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清水冠者義高は歴史に翻弄された若者の一人。 (Unknown)
2017-08-02 18:13:19
源氏の中でも別流の旗頭の嫡男に生まれ、人質生活の挙句、追われて討たれた悲劇の主人公ですが、大姫の生涯をかけての純愛に読者は胸を打たれて、勲功も何もなく一生を終わった若者の名を覚えるのですね。
 
 
 
そうですね (sakura)
2017-08-04 10:24:43
義高は狭山市の入間河原で追手に追いつかれ、僅か12歳で命を落としましたが、
お伽草子「清水冠者物語」では、義高は栃木県の那須野まで逃げています。

このため栃木県には、清水冠者伝説が数多くあり、
益子町では大姫が清水冠者の跡を追って、ここで尼となったと伝えられています。
この町には、大姫が姿をうつした 「鏡ヶ井戸」や大姫が
涙に濡れた顔を洗ったという「涙川」なども残ってますし、
長野県小諸には、鎌倉からこの地まで逃れてきた義高が追手に殺され、
その時の血しぶきで赤くそまったという「山鳥ススキ」の伝説もあります。

影隠地蔵も義高伝説のひとつなのでしょうが、
このように伝説が多いということは、後世の人々が義高や大姫に同情し、
義高の死を惜しんだということでしょうね。

 
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