



リフォーム裏話。

2010年04月01日 12時27分13秒 | 一枚板
1月初め、ようやく自宅の改装が終わり、
カタログ作成のための写真撮影が迫っていた。



リビングに家具やカーテンを用意しておいて欲しいと
デザイン事務所から言われていたので、
名古屋で高校の同窓会に出席した次の日の1月4日、
名古屋の大塚家具で色々物色していた。



家具は「スパニッシュチェア」を置こうと思っていたが、
高すぎて妻からの許可が出ず断念。



カーテンは麻100%のものをカタログで探し出し、
即決で注文。通常より20cmほど長いクラシックタイプで、
カーテンレールにもこだわり、木を墨で黒くしたものに決めた。





寝室は木製ブラインドにしようと思い、
各社の木製ブラインドを色々と見てみたが、
ピカピカの化学塗装のものしかない。



「こんなのは使えない。自然塗装のものは無いの?」と聞くが、見つからない。
結局、その日は麻のカーテンを注文しただけで終わってしまった。

 

家具はどう考えても間に合わない。
そこで、山SUN通信で「超掘り出し物10万円」のトチの盤を使い、
大工さんに削ってもらい、座卓にした。
(良い盤なのに何のお問い合わせもないので、自分で使ってしまえとなったのだ。)


▼栃の板をリビングに置くとこんな感じになります。

そのほかに長さ2mで巾30cmくらいのケヤキの板4枚で
これもバラバラで持ち運べるテーブル材にした。
(この原板は1枚10,000円程度のもの)


▼座ってみるとこんな感じ。今回はケヤキ4枚ですが、角材に置いただけのテーブルなので
 一枚だけカウンターとしてつかい、3枚は座卓として使うなど臨機応変に使えるのが魅力 的です。



▼小割り板を6枚使って、お膳も作った。
(この原板は販売価格で1枚1,000円~3,000円)

 施工を依頼した丸京建設様に、実験的に製作して頂きました。ある程度の価格で仕上げるようにプレカット工場の加工機械などを用いて造っています。
バイヤー小川耕太郎。一枚板ショップ

このようにして、撮影に何とか間に合ったのだった。
結果的に、一枚板の利用例もできてよかったし、
何より「汚らしい?一枚板」を買ってくることに反対していた妻が
「削るとこんなに良くなるの。」と理解してくれたので、
今後、仕入れをしやすくなるかもしれないと喜んでいる。



木製ブラインドの話はまた今度。

イヤー困った。

2010年02月18日 16時10分37秒 | 一枚板
昨日、取引先の木材市場から電話があった。
「例の件ですが、3月6日のセリ市にかかります。」



「えっ?3月6日。」



例の件とは、
四国の有名な神社仏閣専門の材木屋さんが廃業?され、
そこの在庫していた材が売りに出されるという話のことだ。



1年以上前から話だけはあったが、
いつ販売するのかが決まらず、担当者に
「決まったら必ず電話してくれ。」と頼んであったのだ。



何せ、今ではほとんど取れないような材がワンサカ出るという。
私もセリに参加して、これぞという材を購入しようと思っていた。



それが、3月6日だという。



ダメでしょう3月は。



自宅権ショールームの改築、新しいカタログ作成、
お施主様に説明するためのファイルの作成、建築建材展への出展で
お金が無~い。



「お金が無いよ。」といっても、空から降ってくるわけが無い。



困った。



こんな機会はもう無い。



「もう一度こんな機会を。」と言っても、もうこない。



イヤー、本当に困った。



「近々、神社の建て替えがあるので、俺がお金を払うから買っといてくれ。」
という方はいませんかね?





建具屋さんを訪ねました。

2009年11月13日 11時44分33秒 | 一枚板
ひょんなことから、古い家を譲り受け
今、リフォーム中。何回も増築をしている家を元に
リフォームしますから、どうしても建具などが規格サイズにあいません。
そこで、尾鷲にある建具屋さんに建具を発注することになりました。


▲尾鷲市にある建具屋さんの作業場。熊野古道がすぐそこ!馬越にあります。

残念ながら、丁度職人さんがでているときに、お邪魔したので
留守でした。今回は作業場から製材した材をお伝えします。


小川社が扱う、一枚板をリビング、食卓、キッチン、トイレ、洗面などを
仕切る建具にはタモ材をつかうことにしました。
タモ材は木目が緻密で面白い木目がでます。
家具なのでもよく使われています。

▲リビングと食卓を区切る建具の材料。タモ材


▲タモ材
小川社で扱うタモ材リストはこちらをご覧下さいね。



続いて、杉の浮造り板は、
2階の仕事部屋、子ども部屋、寝室の建具に使う予定。浮造りとは?
杉の年輪の凹凸を際出せる加工です。
杉の素材感がよくでる加工技術です。
天井板や腰板などに浮造り加工を使用する家もあります。



▲2階の仕事部屋、寝室、子ども部屋を仕切る建具の材料 杉の浮造り板


▲杉の浮造り板のブロック
今回、家で使用する 杉の浮造り板はこの位使います。


将来的に主人の両親とも同居できるよう
建具で空間を区切れるように、リフォームしています。
例えば、最近はリビングの延長に和室がある家が多いですが
そこには、板戸で建具をつくっておくと
明かりや多少音が遮断されますので、板戸で閉める寝室にもなります。


最近は、マンションなどの内装リフォームで
無垢材の建具をつける人が多いそうです。


素材を選ばれる際には
是非!小川社の一枚板ショップをご覧下さい。ホームページで紹介されていただいているのは
ほんの一部です。現在のところ、木材で相談に応じられるのは
小川耕太郎しかおりませんが、お気軽にご相談くださいね。

山武杉を製材して、建具をつくってもらいます。

2009年11月12日 13時48分01秒 | 一枚板

▲山武杉(産地:千葉県)を半割りにしたもの

今年2月に主人が木材市場で山武杉を半割りにしたものを購入してきました。
山武杉は、なぜか節が少ない材で
油気が強く、色目は年数が経つにつれて飴色に輝く
色気のある材です。木材が好きな人でしたら惹かれてしまう
魔物?のような木材だそうです。
建築材料にしようする時の強度の指針となる
ヤング率も非常に高く(品種だけでなく樹齢によっても差があります。)
雨に強い材のようです。



「雨が殴ってきた」という表現がある
ここ尾鷲では、年間雨量が日本一、二を争うほど。
台風も年中上陸する地域なので暴風、暴雨対策に
雨戸は必需品です。


主人はこの「山武杉を雨戸に使う」というのです。
百「どうして高級といわれる杉を雨戸に使うの?」

耕「建具屋さんがこの杉の柾目で雨戸つくったら美しいだろうなぁーといったもんで」

百「へぇ?それだけで」
私にとっては、雨戸は暴風暴雨対策の道具にしか思えませんが

耕「尾鷲の希望通りの商店街ある旅館は柾目の雨戸だろ」

スタッフの藤井も話しに加わり
藤井「昔は雨戸でもツイードのヘンリーボーンみたいに板を張って
細工している家あるじゃん。」


▲ヘンリーボーンという生地


▲左:柾目の雨戸 右:ヘンリーボーン風に張った雨戸(このイラストでは安っぽくみえてしまい(笑)ますが、本物は美しいです。今度、尾鷲の町へでて雨戸の細工写真を撮ってきます。)

百「そういえば、建具屋さんの家の雨戸はそんな模様だった。なんのためにそうするの」

藤井「ようは見栄よ」

百「見栄でそこまで!するの」

耕「いや、木目を知っているひとが細工として遊ぶ世界だから
いまでいうデザインみたいなもんだよ」

といわれ多少納得した。まぁー確かに和菓子の世界も独自な細工で
季節遊びを楽しみます。ファッションの世界も
常に色々な生地が生まれています。そのようなものかと私の中では
納得というより理解はしました。


▲この山武杉の中央①②は柱2本は売り物としてとっておきこんな感じで製材。
心の部分は節があるかもしれないのではずして柱をとる。


▲製材後


×2本
▲柱×2本

×4本
▲この形状は4本 ここから柾目の板がたくさんとれます。



工事を依頼している丸京建設さんは製材もやっているので
山武杉を製材した板を写真にとらせて欲しい!とお願いしました。
お忙しい中、快く引き受けてくださり、製材後の板を写真撮りをしやすいよう
山武杉の柾目板を並べてくれました。

▲上の4本から板を挽いた山武杉柾目の板

丸京建築「美しいでしょ。」

木材おんちの私でさえ、この並んだ材をみてなぜか興奮しました。
この材のもつ気迫というのか美しさというのかビックリしました。





▲柾目板のUP

最近は、木材にはこだわないナチュラル志向の家か
モダン風住宅が人気がありますので
木材にこだわらない方は少数派です。



しかし、私の知人で
木材の魅力にはまり自分でDIYをして
家の改装を楽しまれている方もいます。
30代前半の夫婦です。
少しづつ自分達で無垢材を使い家を改装しています。


▲中古住宅を購入し、トイレの床をカリンに張り替えた。


▲トイレの洗面に使用している檜板を小川社から4,7000万で購入。他にカウンターテーブル、式台も同じ板からつくってます。


▲ケヤキの板を小川社から¥3500で購入し、自分達で看板を製作(お仕事は整体師です。)詳しくは自分でつくる一枚板をみてくだいね。


そういえば、この前面白い記事を読みました。
「今の30代は中古住宅を購入し、自分達で改修し
こだわった部分にはお金も時間も費やす。新ロハス層が増えている。
消費のスタイルが全く変化した世代。」
まさにこのご夫婦がそうです!
それに民主党政権は
中古住宅の修復に補助金がおりるような制度を考案中だとか



家のどこにお金をかけるかによって
印象が変わります。
木材の楽しみ方が、もっと気軽に楽しめれば
面白い世界が切り開かれるように
小川社でもトライしてみます。







いかん、一枚板が減ってきた。

2009年09月11日 10時31分55秒 | 一枚板
最近、ちょくちょく一枚板が売れてきたので
「山SUN通信」やHPの一枚板がどれだけ減ったか調べてみた。



さすがに数十万円クラスの板は残っていますが、
数万円から十数万円クラスの板が半分以上なくなっていた。



一部は現在工事中の自宅にも使ってしまった。



いかん。



HPに載せていないが他にも一枚板があるので
早く掲載しないと減る一方ではツマラナイではないか。



とはいえ、しばらくは写真撮りしたりする時間がない。
ゴチャゴチャ積み上げていて、取り出すのも大変だ。



こんな時は、更に買い足して、
届いた時に写真取りしながら整理するのが一番だと思うのだが、
奥様から購入禁止令が出ているのでそうもいかない。



困ったなァ。




木材情報

2009年07月31日 14時24分14秒 | 一枚板
ある材木市場から電話があり、
8月にも神社仏閣専門にやっていた製材所の在庫品
1,000㎥以上が売りに出されるという。
ざっと見積もっても数億円分になるのではないだろうか。


中にはヒノキの幅広盤、芯去りの7寸角四方無節など
そう簡単には見つからない材がたくさんあるという。


えらいこっちゃ。
何とか百合子をだまくらかして買いに行かなくっちゃ。


車の買い替えも検討していたけど
先送りしてでも何とかしたい。
何とかします。


そんな材のセリを見てみたい方、購入されたい方がありましたら
早めに連絡してください。
一緒に見に行きましょう。私を通して買っていただけるようにもします。
ただし、購入後2週間以内に現金振込みです。


場所は茨城県の予定です。
ご連絡お待ちしています。