9月9日は重陽の節句。
中国ではこの日、ぐみの実を袋に入れ丘や山に登ったり、菊の香りを移した 菊酒 を
飲んだりして邪気を払い長命を願う という風習があり、これが日本に伝わり平安時代に
宮中の行事となり、江戸時代には武家の祝日になったそうです。
昔、お茶のお稽古で初めて重陽の節句のことを知ったのですが・・・。
今日、菊酒(きくざけ)を求めて見付の丸中酒店へ聞いてみました。 奥様が
「菊酒は無いけれど、桑酒に菊の葉を浮かべて飲むことをお客様にお勧めしたら
とても喜ばれた」とのこと。 早速買い求め、菊の葉を入れて月を眺めてお祈りをし
桑酒をいただきました。(これでいいのかな?)