蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

小川耕太郎の新潟出張 part2

2018年09月25日 12時16分54秒 | ウッドロング・エコ(木材防護保持剤)
14日の午後からは、
十日町市の谷内製材様に伺った。




最近、ウッドロングエコをたくさんご購入いただいていて、
越後杉にウッドロングエコを塗布した外壁材を作られている。
弊社とは違って、荒材の外壁だった。




かなりの量を在庫され、地元の設計士さんが設計する住宅に販売されていた。


工場見学の後、地元の設計事務所ツナグdesing様の
事務所兼展示場の建築現場に連れて行ってもらった。
サンウッド新潟様が建築をされている。





縦格子が素敵な建物で、
内装にもウッドロングエコを塗布した杉板を張っていた。
赤身と白太の微妙な色の違いが、
いい雰囲気を出している。





ウッドロングエコの風合いをとても気に入ってくれて、
これからの住宅設計に組み込んでいただけそうだった。


菅原建築設計事務所の菅原様、桐生様、谷内製材の樋熊様、ツナグdesingの池田様、サンウッド新潟の大浦様に大変歓迎していただいて、楽しい新潟出張でした。

小川耕太郎の新潟出張 part1

2018年09月25日 11時13分22秒 | ウッドロング・エコ(木材防護保持剤)
9月13日から22日まで、
9泊10日の出張に出かけていた。
13日の夜、新潟に入り、14日にまず出かけたのが、
菅原建築設計事務所様。



会社の外壁は、ウッドロングエコを塗布した杉板張り。
築5年とのことでしたが、きれいな色合いになっていた。


菅原社長と設計の桐生さんにお会いして、
いろいろとお話を伺ってきた。
今はかなりの確率でウッドロングエコを塗布した杉板張りの家を設計していただいているみたいだ。


床も無垢材を使われるので、ミストデワックスを使ったメンテの方法をお伝えしたところ、
ご自宅床に水シミができているとのことで、
お試しいただいて、
今後お客様にご紹介いただけることとなりそう。


少し前に大量のウッドロングエコをご購入いただいたので、
どこにお使いになったのか伺うと、
交通会館(ちょっと記憶があいまい)の外壁を杉板張りにしてリノベされたとのこと。
カッコいい外観だったので、完成したら写真をお送りくださいとお願いして帰った。


写真が待ち遠しい。




OZONEの展示会、凄い反響。

2018年09月10日 13時45分21秒 | 小川耕太郎
4月19日から7月31日まで行われた、
OZONEの展示会
「エクステリア大辞典〜住み心地を左右する外まわり〜」
の報告書が届いた。





期間中の来場者数が4,003名。
フリーテイクカタログ
お持ち帰りが多かったカタログ(上位15種)で
弊社カタログが3種ランクイン。

1位、ウッドロングエコカタログ
4位、山SUN通信
8位、木もちeデッキ





凄いね。


大手メーカーが多数出展している中で、
尾鷲の田舎町の会社のカタログが3種もトップ15に入るなんて。
それだけ自然素材に対する関心、好意があるのだと思う。




16日にはOZONE 「子育てふぁ〜む」で、
尾鷲ヒノキを荒仕上げした木製スプーンをサンドペーパーで角を落とし、
蜜ロウワックスで仕上げるワークショップを行います。

午前10時からと午後2時からの2回。
事前に予約が必要です。
私が講師を務めますよ。


小学生くらいのお子さん用のワークショップなので、
お時間のある方は是非お越しください。






尾鷲トレイルとセルフレスキューの活動資金を寄付~小川耕太郎∞百合子社のソーシャルアクション~

2018年08月31日 11時05分27秒 | 小川社のCSR活動
本日、「尾鷲藪漕隊と外遊びぷろじぇくと!」さんに
尾鷲トレイルの整備推進、セルフレスキューの充実のための装備、資材を寄付しました。


10:00から弊社発送作業場(狭くてここしかなかった)に
尾鷲藪漕隊と外遊びぷろじぇくと!の代表メンバー3名に来ていただいて、
簡単な贈呈式を行いました。


この方々は、尾鷲周辺の山道整備、道しるべやロープの設置、
事故が起こった際のセルフレスキュー技術の向上などの活動をされています。


弊社「社会コスト」の寄付先になっていただいて、
今後もその活動に寄付を続けていきます。



















尾鷲トレイルとセルフレスキューへの寄付活動       


小川耕太郎∞百合子社は18期の社会貢献活動として、
尾鷲トレイルの整備推進とセルフレスキューの充実を図るため、
尾鷲藪漕隊と外遊びぷろじぇくとへ資材を寄付します。




毎年売り上げの0.3%を社会コストとして、
植林や地域活動、災害復興へ寄付を行っています。


今期は、尾鷲藪漕隊が進めています「尾鷲トレイル」(注1)の
整備資材と外遊びプロジェクトがガイドの充実を図る目的で行う
セルフレスキュー(注2)のための訓練資材を寄付することになりました。



尾鷲トレイルのコース写真をみて、
まだこんなに素晴らしい景色を見せてくれる
尾鷲があったのかとびっくりしました。
間違いなくこれからの尾鷲の
大切な観光資源となることでしょう。
また、ガイド育成やスキルの向上のため
セルフレスキューを学ぶことで山だけでなく、
災害の多い尾鷲での救助活動にも役立つことと思います。
少しばかりですが、上記の活動を担う
尾鷲藪漕隊と外遊びぷろじぇくとへ資材提供することで
お役に立てればと思います。


【授与式】

場所:尾鷲市賀田町105番地(google地図表記は賀田町472-2)
日時:2018年8月31日 10:00am~11:00am

お問い合わせ先
有限会社小川耕太郎∞百合子社  担当者:藤井大造


このような支援活動ができるのも、
お買い上げ頂いたお客様のお陰です。
皆様には心より感謝を申し上げます。




小川耕太郎∞百合子社ショーシャルアクション(社会貢献活動)

小川耕太郎∞百合子社 ソーシャルコスト還元先リスト表

OZONEプロフェッショナルセミナー 『進化するエクステリア 多様化する外回りのためのプランと製品選び』

2018年08月28日 09時20分48秒 | 耕太郎の出張報告



2018日7月19日開催。OZONEプロフェッショナルセミナー
『進化するエクステリア 多様化する外回りのためのプランと製品選び』







講師:古橋宜昌氏(一般社団法人 日本エクスステリア設計協会会長 

エクスプランニング代表取締役)が

実際の建物とエクステリアのつながりや、

エクステリア計画の手法、

工夫などの事例をもとに解説されました。









小川耕太郎∞百合子社の小川耕太郎は、

パネラーとして参加させて頂きました。

弊社は、薬剤や化学的なものを使わずに、

国産の無垢材をつかった、

ウッドデッキや外壁をどのような形で

ご提案させて頂いているか等を

お話させていただきました。







最近は無垢材を扱ったことがない

施工業者さんも増えてきており、

特にリフォーム工事を専業とされている

業者さんから、無垢外壁の施工方法、

ウッドデッキの作り方などの

問い合わせを受けることが多くなってきました。



▲自社倉庫にて工法別耐久試験を行ったデーターを元に制作したマンガでよむ施工ポイント集
そこで、弊社は資材提供者の立場ではありますが、

各々の施工環境、プランに応じた施工方法や

注意点も一緒にお伝えしていく必要性があると考え、

実際に自宅や倉庫横の空き地に施工し、

適切なアドバイスができるように努めています。




見積もりの際には施工環境、

プランなどをヒアリングし、

適した工法、ご注意点などをお伝えしています。









【自社で行っている実験】


(1) 自宅に木もちe外壁を施工し、外壁を施工する際の注意点、施工手順などの確認





  

2) 自社倉庫に26台の工法別ウッドデッキ耐久試験20140513deck_oshirase.jpg




(3)3方が囲まれ、通風や陽当りが悪く、ウッドデッキの床下が30cm以下しかない古民家にて、鋼製束と板金、パッキンを用いた大引BP工法での耐久試験












また、サスティナブルな木材製品の需要として、

公共施設をはじめ

個人住宅の施工例もご紹介させて頂きました。







戦後、日本の家は石油からつくる新建材がふえ、

また輸入材が増えています。

そのような状況の中、弊社では

持続可能な商品として

国産材製品を選んで頂けるような

行動をしております。






関係者の皆様、セミナーにご参加してくださった皆様、
このような機会を頂きありがとうございました。(小川耕太郎)

不動産業界のe革命で有名なリブランのてまひま不動産にて「蜜ロウワックス製造者直伝!無垢材メンテナンス講座」7/29(日)開催!

2018年07月20日 13時59分54秒 | 蜜ロウ ミストデワックス


蜜ロウワックス製造者直伝!無垢材メンテナンス講座」7/29(日)開催!


㈱リブラン様は、不動産業界で最もはやくからe革命を導入された会社です。






リビングデザインセンターOZONEさんは

20年前から「シックハウス症候群」の情報開示に取り組まれていました。

当時、OZONEさんは、ひと・環境計画の故・高橋 元先生が監修となり

住宅業界のe革命の啓蒙活動をされていました。

日本に「自然塗料」という商品があることが広まったのも

OZONEさんや高橋 元先生の貢献が大きかったと思います。

リブラン様は故高橋元さまのアドバイスをうけ

エコビレッジの先駆者ともいえる会社です





今回は、リブラン様のマンションに住まわれている方を対象の講座ですが

興味のある方も受け付けてくれると思います。





詳細はこちらをご覧ください↓↓↓↓

http://www.livlan.com/nerima/news/workshop/2798/





新宿パークタワー7階にあるCLUB OZONEスクエア『ピックアップギャラリー』にて木もちeデッキ、木もちe外壁展示がはじまります。

2018年07月20日 12時01分01秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
新宿パークタワー7階にあるCLUB OZONEスクエアで
展示していた「木もちeデッキ」、「木もちe外壁」のブースは7月31日に撤去することになります。




そこで、奥にあるピックアップギャラリーを2ブースほど、
今日から約2カ月間、また展示することになりました。


9時前に到着。ブースの組み立て開始。
でも、冷房は9時半からしか入らない。
この時点で大汗、ビショビショ。


インパクトドライバーのビットが壊れるは、ビス山が潰れるは、
カッターで手を切るはで悪戦苦闘。
1時間程度で終わるだろうと思っていた作業が、結局3時間かかった。
やっとのことでブースが完成。
と同時に、加齢臭オヤジの出来上がり。









萬来でざるチャーシューを食べ(半分くらい残した)、
伊勢丹メンズ館1階の香水売り場に行った。
柑橘系かグリーン系のを買おうと思ったけれど、
私の汗と混ざって、堆肥の香りになったらイヤだなと思い、
ミドルエイジスプレー(加齢臭対策スプレー)無香料を買ってきた。
太マジックくらいの大きさで、3,500円もした。
オヤジは辛いね。


ホテルでシャワーを浴びて、少し休んでから、
スプレーして出かけよう。





蜜ロウカラーワックス

2018年07月13日 12時12分36秒 | 蜜ロウワックス(自然塗料)
今日は久々に「蜜ロウカラーワックス」を作りました。
蜜ロウとエゴマ油を湯せんで溶かし、
完全に液体状になったら、
ベンガラを入れて攪拌。
あったはずのホイッパーが無かったので、
割り箸でやりました。
このまま冷やすと均質にならず、
色むらが起こるし、塗りにくい。




10数年前、何とか均質に混ざり、
塗りやすくなるようにしようと
悪戦苦闘していました。
蜜ロウミストデワックスにも使っているアルカリ水で何とかなりそうだと思ってしまった。
なぜそう思ったのか分かりません。
もう狂気の世界。

2種類の原料なら単純だけど、
4種類の原料だとレシピは無限にある。
会社のキッチン(私の実験室)にこもって、
試作すること数百回。
やっとの思いで、作りあげました。




上のレシピができるまでに、数十万円のお金と数ヶ月の時間がかかりました。
意地と執念ですね。変態とも言う。
でも、商品化に至らず、
時々、外壁に使いたいというお客様からのオーダーを受けた時だけ作っています。

今回は、自宅のあるところに使おうと赤(左側)と朱色(右側)の2種類を製造。
木もちe外壁に塗るとこんな感じになります。




なかなかの色合いでしょ。
自宅に塗ったら、写真を撮って紹介します。

木もちeデッキ (大引BP工法)

2018年07月10日 11時49分33秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
今日、2時間ほどかけて「木もちeデッキ(大引BP工法)」で、
手摺、目隠しのあるウッドデッキモデルを作ってきた。


大汗をかいたので、一度家に帰りシャワーを浴びた。
そうしないと、自分でも嫌になるくらい加齢臭イッパイなのだ。


まあ、加齢臭の話は置いといて、
これが作ったウッドデッキモデル。
手前が家側、向こうは道路という設定。




道路側からの視線を遮り、痛風は確保。




家側には庭に降りる階段と縦格子。




畳2畳分、一坪のウッドデッキだけど、
こうやって実際に作ることで、作る手順、注意すること、改良点なども分かるし、
耐久性の確認もできる。


縦格子の組み方をもう一度考えないといけないことが分かったので、
改良しなきゃね。さてと、会社に帰るか。

紀南ツアーデザインセンター

2018年07月09日 10時04分47秒 | 小川耕太郎
7月8日の14:00から、
紀南ツアーデザインセンター
の木製窓、廊下をミストデワックスと蜜ロウワックスで綺麗にするというワークショップがありました。

築130年の古民家


家族3人で出かけ、10数名の参加者と一緒に作業。
窓枠の汚れなど、綺麗に取って帰ってきました。





ミストデワックスを使うと、こんなに泥が出てきます。


この後、蜜ロウワックスを塗布して終了。

終了後、参加者から色々な質問を受けていたところ、
弊社が販売するフローリングや木もちe外壁を作っていただいている
野地木材の奥さんと女性社員の方が参加されていたことがわかりました。


野地社長のご自宅(4年前に新築)の
ヒノキ床(なぜか蜜ロウワックス仕上げではない。
プンプン。)も
赤ワインをこぼして大変なことになっているとのことでした。




何をやっても汚れが取れないので、
業者に頼もうかと思って、
しばらくソファーで隠していたそう。

百合子がお家に伺って、
ミストデワックスで試したところ、
ほぼ綺麗になりました。



そもそも蜜ロウワックス仕上げにしていたら、
赤ワインをこぼしてもこんなにひどくならなかったのに。
他の塗料を試してみたかったのね。

もう一度、床全体をミストデワックスで綺麗にして、
蜜ロウワックスをかければよみがえるでしょう。

野地木材の従業員さんや取引先工務店さんを呼ぶので、
メンテナンスの講習会を開いてほしいと頼まれたそうです。

私なら「もう浮気しないなら行きますよ!」って言っただろうけど、
普通に開きますと答えたんだろうな。
まあ、よしよし。